作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

燻し銀 ナディア・ライゼンベルク

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今日は古めの1枚、いや2枚です。

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TOWER RECORDS

ナディア・ライゼンベルクは1904年リトアニア生まれのピアニストで、この録音は1955年から58年にニューヨークで録音されたもの。ソナタ6曲と変奏曲などの小曲6曲を組み合わせた2枚組です。
もともとWestminsterレーベルが録音したものをIVORY CLASSICSというアメリカのレーベルが再リリースしたものです。もしかしたら年配の愛好家の方にはなじみのピアニストなのかもしれませんが、私は初めて聴く人です。
この盤を手に入れたのはもう10年くらい前になるでしょうか。これも再整理で久しぶりに手に取って聴き直したアルバムです。

ライナーノーツやネットを調べたら、いろいろ資料がありました。
まずはこの人の公式サイト。

http://www.nadiareisenberg-clararockmore.org/

ヴァイオリニストだった妹のClara Rockmoreとともに2人の業績をたたえる財団?の公式サイトで、貴重な写真やディスコグラフィなども公開されており、一見の価値有りです。(妹を最初ピアニストと紹介してましたが誤りだったので訂正しました)

もう一つはこのアルバムのレーベルであるIVORY CLASSICSのウェブサイト。

http://www.ivoryclassics.com/

音楽産業衰退の著しい昨今ですが、ピアノ音楽のみ60枚をリリースしている小レーベルです。
こうゆうレーベルは守らなくてはいけません!
ハイドンの録音も他に数枚あるようですので、今度直接注文をだしてみるべきでしょう。

さてさて、前置きが長くなりましたが、このアルバム、お気に入りの演奏です。
ノスタルジックな雰囲気が豊かな演奏ですが、古さを感じるというより気品の良さと絶妙の間が生きたすばらしい演奏でもあり、ハイドンのソナタの古い演奏の模範とも言えるものです。ライナーノーツにはLPとしての初出当時の新聞などの好評価のようすが紹介されていますが、それもうなずけるものです。

往事のジャケット写真の麗しい姿がそのまま音になったようなハイドンもいいものですね。
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