レイモン・レッパードのハイドン
いつもながら平日はドタバタしてなかなか更新できませんでした。
今週は会社帰りに渋谷のレコファンにおそらく10年ぶりくらいで立ち寄ってみました。
最近、国立や新宿のディスクユニオン、府中のポポロなど、中古屋さんで思わぬ見っけものに立続けに出会い、中古屋さんもなかなかいいものだなと再認識。
今回のめっけもんはレイモン・レッパードのハイドンの交響曲集。

昔懐かしいエラートのBonsai(盆栽)シリーズですが2枚組なのでDuo Bonsaiシリーズです。
単純にコレクションにない盤なので入手した訳ですが、これが味わい深い佳演ですね。
曲目は94番驚愕、98番、101番時計、104番ロンドンの4曲で、録音は1982年から83年にかけて。スタジオ録音です。基本的にはテイトに近い、現代楽器によるオーソドックスな演奏。テンポもフレージングも至って常識的な演奏で、それだけだったら普通の演奏ですが、弦のコントロールが行き届いていていて、ちょっとしたフレーズのメリハリがとても小気味よくまとまってます。どの曲もムラのない仕上がり。特に良かったのは驚愕の2楽章のビックリ以外の部分やアダージョ楽章。
レイモン・レッパードはロンドン生まれのイギリスの鍵盤楽器奏者、指揮者。
Wikipedia:Raymond Leppard
名前はあちこちで見かけるのでよく知られたひとですが、あんまりちゃんと聴いたことがありませんでした。CDもそれなりにリリースされていますので、実力もそこそこ、いわゆる職人タイプの指揮者なんでしょうか。
こうゆう指揮者のさりげない実力溢れた演奏はいいですね。飾らず堅実に音楽を奏でている素朴さがとてもいいです。
学生時代にヨーロッパ旅行に行ったときに、今はニューイヤーコンサートに登場して超メジャーになってしまった、ジョルジュ・プレートルの指揮で、ムジークフェラインのウィーン響でベートーベンの4番、7番を聴いて、当時全く知らなかった職人指揮者プレートルが奏でる豊穣なベートーベンにいたく感動したものでした。ケルンではもう亡くなってしまった、ジョン・プリッチャードの指揮でヴォツェックの暗澹たる迫力を堪能。アルバムが世界に流通するようなメジャーな指揮者の個性的な名演もいいですが、こうゆう職人指揮者の手堅い仕事も実にいいものです。
さてさて、渋谷のレコファンは渋谷のBEAMという超バブルな建物の中にあります。
渋谷BEAM
設計は当時前衛としてならしたワークショップ。データによれば1992年竣工。バブル絶頂期ですね。久々の訪問の印象ですが、宴のあとの空虚感が満ちあふれてました。建築表現としてのコンセプトから、全体像としては廃墟に近い雰囲気がただよってます。今の渋谷のこのあたり(宇田川町周辺)は人通りは多いものの、雑然とした雰囲気が満ちあふれ、街の魅力が落ちてしまっているようです。昔はスペイン坂、パルコ、シネマライズ(北河原温設計)SEEDなど新しい魅力のある施設が点在するラビリンスのような魅力がありましたが、そのような街としての魅力はかなり衰退してしまいました。BEAMもチェーン店がいろいろ入ってますが、ただの雑居ビルというテナント構成で、1階のテナントのシャッターが閉まっていたり、ビラが乱雑に貼られていたり、あか抜けたテナントビルという趣はありません。これも時代の流れでしょうか。
繁華街の街の魅力という意味では日本はもっとも無策で、こういったことも国の国際競争力低下の一断片を象徴しているように感じられます。
レコファンですが、肝心のショップとしてはあまりクラシック目当ての人が多そうでないゆえ、掘り出し物に出会える期待もありますかな。また、たまに寄って見たいとおもいます。
レッパードの交響曲以外にもいくつか仕入れましたので、この週末にリストに登録したいと思います。
