作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

私はなぜハイドンにはまったのか?

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禅問答のような、来訪者の素朴な疑問のようなこの質問に当ブログの著者として答えておくべきなんでしょう。質問への正直な答えを、時代をさかのぼりながらたどってみましょう。

親の影響もあり、クラシック音楽への興味は小学生の頃からありました。家には普通の家庭にしては十分立派なオーディオセットと多数のLPがあり、見よう見まねでレコードを聴いたりしていました。

自分自身で一番最初に買ったLPはカラヤンのブルックナー4番の国内盤LPでした。
高校受験の帰りの開放感から、当時の小遣いからすると大枚はたいた感満点の買い物です。針を落とした瞬間の驚きは今でも忘れません。スピーカーの遥か奥からベルリンフィルの透明な弦のさざ波とホルンの旋律がきこえた瞬間、FMでエアチェックしたコンビチュニーの同曲との解釈の違いに腰を抜かしたものでした。
すぐに感化され、当時メジャーだった、カラヤンとかベームとかメータやらのLPを少しずつ買い集めて楽しんでいました。

そんなこんなで少しずつベートーベンやら、マーラーやらいろいろLPを買い集めるなか、大学受験で浪人し、代々木の予備校に1年間通うことになりました。
代々木に毎日通ううち、当時代々木駅のすぐ近くビルの3階にあった、クラシック輸入盤の専門店「ジュピターレコード」を知り、予備校帰りによく寄り道するようになりました。それほど広くない店内でしたが、今まで見たこともない輸入盤の数々に目のくらむ想いでした。ほどなく店内のビクターSX-3から流れるモーツァルトの調べに魅せられるようになり、モーツァルトに感心を持つようになりました。
小さなレコード店の良さで、ジュピターレコードのご主人がお客さんに「これはいい」とか、「これも聴いてみてください」というように気さくに話してくれるので、このお店でいろいろ教えてもらいました。ショルティの魔笛のドイテコムの夜の女王のアリアや、オワゾリールからリリースされ始めたのホグウッドの初期交響曲集の新鮮な響きなど、すばらしい演奏を教えていただきました。店内ではハイドンの曲も時折流れており、奥さんがハイドンはとてもいいと言われていたのが、何かとても気になっていました。

つづく
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