作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

ベルガンサの歌曲ライヴ

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今日帰ると、HMV ONLINEから箱が到着してました。以前注文して入荷待ちとなっていた何枚かのアルバム。
今日は珍しいベルガンサのハイドンの歌曲のアルバムを取り上げましょう。

Berganza.jpg
HMV ONLINEicon / amazon / TOWER RECORDS

私にとってベルガンサといえば、まずはアンセルメの三角帽子。
ゲルマン系の曲とは全く異なるファリャのエキゾチックな曲にのって、冒頭のカスタネットのざわめきを切り裂いて入る芯の強い声のソプラノ。素晴らしい存在感に圧倒されたものです。
あとは、アバドのカルメンでしょうか。

ライナーノーツによれば1935年3月16日にマドリードで生まれたとのことで、現在はや75歳ということになります。
このアルバムは1985年5月6日、シュベツィンゲン音楽祭の歌曲の夕べのライヴ録音。ベルガンサ50歳のときのリサイタルというとになります。先日とりあげたグルダのピアノリサイタルの録音と同時期に発売されたhänsslerの同じシリーズの一枚。

収録曲は1789年ころ作曲されたハイドンのソプラノ独唱用カンタータ「ナクソスのアリアンナ」(Hob.XXVIb:2)が冒頭におかれ、その後はムソルグスキー、フォーレ、レスピーギ、プラーガ、そしてアンコールのロッシーニまで、リサイタルの様子がそのまま収められています。拍手はカットするパターン。ピアノはフアン=アントニオ・アルヴァレス・パレホという人。

ナクソスのアリアンナはこのアルバムの演奏をふくめて手元に6種の演奏があります。
オーケストラ伴奏、もしくはピアノ伴奏による歌曲です。

さてさて、このアルバムですが、非常にゆったりとしたテンポの印象的なピアノ伴奏からはいり、ベルガンサのラテン系の堂々とした声によって歌われます。この曲の可憐な側面ではなく、女性の強さが印象に残る歌いぶり。個人的には前者の演奏の方を好みますが、ベルガンサ存在感のある声も魅力的なものです。

この曲については、バルトリとシフの演奏のことが下記のブログで詳しく取り上げられていますので、ご覧になってください。参考になります。

ねこの星:ハイドン/ナクソス島のアリアンナ

このアルバムの聴き所は、やはり、フォーレやロッシーニになるんでしょう。
スペインの名ソプラノが歌うハイドンの名歌曲ということで、ハイドンの広く取り上げられるべきすばらしい曲の演奏の証として紹介させていただきました。評価は[++++]としました。

歌曲収集はしばらく続きます(笑)
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2 Comments

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SONOMI

No title

おはようございます
嬉しいです ベルガンサ とてもとても尊敬していますv-22
声楽曲の見聞も広くで深いので 驚いています
素晴らしいですね

  • 2010/08/04 (Wed) 08:53
  • REPLY

Daisy

No title

SONOMIさん、コメントありがとうございます。
ベルガンサは非常に昔からなじみがあっただけです。こちらは専ら聴くだけなので気楽なものです。最近になり声楽曲の魅力に開眼しました。
オペラは昔から聴いてきましたが、リートというか純粋な声楽に興味をもったのは最近のこと。
ブログに書いたとおり、アメリングの歌曲集やブリリアントのハイドンのスコットランド歌曲集がきっかけです。
歌は奥が深いというのが最近ようやくわかりつつあります。
SONOMIさんのブログにもちょくちょく寄らせていただいていますので、よろしくお願いいたします。

  • 2010/08/04 (Wed) 22:27
  • REPLY