作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

エスプリを感じるのだ!

0
0
またまたピアノソナタですが、今回は「色物」です(笑)

LeGuayNo2.jpg
TOWER RECORDS / HMV ONLINEicon / amazon

もちろんジャケット買いです!
クレール=マリ・ル・ゲという人のピアノソナタ集ですが、モーツァルトとハイドンのソナタなどをちりばめたシリーズで、既に3枚リリースされているものの2枚目にあたるもの。
どうして取り上げたといえば、その企画の面白さからです。
モーツァルトとハイドンそれぞれのハ短調のソナタを「ミラー・ゲーム」と題してそれぞれの作曲家の作品を対比させています。
おそらくそれぞれの作品にお互いに影響を受けたと想像されるだけに、意味ある構成だと思います。

企画の面白さという意味では、ライナーノーツに、写真、デザイン、スタイリスト、ヘアー、メイクアップの担当者名まで記されており、演奏と録音という次元での企画ではなくプロダクツとしてきちんとしたコンセプトを持った企画がされていることも興味をもったポイントの一つです。日本ではどうしても商業的なアイドル路線に偏りがちですが、しっかりアーティスティックな企画に仕上がっているとことは流石です。

録音会場はかのレンゾ・ピアノ設計のポンピドーセンター。演奏は、ジャケットのイメージそのままに、2人の作曲家の作品を彫刻のように対比させた、間の取り方が絶妙な語りかけるような演奏。

ハイドンのコレクションの中では妙に所有欲を満たす洗練したプロダクトです。
既発売の他2枚は手に入れてしまいましたので、今後のシリーズが楽しみです。
関連記事

0 Comments

There are no comments yet.