作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

Haydn Disk of the Month - November 2015

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なんだかんだしているうちに年の瀬までもう1ヶ月となってしまいました。山の紅葉は終わり、都内もイチョウが黄色くなり、ケヤキの葉が落ち、コートを羽織る季節になりましたね。うちの庭のハゼの木(昨年までナナカマドと呼んでましたが、正しくはハゼの木でした!)も葉が赤く色づいてきました。

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毎年のことながら季節の変化が沁みる年齢になってきたということでしょう。今年は庭の草や伸びすぎた木を先月までにだいぶ掃除しましたので、庭がすこしスッキリしました。

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今月記事に書いたとおり、愛用のPickeringのカートリッジの交換針が手に入ったので、アームやらプレイヤー周りの調整をやりなおした結果、レコードが実に良く鳴る。手軽さはCDながら、LPは音が前にグイグイ迫ってくる感じがして、CDとは異なる楽しさがあります。ということで、ハイドンも聴いてはいるのですが、夜な夜な古いLPを取っ替え引っ替えして楽しんでおりました。ハイドンのみならずジャズやビートルズなども聴きながら所有盤リストのメンテナンスなぞにかまけておった次第です。

さて、11月にレビューしたアルバムからベスト盤を選ぶ月末恒例の企画ですが、今月はこれを選びました!

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2015/11/19 : ハイドン–室内楽曲 : トリオ・ホーボーケンのピアノ三重奏曲集(ハイドン)

ハイドンが晩年に心血を注いで書いたピアノ三重奏曲の決定盤といっていいでしょう。ホーボーケンの名を冠したクァルテットだけに、ハイドンの曲の面白さを知り尽くした上での演奏。ピアノの磨き抜かれた美音とキレの良いタッチから生み出される豊穣な音楽。聴いているうちに至福の境地に引き込まれます。ハイドンのピアノ三重奏曲では、どこかしら力んでしまうところがあるものですが、この演奏はハイドンのツボを抑えて終始軽やかさを失わず、なのに音楽が実に深いんですね。秋の夜長に室内楽を楽しむには絶好のアルバムです。未聴の方は是非聴いてみてください。

今月はもう1組いきます!

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2015/11/10 : ハイドン-ピアノソナタ : 【新着】タマール・ベラヤのピアノソナタXVI:37(ハイドン)

ジョージア(グルジア)生まれの若手美人ピアニスト、タマール・ベラヤのデビューアルバムですが、このアルバムに含まれているハイドンのピアノソナタ(Hob.XVI:37)が素晴らしい。新たな才能の持ち主出現です。硬質なピアノの音色から陰影の深いハイドンの音楽が流れ出します。表現の幅の大きさといい、奏でる音楽のアーティスティックさといい、とても新人とは思えない深さがあります。ピアノから引き出される清々しい詩情は只者ではありませんね。今後が楽しみなピアニストです。

その他今月取り上げたアルバムは以下のとおり。皆素晴らしいというより、素晴らしいアルバムしか取り上げません!

2015/11/26 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : マッジーニ四重奏団のOp.33(ハイドン)
2015/11/17 : ハイドン–声楽曲 : 【初録音】「聖なる十戒のカノン」、オフェトリウム、モテット集(ハイドン)
2015/11/09 : ハイドン–交響曲 : 【新着】エーリヒ・ヘーバルト/アンサンブル・コルディアのヴァイオリン協奏曲、悲しみ(ハイドン)
2015/11/07 : ハイドン–声楽曲 : ラースロー・ヘルタイ/アルゴ室内管のスタバト・マーテル(ハイドン)
2015/11/03 : ハイドン–声楽曲 : イルムガルト・ゼーフリートのカンツォネッタなど(ハイドン)

さて、来月は師走。月末には年間のベストアルバムも決めなくてはなりません。12月は忘年会シーズンですが、ちょっと気合を入れてレビューしなければなりませんね。

2015年11月のデータ(2015年11月30日)
登録曲数:1,353曲(前月比+13曲) 登録演奏数:8,743件(前々月比+48演奏)

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