作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

Haydn Disk of the Month - March 2016

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先週あたりから東京では桜の開花が始まりました。先週土曜に用事で半蔵門に出かけたついでに半蔵門から千鳥ヶ淵公園などを散策した際に桜の花を撮ったもの。まだ1〜2分咲きでしたが、好天に恵まれて桜見物の人が公園には多数。すでにブルーシートを敷いて酒盛りする人もあり、皆さん花見を満喫されてました。桜の花を見ると幸せな気分になってしまうという日本人の脳に深く刻み込まれた回路が働き、皆さん一様に笑顔になっていましたね。今週は都心部は満開になるのでしょうね。

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毎月のことですが、あっという間に月末になりますね。特に今月は年度末で仕事もバタバタでなかなか思うように記事を書く時間もありませんでした。そんな中取り上げた数少ないアルバムですが、毎月のことながら素晴らしいアルバムが多数あり、聴きごたえも十分。まあ、ほかにもかなりのアルバムを聴いて、厳選したアルバムを記事にしていますので、取り上げたアルバムはいいものが多いのは当たり前なんですが、それでも絶品の演奏の数々にあらためて出会いに感謝というところでしょう。今月のベストに選んだのはこちら。



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2016/03/26 : ハイドン–ピアノソナタ : デニス・コジュヒンのピアノソナタ集(ハイドン)

今月は本当に名演ぞろい。ギドン・クレーメル、マリア・クリーゲル、ヘルムート・ミュラー=ブリュール、アンドラーシュ・シフにクイケンと当ブログの読者ならば、いずれのアルバムもその素晴らしさはご理解いただけるでしょう。そのような中、デニス・コジュヒンを選んだのは、この表彰によって、このアルバムの素晴らしさを世に問うために他なりません。つまり、すでに鬼才として知られるクレーメルも、昨年H. R. A. Awardに選定したマリア・クリーゲルも、当ブログで何度も取り上げているミュラー=ブリュールも、当ブログの読者にはその素晴らしさが伝わっており、もちろんシフもクイケンも素晴らしいに決まっております。ということでそれらの名盤に勝るとも劣らない素晴らしいアルバムであるデニス・コジュヒンのアルバムを選んだ次第。記事にも書きましたがコジュヒンが弾くハイドンのソナタには、ハイドンのソナタの本質に迫る堅固な構成感というか骨格の表現をベースに、機知に富んだ軽やかさがあり、実に聴き応えがある演奏です。コジュヒンには是非ハイドンのソナタ全集に挑んでほしいと思っています。この演奏の質で全集が録音されれば、まちがいなく現代ピアノによる全集の決定盤となることでしょう。今後に大きく期待が持てるピアニストです。未聴の方は是非聴いてみてください。



先に触れたとおりですが、今月高評価だったアルバムは以下のとおりです。

2016/03/27 : ハイドン–室内楽曲 : ギドン・クレーメル/ユーリ・スミルノフのヴァイオリンソナタ(ハイドン)
2016/03/23 : ハイドン–交響曲 : ヘルムート・ミュラー=ブリュール/ケルン室内管の「ホルン信号」(ハイドン)
2016/03/20 : ハイドン–協奏曲 : マリア・クリーゲル/シュミット=ゲルテンバッハ/ポーランンド室内管のチェロ協奏曲集(ハイドン)
2016/03/15 : ハイドン–室内楽曲 : アンドラーシュ・シフ/塩川 悠子/ボリス・ベルガメンシコフのピアノ三重奏曲(ハイドン)
2016/03/03 : ハイドン–交響曲 : クイケン/ラ・プティット・バンドのラメンタチオーネ、52番、帝国(ハイドン)

今月はLPを多く取り上げましたが、入手は難しいものの、LPには時代を超えた良さがありますね。音溝からダイレクトに伝わる確かな響きはデジタル変換されたクリアな響きに勝る、心に響くなにかを持っていますね。ハイドンの録音も随分集めましたが、LPに視野を広げるとまだまだ未聴のアルバムが山ほどあり、今後の楽しみも増えた気がします。

今日3月31日はハイドンの誕生日です。万一(笑)生きていれば284歳。毎年なにか企画物を取り上げようかと思いますが、月末のこの企画があるので特別なことはできずにおります。まあ、いい演奏を紹介しつづけることがお祝いということでご了承ください。



2016年3月のデータ(2016年3月31日)
登録曲数:1,356曲(前月比±0曲) 登録演奏数:9,102件(前々月比+85演奏)

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