作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

久々に歌舞伎見物

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歌舞伎座も今年取り壊し予定とのことで、思い出のために今日は久々に歌舞伎座に。

http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2010/02/post_53.html

「歌舞伎座さよなら公演」というのに加え、17代中村勘三郎23回忌公演で、現勘三郎、仁左衛門、玉三郎に三津五郎、左團次とオールスターの豪華な舞台でした。
個人的には二幕目の名作「俊寛」が良かったですね。島流しの俊寛を恩赦で迎えにくる丹左衛門役の凛々しい梅玉と、同じ役割ながら情け容赦ない悪役瀬尾兼康役の左團次のコントラストが見事。左團次の悪役ぶりがかなりのインパクト。こうゆうのは悪役の切れが重要ですね。他の幕も含めて11時から4時近くまでお芝居を堪能できました。
歌舞伎は舞台上にお囃子があがって弾くのも魅力の一つ。やはり「俊寛」の浪曲と太竿良かったです。熱演でした。

歌舞伎座はやはり銀座のランドマークとして欠かせないものですね。建築的にも貴重なものです。
今の歌舞伎座は、明治生命館や鳩山一郎邸(現鳩山会館)などの設計で知られる岡田信一郎の設計の戦前の建物が焼失したものをもとに吉田五十八が戦後再建したもの。コンクリート製和風建築の代表的な建物です。
歌舞伎座のホームページで再建計画などが見られますが、再建後も今の歌舞伎座のイメージを踏襲した建物と後ろに高層のオフィスビルのコンプレックスになるとのこと。現建物が老朽化や耐震等の問題があるとはいえ、文化的な価値を考えると再建後の歌舞伎座の出来映えが気になるところですね。

歌舞伎は庶民の娯楽でもありますが、日本というより江戸の文化を残す貴重な文化でもあります。この文化がこれからも残って、今以上に発展してほしいものですが、そうゆう意味では、その器である歌舞伎座の建物への期待も大きなものがあります。
ぜひ、日本のムジークフェラインとなるようないい建物にしてほしいものです。

おっと、ここでそれを言うなら、日本のエステルハージですかな(笑)
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