作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

Haydn Disk of the Month - June 2019

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6月は梅の収穫の季節。

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私の年齢とほぼ同じ、自宅の庭の豊後という種類の梅の木はかなりの老木。根元近くにはサルノコシカケがしょっちゅうつき、枝の一部はだんだん朽ち始めてきているにも関わらず、今年もかなりの実がなりました。ここ数年は見様見真似で花が終わった後に枝先を切り縮める花後の剪定をしていましたが、今年はドタバタしていたので花後も枝が伸び放題。花後の剪定をすると一枝になる実の数が減り、実に養分が行き渡って大きな実になるのですが、今年は剪定をしなかったにも関わらず特大クラスの実が豊作でした。

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父が元気だった頃は梅の実取りは父の仕事でしたが、今は私が引き継ぎ梅雨入り前は梅仕事が毎年の行事となっています。樹高は6メートル以上になり、高い枝の実を取るのはなかなか大変です。何年か前にAmazonで業務用の3mのアルミ製梯子を手に入れ、その一番てっぺんに立ち、高い枝先を手繰り寄せての収穫はスリル満点(笑) ただ、ツヤツヤの大きな実が取れる喜びには代え難く、今年もほぼ完全に収穫することができました。収穫後は身体中傷だらけ。枝の間に体を通して遠くの枝と格闘するので身体中に枝による引っかき傷がつき、鞭打ちの刑に処せられたように赤い引っかき傷だらけになりますが、だんだん収穫の喜びが勝り気にならなくなるのが不思議なところ。

豊作の今年は梅酒を大量仕込み。その他甘露煮や梅酢、最近はらっきょう酢漬けにして楽しみます。自宅だけで捌ける量ではないので親戚、ご近所、友人に配達してなんとか今年の収穫を捌き終えました。



そんなこんなの6月でしたが、肝心のレビューは思ったほど進まず3件のみでした。それでも所有盤リストに6月に登録した演奏は34件ですので、一応厳選したアルバムを選んで記事にしています。ということで今月のベスト盤はこちら!

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2019/06/21 : ハイドン–交響曲 : 【新着】飯森範親/日本センチュリー響の交響曲集第8巻(ハイドン)

いや〜、これは良かった。ハイドンの交響曲の中ではマイナーな2曲、しかもほぼ同時期に作曲した曲をセレクトしたものですが、特に54番はハイドンのシュトルム・ウント・ドラング期からの作風の変化を踏まえて、堂々としたスケール感と気高さを感じさせる見事な演奏。そして鮮明な録音でオーケストラの美しい響きをライヴさながらに体験できる素晴らしいプロダクションです。このシリーズも8巻までリリースされましたが、依然パッケージには全集とは表記されていないのが不思議なところ(笑) 途中でやめちゃうんでしょうか、、、 Octavia Recordsもそろそろ腹を括った方が良いんじゃないでしょうか。

その他、今月レビューしたアルバムは以下の通り。

2019/06/28 : ハイドン–ピアノソナタ : グレン・グールド1958年ストックホルムでのXVI:49(ハイドン)
2019/06/16 : ハイドン–声楽曲 : アウグスト・ランゲンべック/シュツットガルトカンタータ合唱団のネルソンミサ(ハイドン)

グールドの透徹したピアノも、ランゲンべックの誠実な合唱も心に残る演奏でした。

気づいてみると季節は夏に。皆様も良い思い出づくりを!



2019年6月のデータ(2019年6月30日)
登録曲数:1,365曲(前月比±0曲) 登録演奏数:11,594(前月比+34演奏)



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6 Comments

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虎馬

No title

BR Klassikより、クレンペラー/バイエルンの時計がリマスタリング発売されるようです。

  • 2019/07/12 (Fri) 00:56
  • REPLY
Daisy

Daisy

Re: No title

虎馬さん、貴重な情報ありがとうございます。

クレンペラーのバイエルン放送響との録音ということで、これは実に楽しみなリリースですね。手に入れてよかったらレビューいたします!

  • 2019/07/13 (Sat) 22:16
  • REPLY

だまてら

No title

遅いコメント失礼します。当シリーズもおそらくハイドン300イヤーとなる2030年頃の完結に向けて着々と進行していますね。
ところで、ナクソスからアダム・フィッシャー指揮デンマーク室内管によるベートーヴェン交響曲全集リリースの発表がありました。最後の第五番の録音が2019年2月で、私の記憶が確かならドイツオーストリアの三大交響曲全集を商業録音した史上最初のマエストロになる筈です。
ベートーヴェンをヴュルテンブルク・フィル、モーツァルトを手兵山形交響楽団とリリース済のマエストロ飯森は先を越された訳ですが、もしフィッシャー氏が今後ブラームスを録音しなければ、四大交響曲全集では史上初となる可能性があります。
ともあれ、ギネスブックに載るかどうかは別として、マエストロ・フィッシャーの快挙達成を祝福します。達成直前で涙をのんだトレヴァー・ピノック氏も、天国から祝福してくれているのでは・・・。

  • 2019/07/27 (Sat) 11:10
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Daisy

Daisy

Re: No title

だまてらさん、遅い返信スミマセン。

交響曲全集といってもハードルの高さがいろいろですね。おそらく最もハードルが低いのは4曲のブラームスでしょう。それに比べると、100曲以上になるハイドンは超ハードル高いですね。交響曲全集の録音は、指揮者のその作曲家の音楽に対する理解や世に問うべき演奏ができるかといった音楽性の問題もさることながら、その全集のみならずクラシック音楽の録音が商業的に成り立つかどうかや、健康状態など様々な要因の影響を受けるわけです。そんな中、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの交響曲全集の録音を残すことになったアダム・フィッシャーの業績は偉大なものと言わなくてはなりませんね。

私は途中で頓挫しているアダム・フィッシャーのザロモンセットの再録音の続きが聴きたいですね。97番は力感漲るお気に入りの演奏です。

  • 2019/08/04 (Sun) 16:33
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だまてら

すみません、草葉の陰はピノック氏(現存のところ大変失礼しました)では無く、クリストファー・ホグウッド氏でした!from携帯

  • 2019/08/05 (Mon) 18:12
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Daisy

Daisy

Re: タイトルなし

だまてらさん

こちらこそスミマセン、気づきませんでした!

  • 2019/08/11 (Sun) 00:45
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