作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

Haydn Disk of the Month - May 2019

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今月5月1日からは時代が変わり、令和になりました。世の中改元でちょっと新時代のお祝いムードです。約30年続いた平成の時代で世の中いろいろなことが大きく変わりましたね。そして月末の今日5月31日はハイドンの命日。1809年5月31日にハイドンが亡くなってから2世紀以上経って210年目になります。存命時はヨーロッパの楽壇の頂点に君臨するような存在だったハイドンの音楽は、2世紀以上経ってもその魅力は色褪せることなく、わかる人にはわかる歴史的な価値を伴って聴き続けられております。

さて、4月は義理の父の葬儀などでドタバタとしておりましたが、それもひと段落。5月は在職中はなかなか手をつけられなかった自分の母親の遺品整理や相続の手続きなどを進めておりました。今月は相続の関係で自宅から2駅隣の成城の街に行くことがあり、これまで行ったことがなかった隠れた名店に行ってきました。

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食べログ:そば処増田屋

成城学園前駅北口からすぐのところにある、ぱっと見ごく普通の街のお蕎麦やさんなんですが、さにあらず。私はテレビで知ったんですが、このお店成城在住の小澤征爾さんが常連の店。テレビのインタビューの場所をこのお店に指定するほどの気に入りようということで、嫁さんと一度行ってみようと話していたお店。

平日散歩がてらに自宅から成城まで歩いて、ちょうど昼時にお店に着きましたが、店内は妙齢の成城マダムを中心に満席。お客あしらいはごく普通のお店と変わらず、多忙な時はかなりぞんざいな感じでもありましたが、生ビールに穴子天せいろ、親子丼などを頼んで、お蕎麦が出てくると、これが普通のお店とは一味違いました。

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この透き通るような白いさらしな蕎麦。ちょっと街のお蕎麦やさん離れしています。それもそのはず。この近くに昔あった「諏訪陶右衛門」という老舗のお蕎麦やさんと同じ経営だったとのこと。今は陶右衛門はなくなり、この増田屋が味を引き継いでいるとのこと。実は陶右衛門はだいぶまえに何度か両親を連れて行ったことがあります。その陶右衛門の看板が店内に飾ってあり、無性に懐かしくなった次第。蕎麦は街の蕎麦やさんとは格が違う風流さが漂うものの、お値段はリーズナブル。歩きで来たのと、蕎麦の旨さも手伝って、昼から生ビールお代わりしちゃいました。小澤征爾さんも度々顔を出すらしく、カレンダーに書き込みがあったりしてなかなか侮れないお店です。成城に用がある際にはまた立ち寄りたいと思います。



さて、前置きが長くなりましたが、細々と続けているその月のベスト盤を選ぶ企画ですが、今月は演奏といい巡り合わせといい、このLPを選ばないわけにはいかなくなりました。

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2019/05/11 : ハイドン–ピアノソナタ : ジャン=ベルナール・ポミエのXVI:37(ハイドン)

フランスのピアニスト、ジャン=ベルナール・ポミエのデビュー盤。ハイドンは1曲だけなんですが、冒頭に置かれたハイドンは穏やかな入りから、展開のひらめきと、終盤のタッチのキレなどポミエの非凡さがよくわかる演奏。何よりライナーノーツをジャン・コクトーに求婚されるなどした伝説の女流作家、ルイーズ・ド・ヴィルモランが書いていることからも、注目度がわかろうというもの。55年も前の録音ですが、エスプリがほとばしる名演奏ということで、選んだ次第。なかなか入手は難しいとは思いますが、出会ったら是非手に入れて聴いてみてください。

今月レビューしたアルバムは3枚に留まりました。アルバムを登録した数も少なく、6月は少しペースアップしたいですね。コンサートの方はブラウティハムの素晴らしい演奏を堪能しましたし、ハイドンは聴いていないので記事にはしませんでしたが、ラフォルジュルネも楽しみました。明日6月1日は鎌倉にハイドンのバリトン曲全集を録音したエステルハージー・アンサンブルのバリトントリオを聴きに行きます。楽しみです!



2019年5月のデータ(2019年5月31日)
登録曲数:1,365曲(前月比±0曲) 登録演奏数:11,560(前月比+8演奏)



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