作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

磨き抜かれた逸品、チェリのロンドン

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今日はチェリビダッケのハイドンを。

手元には9枚のアルバムに11曲の演奏があります。

92番「オックスフォード」
Celibidache, Münchner Philharmoniker (28 February 1993/Live) [7'41/11'03/6'43/4'23] EMI CLASICCS 5 56519 2 [++++]

94番「驚愕」
Celibidache, Berliner Philharmoniker (28 September 1946) [8'02/7'03/5'54/3'28] TAHRA TAH 273 [++++]

102番
Celibidache, Stuttgart Symphony Orchestra (26 September 1971) [7'40/6'03/6'20/4'05] rlecchino ARLA92 [++]

103番「太鼓連打」
Celibidache, Stuttgart Symphony Orchestra (26 September 1971) [8'53/10'53/5'14/5'01] rlecchino ARLA92 [+++]
Celibidache, Münchner Philharmoniker (11, 12 November 1993/Live) [10'42/12'05/5'50/5'59] EMI CLASSICS 7243 5 56518 2 2 [+++++]
Celibidache, RSO Stuttgart (????/Live) [8'53/10'49/5'11/4'54] AUDIOR AUD-7013 [+++++]

104番「ロンドン」
Celibidache, Berliner Philharmoniker (20 January 1950) [8'03/9'24/6'13/4'53] recchino ARLA96 [+++]
Celibidache, Berliner Philharmoniker (20 February 1950) [8'04/9'23/6'13/4'38] URANIA URN 22.132 [+++]
Celibidache, Münchner Philharmoniker (14, 16 April 1992/Live) [10'42/12'05/5'50/5'59] EMI CLASSICS 7243 5 56518 2 2 [+++++]
Celibidache, RSO Stuttgart (????/Live) [7'24/8'41/5'39/4'54] AUDIOR AUD-7013 [+++++]

トランペット協奏曲
Komischke(Trumpet), Celibidache, The Munich Philharmonic Orchestra (22 June 1991/Live) [6'09/3'24/4'31] sardana records sacd-126 [++++]

チェリビダッケの演奏に共通するのはぐっとテンポを落としてフレーズをきっちり磨き込んでいくような姿勢。テンポは揺らさず、どのような場面でも破綻することがなく、非常にスタティックな印象です。

あらためて聴き直して、これはと思ったのがロンドン。おすすめは92年度ミュンヘンフィルのEMI盤といいたいところですが、実はシュトゥットガルト放送響との録音年不明の1枚。これは海賊版なんでようか。

CelibidacheAUD.jpg

Wikipedia:チェリビダッケ

ウィキペディアの記事によると、チェリビダッケがシュトゥットガルト放送響を集中的に振っていたのは1971年から10年ほどとこのとで、この録音も同時期の録音ではないかと推定されます。そこで海外のファンサイトで、チェリビダッケとシュトゥットガルト放送響とのコンサート記録を調べてみると、、、

Sergiu Celibidache

23.11.1980 Tübingen
Joseph Haydn: Sinfonie Nr. 104
Anton Bruckner: Sinfonie Nr. 3

ロンドンが演奏されたのはこの1回であることを考えると、この日の録音だったんじゃないでしょうか。

演奏は、チェリの特徴が十分に発揮されたもの。このオケとの長年にわたる信頼関係を裏付けるような、細部まで磨き抜かれたすばらしい出来。弦のフレージングがキレまくってます。フィナーレの盛り上がりも十分。

公式盤であるEMI盤もこれに近いいい出来です。入手できるとしたらこちらでしょうから、見つけられたときは是非。

CelibidacheEMI.jpg
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