作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

Haydn Disk of the Month - December 2010

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Haydn Disc of the Month - December 2010

年末を飾る第4回目の本賞。今月は年末企画あり、メジャー盤ありで、好評価目白押しです。ただし、本賞の主旨は「評価が確立している名盤は対象とせず、この表彰によりその良さを多くの人に知ってもらうことに意義があるよう、出来れば評価が確立しているアルバムは対象とはしない」とのミッションがありますので、名盤との評価が確立している盤は除くんですね。この辺の経緯は下の記事に。

ハイドン音盤倉庫:創設! Haydn Disk of the Month

ということで、今月の受賞盤はもちろん独断と偏見で次の盤としました!

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ハイドン音盤倉庫:【ブログ開設1周年記念】ニコラス・ウォードのラメンタチオーネ(12/14)

先月に続き交響曲を取り上げたアルバム。私がハイドンを好きになるきっかけとなった曲。久しぶりに取り出して聴くとハイドンのシュトルム・ウント・ドラング期の素晴らしい音楽が満ちあふれています。人によっては何ということもない演奏でしょうが、これがツボにハマってるんですね。多くの人に聴いていただきたい素晴らしいアルバムですね。

今月の候補盤は次のとおり。今月は選ぶのに苦労しました。名盤も多く取り上げたので、このリストに乗っていないアルバムもおすすめ盤目白押しです。

ハイドン音盤倉庫:プレトニョフのピアノソナタ集(12/5)
ハイドン音盤倉庫:マリナー/ドレスデン・シュターツカペレの戦時のミサ(12/6)
ハイドン音盤倉庫:デニス=ラッセル・デイヴィス/ライプツィヒゲヴァントハウスの2009年ライヴ(12/12)
ハイドン音盤倉庫:アイヴァー・ボルトン/モーツァルテウム管弦楽団の四季ライヴ(12/13)
ハイドン音盤倉庫:クリスチャン・テツラフのヴァイオリン協奏曲(12/18)
ハイドン音盤倉庫:【年末企画】ミシェル・コルボのスタバト・マーテル(12/19)
ハイドン音盤倉庫:【年末企画】リンゼイ四重奏団の弦楽四重奏曲Op.20「太陽四重奏曲」(12/20)
ハイドン音盤倉庫:【年末企画】アンサンブル・リンコントロのバリトン・トリオ(12/21)
ハイドン音盤倉庫:オイゲン・ヨッフム/ロンドン・フィルの軍隊、時計ライヴ(12/29)

なかでも心に残ったのは、受賞盤のウォードのラメンタチオーネ、プレトニョフのピアノソナタ、ボルトンの四季、そしてコルボのスタバト・マーテル。その中からやはり、ウォードの素晴らしいハイドンの印象がやはり一歩抜け出ていました。ドラティの「トビアの帰還」やプレストンのミサ曲は名盤との評価が確立しているかと思いますので、素晴らしい演奏ながら選外です。

当ブログも勢いではじめて、1年経過。今年も多くの方にコメント、拍手、メールをいただきありがとうございました。Twitterからもいろいろフォローをいただいたり、メッセージをいただいたり、リツイートいただいたりで、皆様のご支援に感謝いたします。

よくコメントをいただくライムンドさん、yoshimiさん、よくメールをいただく横派のYさん、ツイッターで返信いただくebasionさん、JIROABCDさん、よくリツイートいただくbakisoさん、その他お名前を挙げられない多くの皆様、今年もお世話になりました。来年もよろしくお願い致します。皆様にとって来年も良い年でありますように。

あんまり凝りすぎると長続きしませんので、来年はすこしのんびりやっていきたいと思います。
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4 Comments

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ライムンド

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
ブログで取り上げるCDの統一性と企画に感服しています。
ラメンタチオーネはカンブルラン指揮のものもあり、読売日響
のコンサートで買っていました。公演の曲目であった春の祭典
もカンブルラン・バーデンバーデン放送SOのCDを持っているの
ですが、いつか振りかえってみるつもりです。

Daisy

Re: 謹賀新年

ライムンドさん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
ブログはじめて一年少しですが、すこしペースをつかめてきたかなというところです。長続きさせたいので無理をせずやりたいと思ってます。ブログを始めてから聴く音楽がハイドンに集中してます(笑)ほんとは、ライムンドさんのブログでよく取り上げられるバッハやブルックナー、マーラーも好きなんですが、毎日の記事のこともあり、まずはハイドンとなってしまいます。
今年は少しハメをはずして、ハイドン以外も少し混ぜていこうかなと思ってもいます。
ブログで取り上げられているレヴァインのマーラー、私も昔、フィラデルフィア管との9番、5番を聴いて唸った覚えがあります。この全集手に入れてみようかと思います。

  • 2011/01/01 (Sat) 17:20
  • REPLY

yoshimi

”Andante and Variations F minor

新年、おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

プレトニョフの”Andante and Variations F minor”をYoutubeで聴きました。
柔らかくて綺麗な音ですね。即興的な雰囲気がするというか、かなり自由に弾いているように感じるんですが...。(気のせいかも)
プレトニョフのベートーヴェンとは合わなかった記憶がありますが、ハイドンの曲はベートーヴェンと違って、あまり知らない分こだわりが薄いので、かえって聴きやすいかもしれません。

この変奏曲は初めて聴くのですが、とてもいい曲ですね!
演奏も良いからかもしれませんが、1度聴いただけで、凄く好きになりました。
ベートーヴェンの初期のピアノ・ソナタに少し似たものを感じるので(特に6分以降の部分)、べートーヴェンが好きな私には、デジャヴのような不思議な感覚です。
やっぱりハイドンとベートーヴェンはつながっているんですね。
そういうところが面白く思えますし、親近感が湧いてくるので、晩年の曲の方から聴いた方が入って行きやすいかもしれません。

先日ご紹介いただいたオルベルツの全集録音、ちょうどNMLで全曲聴くことができますので、どういう曲が好みなのか、まずこれでいろいろ聴いてみようと思います。
いろいろ教えていただいて、どうもありがとうございました。
詳しいレビュー記事がこれだけ多いブログは他にはありませんので、ハイドン初心者の私にはとても助かります。今年もいろいろ参考にさせてくださいね。

Daisy

Re: ”Andante and Variations F minor

yoshimiさん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
日頃ハイドンばかり聴いていて、しかもベートーヴェンのピアノソナタにはあんまり造詣が深くないときておりますので、ご指摘のハイドンとベートーヴェンのつながりを自身で実感したことはないんですね。
ただ、アンダンテと変奏曲はハイドンのピアノ曲の本質的魅力が凝縮されていることは確かなことだと思います。
ハイドンのソナタで個人的に好きなのはXVI:20やXVI:29です。オルベルツの誠実な演奏でも楽しめますし、リヒテルの迫力の演奏も素晴らしいものです。
そういえばフー・ツォンのソナタ集、注文しなくてはなりませんね。こちらも楽しみです。ついたらレビューしたいと思います。

  • 2011/01/02 (Sun) 00:24
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