作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

グールド最晩年の輝き

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今日はグールドのハイドン。

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HMV ONLINEicon / amazon / TOWER RECORDS

グールドといえばバッハ。バッハと言えばグールドです。
多くのバッハの録音を残したグールドですが、ハイドン後期のソナタも6曲録音してます。しかも死の迫る80年、81年の録音です。グールド特有のカチカチした乾いた感じのピアノで、うなり声を伴った録音。音は十分いい録音です(グールドは82年没)。

グールドのハイドンは、もはやハイドンな感じがしません。ハイドンの音符を解体してグールド流に再構築した壮大な構造物で、現代音楽のような存在感。ダイナミックな部分、トップスピードで飛ばす部分、止まりそうな超低速な部分が頻繁にギアチェンジして、ものすごいインパクトを持った演奏になってます。

ハイドンの楽譜からここまで突き抜けた解釈はグールド以外には出来ないでしょう。
ハイドンのソナタを初めて聴く人は絶対に手を出してはいけません。そのあと聴くグールド以外のすべての演奏がインパクト不足にきこえてしまいます。
私はこのアルバムは非常に気に入ってますので、高く評価してますが、間違いなくマニア向けのアルバムでしょう。グールドのコアなファンか、ハイドンを聞き込んだマニアか、恐いもの見たさでアルバムを買える人向けといったところでしょう。

あなたはだんだん聴きたくなってきた、、、(笑)
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