作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

ヒッコクスのネルソンミサ旧盤

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今日は先日入手したCDのなかからヒッコクスのネルソンミサの旧盤を取り上げましょう。
新盤もリリースされていますが、旧盤も現役のようです。

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HMV ONLINEicon / amazon

新盤の方
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新盤の方はシャンドスレーベルから古楽器のコレギウムムジクム90とのミサ曲全集としてまとまってリリースされたもの。旧盤の録音が1984年で新盤のネルソンミサの録音が14年後の1998年ということですが、旧盤がいまだ現役盤ということでわかるとおり、これがすこぶるいい演奏なんです。

ネルソンミサ特有のほの暗いキリエの開始部から力感漲るすばらしいオケと分厚いコーラスの波。ソプラノのバーバラ・ボニーの突き抜ける高音とコーラスのコントラストが見事。いきなり惹き付けられます。力の溜めをよく表現できています。
オケ、コーラス、ソロ、コントロールのすべてが最上のレベルです。これは、カラヤンの天地創造と双璧をなすレベルの出来と断じます。

そして録音も84年としては十分なもの。初期のデジタル録音ですが、柔さもよく出ています。

バーバラ・ボニーオフィシャルサイト

上記サイトにはディスコグラフィとして91枚のアルバムがiTunesのアルバムをジャケット写真で選ぶようなインターフェースで掲載されており、このアルバムも掲載されています。組んだ指揮者はアバド、アーノンクール、シャイーにカルロス・クライバー、チェリビダッケと超一流ですね。

新盤の方は、旧盤のエネルギーにはやはり及びません。古楽器の標準的な演奏というレベルといえばわかりやすいでしょうか。旧盤のほうは文句なく最上級の[+++++]評価としました。
新盤のまとまったレビューはまたあらためて。
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