作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

ヴンダーリヒの四季

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今日はフリッツ・ヴンダーリヒの歌うハイドンのオラトリオ「四季」。

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HMV ONLINEicon / amazon / TOWER RECORDS

このアルバムは最近手に入れたもの。2010年7月発売のものです。
指揮はハンス・ミュラー=クライ、オケは南ドイツ放送交響楽団(シュトゥットガルト放送交響楽団)、合唱はヘッセン州立放送合唱団。録音は1959年5月24日。今から51年以上前の録音ですね。
ソロは、ルーカスがフリッツ・ヴンダーリヒ、ハンネがアグネス・ギーベル、シモンがキース・エンゲン。もちろんアルバムのジャケットがヴンダーリヒであるように、このアルバムはヴンダーリヒを聴くべきアルバムでしょう。

ヴンダーリヒについて調べると、いくつかサイトがありました。

Wikipedia:フリッツ・ヴンダーリヒ
Fritz Wunderlich - The Great German Tenor(ファンサイト英文)

後者のディスコグラフィを調べると、ヴンダーリヒのハイドンは、四季については本アルバムの演奏のみ。天地創造は以前取り上げたカラヤンとの2組のアルバムの他に、58年にハイティンクとも演奏した記録があるようで、こちらはリリースされたことがない模様。他にテレジアミサ、戦時のミサなども同様演奏記録があるようですね。

ヴンダーリヒといえば、もちろんカラヤン/ベルリン・フィルとの天地創造ですが、私が一番聴き込んで来たのはクレンペラー、ルートヴィッヒとのマーラーの大地の歌。最初は代々木のジュピターレコードで購入した、仏パテ盤のLP。素晴らしくクリアな美音で、そしてヴンダーリヒの絶唱で大地の歌の神髄を堪能しました。このアルバムは特別音が良く、今でも手放せませんね。

さて、本アルバムの演奏ですが、放送用の録音とのことで、ミュラー=クライの四季は非常に安定したオーソドックスなもの。奇を衒ったところは微塵もなく、安定感重視の演奏。録音はモノラルで、少々眠い感じもありますが、音楽を楽しむのには支障はありません。

ヴンダーリヒ目当てでしたが、またもソプラノのギーベル、バスのエンゲンともにいいですね。ヴンダーリヒの夢のような美声、ギーベルの透明感溢れる可憐なソプラノ、エンゲンのバスは高域の伸びが非常に美しく、歌手は粒ぞろいですね。ギーベルは好きなタイプの声ですね。
トラック5のシモンのアリア(驚愕の2楽章がモチーフとなっている曲)、バスのソロながら非常に華があっていいですね。つづくトラック6のレシタティーヴォでヴンダーリヒの更なる美声に切り替わり、トラック7の3人の合唱に入り、ハンネが加わるまでの流れ、まさに美声の競演の趣。
トラック10の春のクライマックス、特徴的な低音弦のメロディーを迫力で聴かせるというより、バランス重視のまとまりのよいクライマックス。そういった意味ではミュラー=クライのコントロールはよく利いていることになりますね。

もしかしたら、ハイドンが天地創造で頂点を極めた後の,力を抜いて農民の日常の悦びを描いた四季の本質をついた表現なのかも知れませんね。

夏以降も基本的に同様の進行。評価は[++++]としました。歌なら文句なく[+++++]なんですが、オケと指揮の一段の覇気が欲しいところと少々古めの録音であることで、少々割り引きです。
タグにはおすすめ盤をつけました。ヒストリカルな演奏が好きな方にはおすすめです。


今日は仕事は所用にて午後半休。実家の用事をすませて、地元府中のなじみの韓国料理「陽だまり」へ。

食べログ:韓酔房 陽だまり

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実家でビールを飲んできたので、最初は柚子サワーから。

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手羽先。韓国風に辛いタレがからめてあり、美味。

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チャプチェ。味がしみていい感じ。

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カンジャのチヂミ。豚とジャガイモ。ここのチヂミはほくほく感があって絶品。

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少し飲み足りなかったので、生姜酒をオーダー。赤いふたの大瓶が生姜酒。大量の生姜を漬け込んだお酒。お湯割りをすすめられたので、素直にお湯割りに。飲む前から生姜の香りがすごい。暑い日にこうゆうのもいいものです。飲んだ後体中ぽかぽか。

ぽかぽかな余韻の中、四季の名演奏を聴きブログ執筆。
明日一日働けばまた土日ですね。お盆にお勤めのサラリーマンの皆様は、ハイドンの時代で言えば立場は農民。働く悦びを感じながら、お盆もともに働きましょう(笑)
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