スティーレ=パーキンスのトランペット協奏曲
今日はトランペット協奏曲の名盤を。トランペットの天上の響きに打たれます。

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(レーベルが変わった再リリース盤)
クリスペイン・スティーレ=パーキンスのトランペット、アンソニー・ハルステッドの指揮によるイギリス室内管弦楽団の演奏でハイドンのトランペット協奏曲の他、トレッリ、ミヒャエル・ハイドン、テレマン、ネルーダ、ハンフリーズ?(Hamphries)など合わせて6曲のトランペット協奏曲を収めたアルバム。録音年の表記はなくアルバムの制作年は1986年。レーベルはCARLTON Classicsというイギリスのレーベル。私の所有しているアルバムは上に貼った写真のものですが、今は違うレーベルから同じ収録曲でリリースされている模様(HMVリンク参照)。
これは、雅なジャケットをみてのジャケット買い。手に入れたのはずいぶん昔のこと。
スティーレ=パーキンスはイギリスのトランぺッターでアンティークトランペットの収集と修復をつづけているような人のよう。指揮のハルステッドはナチュラル・ホルン奏者として有名な人。1945年生まれとのこと。指揮者としてもアカデミー室内管弦楽団、ハノーヴァーバンド、エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団などの古楽器の有名オケを指揮してきたとのこと。
このアルバムでは現代楽器のイギリス室内管を指揮しています。スティーレ=パーキンスのトランペットもジャケットの表記はただトランペットとの表記ですので、古楽器かどうかわかりません。ジャケットの写真のようなトランペットで吹いているかは判然としません。
ハイドンのトランペット協奏曲は冒頭に置かれています。オケはとろけそうになるような甘美な響き。テンポよくまた、生気もそこそこ漲るいい演奏です。ハルステッドの指揮らしく、オケでも管楽器の扱いが非常に巧い。響きの乗せ方、アクセントの付け方などが独特。先日ブログで取り上げたシュライアー指揮の天地創造のソロと合唱が巧かったのと同様でしょう、流石ホルン奏者というところです。トランペットの音色は、皿洗いしながら聴いてた嫁さんが「いい音ね」というほどいい響き。巧い奏者が弾くトランペットは格別の響きですね。特段テクニックがどうこうということではなく、純粋トランペットの音色が美しいということです。ヴィブラートがきれいにかかったトランペットです。カデンツァもトランペットの音色で聴かせます。最近ではルベン・シメオやアリソン・バルソムなど素晴しいテクニックを持ったトランぺッターの協奏曲を聴いていますが、やはりテクニックを聴かせるという側面が強い印象。対してスティーレ=パーキンスのトランペットは音を聴かせる余裕があるというか、おおらかな吹き方というか、テクニックにとどまらない何かがある気がします。
2楽章は押さえ気味のオケの饐えた音色がいいですね。トランペットも消灯ラッパのごとく朗々とおおらかなフレージング。そして3楽章もおおらかなトランペットの魅力で聴かせます。途中、はっとする修飾音なども折りまぜ聴かせどころを創っています。変に欲のないいい演奏とはこの演奏のことでしょう。
評価は、これまで通り[+++++]です。どちらかというと楽天的な演奏ですが、本来トランペット協奏曲の本質はこうした演奏にあるのではないかと思わせる説得力も十分です。このアルバムは、ジャケットも買う気にさせるいいジャケットでしたが、現行盤はいまひとつでしょうか。ジャケットも売り上げを増やす重要な要素に違いありませんからね。
明日は新橋演舞場で久々の歌舞伎ですね。

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クリスペイン・スティーレ=パーキンスのトランペット、アンソニー・ハルステッドの指揮によるイギリス室内管弦楽団の演奏でハイドンのトランペット協奏曲の他、トレッリ、ミヒャエル・ハイドン、テレマン、ネルーダ、ハンフリーズ?(Hamphries)など合わせて6曲のトランペット協奏曲を収めたアルバム。録音年の表記はなくアルバムの制作年は1986年。レーベルはCARLTON Classicsというイギリスのレーベル。私の所有しているアルバムは上に貼った写真のものですが、今は違うレーベルから同じ収録曲でリリースされている模様(HMVリンク参照)。
これは、雅なジャケットをみてのジャケット買い。手に入れたのはずいぶん昔のこと。
スティーレ=パーキンスはイギリスのトランぺッターでアンティークトランペットの収集と修復をつづけているような人のよう。指揮のハルステッドはナチュラル・ホルン奏者として有名な人。1945年生まれとのこと。指揮者としてもアカデミー室内管弦楽団、ハノーヴァーバンド、エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団などの古楽器の有名オケを指揮してきたとのこと。
このアルバムでは現代楽器のイギリス室内管を指揮しています。スティーレ=パーキンスのトランペットもジャケットの表記はただトランペットとの表記ですので、古楽器かどうかわかりません。ジャケットの写真のようなトランペットで吹いているかは判然としません。
ハイドンのトランペット協奏曲は冒頭に置かれています。オケはとろけそうになるような甘美な響き。テンポよくまた、生気もそこそこ漲るいい演奏です。ハルステッドの指揮らしく、オケでも管楽器の扱いが非常に巧い。響きの乗せ方、アクセントの付け方などが独特。先日ブログで取り上げたシュライアー指揮の天地創造のソロと合唱が巧かったのと同様でしょう、流石ホルン奏者というところです。トランペットの音色は、皿洗いしながら聴いてた嫁さんが「いい音ね」というほどいい響き。巧い奏者が弾くトランペットは格別の響きですね。特段テクニックがどうこうということではなく、純粋トランペットの音色が美しいということです。ヴィブラートがきれいにかかったトランペットです。カデンツァもトランペットの音色で聴かせます。最近ではルベン・シメオやアリソン・バルソムなど素晴しいテクニックを持ったトランぺッターの協奏曲を聴いていますが、やはりテクニックを聴かせるという側面が強い印象。対してスティーレ=パーキンスのトランペットは音を聴かせる余裕があるというか、おおらかな吹き方というか、テクニックにとどまらない何かがある気がします。
2楽章は押さえ気味のオケの饐えた音色がいいですね。トランペットも消灯ラッパのごとく朗々とおおらかなフレージング。そして3楽章もおおらかなトランペットの魅力で聴かせます。途中、はっとする修飾音なども折りまぜ聴かせどころを創っています。変に欲のないいい演奏とはこの演奏のことでしょう。
評価は、これまで通り[+++++]です。どちらかというと楽天的な演奏ですが、本来トランペット協奏曲の本質はこうした演奏にあるのではないかと思わせる説得力も十分です。このアルバムは、ジャケットも買う気にさせるいいジャケットでしたが、現行盤はいまひとつでしょうか。ジャケットも売り上げを増やす重要な要素に違いありませんからね。
明日は新橋演舞場で久々の歌舞伎ですね。
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