ロス=マルバ/カタルーニャ室内管弦楽団の十字架上のキリストの最後の七つの言葉
今日はシャルランレコードの復刻盤。

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最近、リリースされ始めたシャルラン・レコードの復刻版。今日はその中から管弦楽版のハイドンの「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」。指揮はアントニ・ロス=マルバ(Antoni Ros-Marba)で、オケはカタルーニャ室内管弦楽団。1965年12月、バルセロナのノートルダム教会での録音。
シャルランレコードのLPは自身で聴いたころはありませんが、古くは新堀ギターの創始者、新堀寛己氏が愛好しているとの雑誌のコラムで読んだのが最初に興味を持ったきっかけ。およそ30年前でしょうか。その後シャルランレコードのことを意識することはありませんでしたが、最近シャルランレコードの録音がCDで復刻されると聞いて、遥か昔の記憶が蘇った次第。味わい深いフランスのエスプリを感じる録音なんでしょうか。
指揮者のロス=マルバは1937年、バルセロナの隣町ロスピタレート・デ・リョブレガート(L'Hospitalet de Llobregat)生まれのスペインの指揮者。バルセロナの音楽学校で音楽を学び、指揮はなんとチェリビダッケやジャン・マルティノンに学んだとのこと。1966年にマドリードに創設されたRTVE交響楽団の首席指揮者に1967年にコンペティションに勝って就任とのこと。その後バルセロナのオケやスペイン国立管弦楽団などの指揮者として活躍、近年はスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラのロイヤル・フィルハーモニア・デ・ガリシアの指揮者として活躍している模様。オフィシャルホームページがありますのでリンクを張っておきましょう。
アントニ・ロス=マルバ公式ウェブサイト(英文)
この演奏は1965年12月なので指揮者のロス=マルバが有名になる前の、28歳の時の演奏。この演奏が28歳の演奏であることが、まずは驚き。非常に成熟した響き。
序章の冒頭の音響は教会の内部に広がるゆったりとした、しかも力強いオケの響き。ワンポイントマイクに収録された音響は分厚いオケの厚みと、素晴らしい定位感、そして柔らかさを併せ持った素晴らしい音。この曲がそもそも作曲されたのは演奏されたバルセロナと同じスペインですが、遥か南のアフリカに近いカディスの教会の委嘱によるもの。ゆったりしたテンポでじっくりとしたフレージング。宗教行事のための曲ということと、演奏年代の影響からでしょうか、非常に慈しみ深い、磨き込まれたフレージングが印象的。序章のみならず、全編に共通する特徴。音が直裁に弾かれることはなく、すべて滑らかに面取りされているので、非常に円熟を感じる響き。
2曲目のソナタIから8曲目のソナタVIIまでの演奏は基本的に序章と共通する、じっくりと歩みをすすめるオーケストラを極上の響きでとらえた録音。指揮者の演奏当時の年齢が信じられないほど、落ち着ききったコントロール。この曲が宗教音楽であることを考えるとこの演奏の視点は非常に曲の本質を捉えたものとみなすことができます。どこにも刺々しいところはなく、繰り返しになりますが、じっくり、ゆったりな演奏。トラック8のソナタVIIに至り、希望の一筋の光が教会のステンドグラスから差し込むところを描いたような明るさがじんわりと感じられる暖かい音楽に変わっていきます。
そして終曲の地震。若干高域の音が詰まり気味に聴こえますが、これまでの演奏の総決算のようなオケの盛り上がり。スペインのオケらしく響きに色づけというか香りがあり、高雅な印象。最後はダイナミックな印象を残しますがそのダイナミックさも程よい範囲のものなのがいい感じ。
昔は謎めいていたシャルランレコードの復刻版ですが、しっかりした音響の、非常に良い演奏。この「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」は気に入りました。評価は[+++++]です。この曲のスタンダードな名演として推すべき良い演奏だと思います。
今週は仕事がハードでしたので、ちょっと寝坊してのんびりくつろぎました。朝から日本酒を一杯飲んでいい気分。つまみはじゃこ天。よく働いた自分にご褒美です(笑)

午後はいつも通りスポーツクラブでひと泳ぎ。寒いのに沢山の方が泳ぎにきてます。サウナで汗をながしたので、家でまた一杯。

最初はいつもどおりプレミアムモルツで喉を潤します。今日はオイル・サーディンと椎茸を炙ったものをつまみに。

嫁さんが密かに買ってきた、閉店間際の半値セール品の牛肉。聞いたら高い山形牛でした。半値でも良い値段だけに炙っても美味しかったです。

最後はうちの定番、カブとかぶの葉をオリーブオイルで炒めて、しらす干しで塩味とコクをくわえたパスタ。今日はリングイネで。カブの甘みとしらす干しのコクのバランスがよく、美味しいんですね。鷹の爪でキリッとした感じと、檸檬で爽やかさをプラス。
さきほどまでテレビでトム・クルーズの宇宙戦争を観てました。さきほどブログを仕上げた次第です。さてさて、明日は何を取り上げましょうか、、、

