作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

Haydn Disk of the Month - November 2012

0
0
あっという間に月末です。今月は実家に引っ越したので前半はほとんどブログの記事を書けず仕舞い、後半になってようやく記事を書き始めましたが荷物整理やらで忙しく、なかなか思ったように音楽を聴ける状態ではありませんでした。それゆえ表彰をスキップしようかと思いましたが、どっこい度肝を抜くような素晴らしいアルバムにも出会ったので、気を取り直して表彰実行です。

Haydn Disk of the Month - November 2012

今月はなんと7組しか取りあげていないのに、3組を表彰します。それほど素晴らしいアルバムが重なったということとご理解ください。

JerusalemQ.jpg
2012/11/26 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : エルサレム四重奏団の「ひばり」、「五度」

まずは、ついこの前の記事で取りあげたエルサレム四重奏団の弦楽四重奏曲集。それほど知られた団体ではないと思いますが、記事に書いたように独自の音楽をしっかりもっているクァルテット。現代楽器による溌剌とした音楽が流れ、特に抑えた部分がぞくっとするような冴えた表現のため、非常に引き締まって聴こえます。ハイドンの弦楽四重奏曲の入門者向けにも好適の一枚。ハイドンの弦楽四重奏曲の素晴らしさが湧き出てくるような演奏で、皆様に激オススメです。

Fey14510.jpg
2012/11/20 : ハイドン–交響曲 : 【新着】トーマス・ファイ/ハイデルベルク交響楽団の交響曲1番他、爆速!

こちらは、もうおなじみのトーマス・ファイのハイドンの交響曲全集の第17巻。ごく初期の交響曲4曲が収められていますが、これまでのシリーズ中最高の出来の一枚と言っていいでしょう。既成概念の破壊とアーティスティックな刺激の坩堝のような演奏。1番冒頭の爆速ぶりにいきなりのけぞります。楽譜を完全にファイ流に再構成してやりたい放題ですが、不思議と説得力があり、この手の演奏のアキレス腱となる独りよがりな印象はありません。収録曲目がマイナーなため手を出さないかたもあろうかと思いますが、これは手を出した方がいいです。これもオススメです。

Pogorelich.jpg
2012/11/11 : ハイドン–ピアノソナタ : 【更新再開】イーヴォ・ポゴレリチのソナタ集

いまさらですが、ボゴレリチの凄さがわかりました。今のポゴレリチがどのように弾くかはわかりませんが、飛ぶ鳥を落とす勢いの頃のポゴレリチのハイドンは、ポゴレリチにしか表現できないハイドンでした。ハイドンのピアノソナタのオススメ盤として多くの人に聴いていただきたいアルバムです。

その他、今月印象に残ったアルバムは下記2組。

2012/11/17 : ハイドン–協奏曲 : アンスネス/ノルウェー室内管のピアノ協奏曲集
2012/11/13 : ハイドン–交響曲 : クルト・ザンデルリンク/ベルリン交響楽団の王妃、86番

どちらも素晴らしい演奏ですが、今月選定した3組と比べると少々差がつくと言ったところでしょう。

さて、引越しも一段落しましたので、12月からは少しレビューのピッチを上げられるよう務めたいと思います。未聴盤ボックスにも多くのハイドンの未聴盤がありますので、少しずつ捌いていければと思ってます。



2012年11月のデータ(2012年11月30日)
登録曲数:1,313曲(前月比±0曲)登録演奏数:6,765件(前月比+16演奏)

にほんブログ村 クラシックブログ クラシックCD鑑賞へ
関連記事

0 Comments

There are no comments yet.