今週は会社帰りに渋谷のレコファンにおそらく10年ぶりくらいで立ち寄ってみました。
最近、国立や新宿のディスクユニオン、府中のポポロなど、中古屋さんで思わぬ見っけものに立続けに出会い、中古屋さんもなかなかいいものだなと再認識。
今回のめっけもんはレイモン・レッパードのハイドンの交響曲集。

昔懐かしいエラートのBonsai(盆栽)シリーズですが2枚組なのでDuo Bonsaiシリーズです。
単純にコレクションにない盤なので入手した訳ですが、これが味わい深い佳演ですね。
曲目は94番驚愕、98番、101番時計、104番ロンドンの4曲で、録音は1982年から83年にかけて。スタジオ録音です。基本的にはテイトに近い、現代楽器によるオーソドックスな演奏。テンポもフレージングも至って常識的な演奏で、それだけだったら普通の演奏ですが、弦のコントロールが行き届いていていて、ちょっとしたフレーズのメリハリがとても小気味よくまとまってます。どの曲もムラのない仕上がり。特に良かったのは驚愕の2楽章のビックリ以外の部分やアダージョ楽章。
レイモン・レッパードはロンドン生まれのイギリスの鍵盤楽器奏者、指揮者。
Wikipedia:Raymond Leppard
名前はあちこちで見かけるのでよく知られたひとですが、あんまりちゃんと聴いたことがありませんでした。CDもそれなりにリリースされていますので、実力もそこそこ、いわゆる職人タイプの指揮者なんでしょうか。
こうゆう指揮者のさりげない実力溢れた演奏はいいですね。飾らず堅実に音楽を奏でている素朴さがとてもいいです。
学生時代にヨーロッパ旅行に行ったときに、今はニューイヤーコンサートに登場して超メジャーになってしまった、ジョルジュ・プレートルの指揮で、ムジークフェラインのウィーン響でベートーベンの4番、7番を聴いて、当時全く知らなかった職人指揮者プレートルが奏でる豊穣なベートーベンにいたく感動したものでした。ケルンではもう亡くなってしまった、ジョン・プリッチャードの指揮でヴォツェックの暗澹たる迫力を堪能。アルバムが世界に流通するようなメジャーな指揮者の個性的な名演もいいですが、こうゆう職人指揮者の手堅い仕事も実にいいものです。
さてさて、渋谷のレコファンは渋谷のBEAMという超バブルな建物の中にあります。
渋谷BEAM
設計は当時前衛としてならしたワークショップ。データによれば1992年竣工。バブル絶頂期ですね。久々の訪問の印象ですが、宴のあとの空虚感が満ちあふれてました。建築表現としてのコンセプトから、全体像としては廃墟に近い雰囲気がただよってます。今の渋谷のこのあたり(宇田川町周辺)は人通りは多いものの、雑然とした雰囲気が満ちあふれ、街の魅力が落ちてしまっているようです。昔はスペイン坂、パルコ、シネマライズ(北河原温設計)SEEDなど新しい魅力のある施設が点在するラビリンスのような魅力がありましたが、そのような街としての魅力はかなり衰退してしまいました。BEAMもチェーン店がいろいろ入ってますが、ただの雑居ビルというテナント構成で、1階のテナントのシャッターが閉まっていたり、ビラが乱雑に貼られていたり、あか抜けたテナントビルという趣はありません。これも時代の流れでしょうか。
繁華街の街の魅力という意味では日本はもっとも無策で、こういったことも国の国際競争力低下の一断片を象徴しているように感じられます。
レコファンですが、肝心のショップとしてはあまりクラシック目当ての人が多そうでないゆえ、掘り出し物に出会える期待もありますかな。また、たまに寄って見たいとおもいます。
レッパードの交響曲以外にもいくつか仕入れましたので、この週末にリストに登録したいと思います。
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