作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

Haydn Disk of the Month - December 2011

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今日は大晦日。このブログをはじめて2年が経過し、昨日の記事で600記事となりました。最初は細々とやっていましたが、最近は読んでいただける方も増えて、しょっちゅうコメントもいただけるようになりました。ハイドンの録音をレビューするというニッチなブログにも関わらず多くの方に見ていただき感謝に堪えません。

さて、今月の1枚を選ぶ月末恒例Haydn Disk of the Month、今月選んだのは、、、

Haydn Disk of the Month - December 2011

今月は2組。偶然にも両者とも古い演奏です。

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2011/12/11 : ハイドン–声楽曲 : ヘルムート・コッホ/ベルリン放送響のネルソンミサ

コッホの新旧天地創造も素晴らしい名演だったのですが、このネルソンミサも素晴らしいもの。アルバムから漲る度肝を抜くようなエネルギーと、じっくり大河のように進む構成感が最高。合唱指揮者出身者らしい完璧なコーラスのコントロールも聴き所です。ネルソンミサのファーストチョイスとしてもおすすめ盤です。天地創造の新盤は広く知られた名盤だと思いますが、こちらはまだまだ知名度が低いかもしれませんのでこの機会を利用してこの演奏の素晴らしさを皆様に知っていただきたいと思います。

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2011/12/10 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : 【新着】ケッケルト四重奏団の太陽四重奏曲復刻盤

こちらは年配の方にはなじみかもしれませんが、私も知らないクァルテットでした。聴くと絶妙に枯れた演奏。ヒストリカルながら録音も非常によく、タワーレコードによる復刻も素晴らしいものです。この賞はタワーレコードの復刻スタッフにもという意味もあります。当ブログでは現役盤にこだわらず素晴らしい演奏を紹介していますので、今では入手できない名盤も数多く取りあげています。タワーレコードの中の人、ご覧になっていたら他の名盤も是非復刻の検討をお願いします。復刻には版権やらいろいろややこしい事があり、ご苦労だと思いますが、良い演奏は人類の宝です。よろしくお願い致します。

その他、今月評価の良かった演奏です。それぞれの演奏も素晴らしいものばかり。今月も多くの名演奏に触れることができました。

2011/12/30 : ハイドン–交響曲 : 【600記事記念】オイゲン・ヨッフム/ロンドンフィルの「ロンドン」
2011/12/25 : ハイドン–声楽曲 : クレメンス・クラウス/ウィーンフィルの四季
2011/12/19 : ハイドン–交響曲 : ヒュー・ウルフ/セント・ポール室内管の86番
2011/12/18 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : 東京クヮルテットの太陽四重奏曲No.2ライヴ
2011/12/03 : ハイドン–声楽曲 : ベルナール・ラルマン/ジャン=フランソワ・ゴンザレス管弦楽団のハインリッヒ・ミサ

来年も当ブログをよろしくお願いいたします。皆様にとって来年も良い年でありますように。



2011年12月のデータ(2011年12月31日)
登録曲数:1,304曲(前月比±0曲)登録演奏数:6,104件(前月比+46演奏)
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2 Comments

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だまてら

No title

遅レスかつ坊主の年始の日になってしまい失礼しますが、あけましておめでとうございます。ケッケルトのCDは、年末にタワー秋葉原店(ヨドバシアキバ内)で入手してきたところです。LPは実家に置いてあり比較試聴はできませんでしたが、このリマスターと裏面も含めたジャケットの再現ぶりには文句の付けどころがありません。
今年も、Daisyさんのハイドン音盤についての素晴らしいレビューに期待しています。

  • 2012/01/04 (Wed) 19:49
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Daisy

Re: No title

だまてらさん、明けましておめでとうございます。
確かにこのアルバムの復刻度合いはなかなかのものです。DGのトレードマークたる黄色い額縁の中の文字が小さく、おそらくLP用のジャケットをそのままの縮尺で使ったものかと思います。普通CD化にあたってはこの辺をいじってタイトルの文字を見やすくするのでしょうが、その辺はオリジナル重視ということでしょう。先日書店に並んでいた「クラシックジャーナル」という雑誌でレコード店、レコード会社から見た2011年のアルバムのセールスについて触れた面白い企画の号があり、ケッケルトのこのアルバムについて触れられていましたが、これが世に出たきっかけがベートーヴェンの全集を出そうとしていたが版権などの調整がつけられないため、ハイドンをまず出したという風に書かれていました。とすると、しばらくでベートーヴェンの全集も出る可能性があるということですね。こちらも楽しみです。
レビューは欲張らずにのんびりやっていこうと思いますので今後ともよろしくお願いいたします。

  • 2012/01/04 (Wed) 20:13
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