作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

HRA Monthly Award - March 2020

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いつもの年とはまったく異なる3月が過ぎてゆきました。

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地球温暖化がじわじわと進んでいくことはなんとなく感じつつも、今年の冬は例年になく暖かく、東京でも既にお彼岸に桜がほぼ満開。写真は3月22日にうちのお墓があるお寺の桜。こんなに早くに満開になるのは記憶にありません。ついでに、毎年ゴールデンウィークの頃に芽吹き始めるケヤキも既に3月末には芽吹き始めています。

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一昨日3月29日、東京は季節外れの雪景色。こちらは自宅の庭のアケビ。うちの周りも5cm近く積もりました。街の景色の季節感が大きく変わりつつあり、温暖化や異常気象もじわじわとではなく急激に進んでいるような気がしてなりません。

そして何より、新型コロナウィルスによって日常生活が大きく変わってしまっています。ちょっと前までは対岸の火事のように見えていたものが、またたく間に我が身のことになっています。コロナウィルスに感染しても若い人や健康な人の多くが無性症とのことでしたが、どうやらそうでもないようで、このところの感染者の急激な増加や、特に志村けんさんの死去は、多くの人が身の回りに危機が迫ってきている状況と感じていることでしょう。

しばらく前からクラシックのコンサートも中止が相次ぎ、私も楽しみにしていた紀尾井ホールのハルトムート・ヘンヒェンが振る天地創造も中止となってしまいました。音楽家の方も、飲食店の方も、旅行業の方も、コロナウィルスによって仕事や生活が一変してしまっています。いつになったら今まで通りの日常に戻れるのか、今の時点では誰にもわからないのでしょう。

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今できることは、健康と安全に注意しながら、今しかできないことをしっかりやることに尽きるでしょう。

私も新たな仕事でバタバタしながらも、好きな音楽を演奏してくれる方をほんの少しでも支援できるよう、アルバムを買って、皆さんに良い音楽の情報を届けたいと思います。



さて、毎月その月にレビューしたアルバムからベスト盤を選ぶ月末恒例の企画。3月は3本しかレビュー記事を書いていませんが、アルバムは新譜を中心に色々手に入れています。その中から今月選んだのはこちら。

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2020/03/29 : ハイドン–協奏曲 : フリードリヒ・グルダのピアノ協奏曲1962年ライヴ(ハイドン)

度肝を抜く名演とはこのこと。1962年の冴えに冴えた若きグルダのピアノが、超絶的に鮮明なモノラル録音で蘇る素晴らしいプロダクション。これほど素晴らしいコンディションの録音にお目にかかったのは初めて。ハイドンばかりでなく、ベートーヴェンもモーツァルトもどれもグルダの才気が迸る素晴らしい演奏ばかり。コロナ騒ぎの中、私はこのアルバムに酔いしれました。これは全ての人に聴いていただくべき価値のある素晴らしいアルバムです!

4月もあまり時間が取れそうにありませんが、厳選したアルバムを記事にしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

皆様も、人混みを避け、手洗い消毒などをしっかりして、ウィルスに負けないよう、この難局を共に乗り切りましょう。



2020年3月のデータ(2020年3月31日)
登録曲数:1,369曲(前月比±0曲) 登録演奏数:11,912(前月比+24演奏)



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3 Comments

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通りがかりのハイドン

3月のアウォードは、レスリー・ジョーンズ盤かな?と思っていましたので、グルダ盤のご紹介から一気呵成の受賞はうれしい誤算でした。今HMVオンラインのカートに入っており、まとめ買いのお相手が揃いましたら発注します。

>さて、ついにスピーカーを変えられるとのこと。ソナスかセルブリンでしょうか、、、
ドキッ!ご明察で(というか、イタリアのSPメーカーは私も他には知りません)前者のほうです。それも同社フラッグシップシリーズの中間、ヴァイオリンの名作者であるニコロ・アマティ(1505年生)の生誕500周年を記念してリリースされた機種(アマティ・アニヴァーサリオ)になります。中古とはいえまさに清水の舞台モノでしたが、自分へのご褒美ということで・・・。今週末に配送予定であり、落ち着きましたら是非試聴にお越しください。

  • 2020/04/04 (Sat) 21:50
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だまてら

先ほどの投稿、記名なく(どう読んでもバレバレですが・・・)失礼しました!

  • 2020/04/04 (Sat) 21:51
  • REPLY
Daisy

Daisy

Re: タイトルなし

だまてらさん、コメントありがとうございます。

やはりソナスでしたか。昔一度一度店頭でクレモナを聴いたことがありますが、とろけるような音色にノックアウトされた記憶があります。アマティ・アニヴァーサリオはさぞかし甘美な音色で鳴ってくれることでしょう。落ち着かれましたら、是非一度美音を拝聴しに参りたいと思います!

  • 2020/04/06 (Mon) 11:33
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