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最近、リリースされ始めたシャルラン・レコードの復刻版。今日はその中から管弦楽版のハイドンの「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」。指揮はアントニ・ロス=マルバ(Antoni Ros-Marba)で、オケはカタルーニャ室内管弦楽団。1965年12月、バルセロナのノートルダム教会での録音。
シャルランレコードのLPは自身で聴いたころはありませんが、古くは新堀ギターの創始者、新堀寛己氏が愛好しているとの雑誌のコラムで読んだのが最初に興味を持ったきっかけ。およそ30年前でしょうか。その後シャルランレコードのことを意識することはありませんでしたが、最近シャルランレコードの録音がCDで復刻されると聞いて、遥か昔の記憶が蘇った次第。味わい深いフランスのエスプリを感じる録音なんでしょうか。
指揮者のロス=マルバは1937年、バルセロナの隣町ロスピタレート・デ・リョブレガート(L'Hospitalet de Llobregat)生まれのスペインの指揮者。バルセロナの音楽学校で音楽を学び、指揮はなんとチェリビダッケやジャン・マルティノンに学んだとのこと。1966年にマドリードに創設されたRTVE交響楽団の首席指揮者に1967年にコンペティションに勝って就任とのこと。その後バルセロナのオケやスペイン国立管弦楽団などの指揮者として活躍、近年はスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラのロイヤル・フィルハーモニア・デ・ガリシアの指揮者として活躍している模様。オフィシャルホームページがありますのでリンクを張っておきましょう。
アントニ・ロス=マルバ公式ウェブサイト(英文)
この演奏は1965年12月なので指揮者のロス=マルバが有名になる前の、28歳の時の演奏。この演奏が28歳の演奏であることが、まずは驚き。非常に成熟した響き。
序章の冒頭の音響は教会の内部に広がるゆったりとした、しかも力強いオケの響き。ワンポイントマイクに収録された音響は分厚いオケの厚みと、素晴らしい定位感、そして柔らかさを併せ持った素晴らしい音。この曲がそもそも作曲されたのは演奏されたバルセロナと同じスペインですが、遥か南のアフリカに近いカディスの教会の委嘱によるもの。ゆったりしたテンポでじっくりとしたフレージング。宗教行事のための曲ということと、演奏年代の影響からでしょうか、非常に慈しみ深い、磨き込まれたフレージングが印象的。序章のみならず、全編に共通する特徴。音が直裁に弾かれることはなく、すべて滑らかに面取りされているので、非常に円熟を感じる響き。
2曲目のソナタIから8曲目のソナタVIIまでの演奏は基本的に序章と共通する、じっくりと歩みをすすめるオーケストラを極上の響きでとらえた録音。指揮者の演奏当時の年齢が信じられないほど、落ち着ききったコントロール。この曲が宗教音楽であることを考えるとこの演奏の視点は非常に曲の本質を捉えたものとみなすことができます。どこにも刺々しいところはなく、繰り返しになりますが、じっくり、ゆったりな演奏。トラック8のソナタVIIに至り、希望の一筋の光が教会のステンドグラスから差し込むところを描いたような明るさがじんわりと感じられる暖かい音楽に変わっていきます。
そして終曲の地震。若干高域の音が詰まり気味に聴こえますが、これまでの演奏の総決算のようなオケの盛り上がり。スペインのオケらしく響きに色づけというか香りがあり、高雅な印象。最後はダイナミックな印象を残しますがそのダイナミックさも程よい範囲のものなのがいい感じ。
昔は謎めいていたシャルランレコードの復刻版ですが、しっかりした音響の、非常に良い演奏。この「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」は気に入りました。評価は[+++++]です。この曲のスタンダードな名演として推すべき良い演奏だと思います。
今週は仕事がハードでしたので、ちょっと寝坊してのんびりくつろぎました。朝から日本酒を一杯飲んでいい気分。つまみはじゃこ天。よく働いた自分にご褒美です(笑)

午後はいつも通りスポーツクラブでひと泳ぎ。寒いのに沢山の方が泳ぎにきてます。サウナで汗をながしたので、家でまた一杯。

最初はいつもどおりプレミアムモルツで喉を潤します。今日はオイル・サーディンと椎茸を炙ったものをつまみに。

嫁さんが密かに買ってきた、閉店間際の半値セール品の牛肉。聞いたら高い山形牛でした。半値でも良い値段だけに炙っても美味しかったです。

最後はうちの定番、カブとかぶの葉をオリーブオイルで炒めて、しらす干しで塩味とコクをくわえたパスタ。今日はリングイネで。カブの甘みとしらす干しのコクのバランスがよく、美味しいんですね。鷹の爪でキリッとした感じと、檸檬で爽やかさをプラス。
さきほどまでテレビでトム・クルーズの宇宙戦争を観てました。さきほどブログを仕上げた次第です。さてさて、明日は何を取り上げましょうか、、、
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