作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

Haydn Disk of the Month - April 2013

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4月になって年度が変わり、仕事もいろいろ変化がありました。そして昨年の4月父が亡くなったで今月は一周忌。こちらもなんとか無事に行う事ができました。この間実家に引っ越したり、相続の手続きをしたり、ドタバタと過ごしましたが、あれからもう一年かと思うと時の経つ早さが身にしみますね。昨年父の葬儀の時は桜が満開でしたが、今年は桜の花が早く、一周忌のときには桜はとっくに終わっていて、なんとなく季節感もちょっとちがっていました。いろいろ思う事あった一年でしたが、忙しくしていることで気がまぎれたのも正直なところ。そしてブログを書く事で平常な毎日を送る事が出来たのかもしれません。なんとなく義務感もあり、一枚一枚丁寧に聴いてレビューをアップすると、どなたかが拍手をくださったり、いつもコメントを戴く皆さんから励ましやツッコミを戴いたりするという日常の貴重さ。あらためて皆様に感謝です。

Haydn Disk of the Month - April 2013

さて、今月は本当に悩みました。取りあげた多くのアルバムがそれぞれ本当に素晴しい。一枚に絞るべきなんでしょうがが、やはり素晴らしいものは素晴しいということで、2組のアルバムを選出。

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2013/04/20 : ハイドン–協奏曲 : 【新着】マルカンドレ・アムランのピアノ協奏曲集

アムランのハイドンシリーズ第4作のピアノ協奏曲集。アムランの透徹したピアノは予想済みでしたが、伴奏のベルナール・ラバディ指揮のル・ヴィオロン・ドゥ・ロワの恐ろしいばかりのキレにはビックリ。オケもアムランもリズミカルなハイドンのピアノ協奏曲の真髄を表現する新次元の演奏と言っていいでしょう。モーツァルトともベートーヴェンとも異なるハイドンのピアノ協奏曲の魅力を浮き彫りにする秀演です。

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2013/04/11 : ハイドン–ピアノソナタ : ブラッドフォード・トレーシーのフォルテピアノソナタ集

そして今月特集として集中的に聴いたLP。このアルバムの素晴らしさは、奏者でもあり、楽器コレクターであった夭逝のフォルテピアニスト、ブラッドフォード・トレーシーの誠実な音楽が詰まったアルバム。ハイドンの鍵盤音楽とはかくあるべしという説得力に溢れた演奏です。楽器それぞれの音色の魅力を存分に表現したミクロコスモスのようなアルバム。LPとしての音質も最高です。これは家宝です。



今月取りあげた、この2組に負けず劣らず素晴しかったアルバムは以下のとおり。

特に昨日とりあげたセバスチャン・コンベルティのチェロ協奏曲とマックス・ゴーバーマンの交響曲集は最後まで悩みました。前者は古楽器でのチェロ協奏曲としてはファーストチョイスとしていい名演奏。マイナー盤だと思いますが、この素晴らしさは多くの人に知ってほしい素晴しいもの。そして後者はドラティの交響曲以前に交響曲全集の録音を志したものの指揮者の急逝により一部の曲のみで終わってしまった幻の交響曲全集。志しに負けない素晴しい演奏が涙を誘います。本当は4組表彰したかったくらいです。

2013/04/29 : ハイドン–協奏曲 : セバスチャン・コンベルティ/エイジ・オブ・エンライトメント管のチェロ協奏曲集
2013/04/29 : ハイドン–協奏曲 : オーレ・エドワルド・アントンセン/テイト/ECOのトランペット協奏曲
2013/04/19 : ハイドン–交響曲 : 【追悼】コリン・デイヴィスの88番、99番
2013/04/15 : ハイドン–交響曲 : マックス・ゴーバーマン/ウィーン国立歌劇場管弦楽団のマリア・テレジア、56番
2013/04/12 : ハイドン–交響曲 : 【新着】トーマス・ファイ/ハイデルベルク響のラメンタチオーネ他
2013/04/06 : ハイドン–交響曲 : レオポルド・ルートヴィヒ/バイエルン放送響のホルン信号、狩
2013/04/04 : ハイドン–交響曲 : テンシュテット/SWR交響楽団の「時の移ろい」
2013/04/03 : ハイドン–協奏曲 : アンヌ・ケフェレック/アルマン・ジョルダンのピアノ協奏曲(XVIII:11)

ようやく少し落ち着いたので記事を書くピッチも上げなくては。いい音楽を聴く事で、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。ニッチな当ブログの読者の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。



2013年4月のデータ(2013年4月30日)
登録曲数:1,313曲(前月比±0曲)登録演奏数:6,956件(前月比+49演奏)

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