作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

Haydn Disk of the Month - October 2014

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2度の台風上陸でドタバタとしていたと思ったらすっかり秋めいて、東京でも木々の葉が色づく季節になってしまいました。自宅の庭のナナカマドも少しずつ葉が真っ赤に色づき、隅にあるアケビにも知らぬ間に実がついて、気付いた時にはパックリ割れてしばらく経っていました。食べごろを逃しました(笑)

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10月にレビューしたアルバムから、ベスト盤を選ぶ月末恒例の企画。この企画、漫然と続けておりますが、久しぶりに始めた頃の志を確認すべく、創設時の記事を読みなおしてみました。

2010/09/30 : Haydn Disk of the Month : 創設! Haydn Disk of the Month

今更ですが、気付いてみるとこの企画もはじめてから4年以上経ったことになります。一個人の視点ではありますが、毎月毎月いろいろアルバムを聴いて、印象に残ったアルバムを記事にして、そしてその中から皆さんに聴いていただくべき価値のあるアルバムを厳選して表彰するという至極シンプルな動機で記事を書いております。記事をざっと見返してみると、4年間に聴いた膨大な録音のなかから、選りすぐりのアルバムが並んでおり、われながら感慨深いものがあります。最近では記憶力にも衰えが見え始め(笑)、演奏の記憶も薄れがち。自分の記事を読み返してアルバムの素晴らしさを思い出すなんてことも多々あります。

10月もそれほど多くのアルバムをレビューできたわけではありませんが、表彰するアルバムを絞るのが難しいほど、良い演奏が多かったのが正直なところです。



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2014/10/03 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : カルドゥッチ四重奏団の弦楽四重奏曲集(ハイドン)

いやいや、全くノーマーク、未知のクァルテットによるアルバム。世界には才能ある人がいるものです。カルドゥッチ四重奏団という若手クァルテットですが、非常に成熟した音楽を聴かせます。ハイドンの弦楽四重奏曲をこれ以上しなやかに聴かせるのは難しいほど。小手先の表現ではなく、実に落ち着いた演奏で、ハイドンの弦楽四重奏の素晴らしさを完璧に表現した名盤。これはクァルテット好きな方には是非聴いていただきたいものです。

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2014/10/26 : ハイドン–協奏曲 : 【新着】アレクサンドル・タローのピアノ協奏曲(ハイドン)

そして、もう1枚。こちらも外せません。アレクサンドル・タローのピアノ協奏曲。こちらもこれまでのピアノ協奏曲の演奏とは一線を画すもの。外連味たっぷりの演奏は人によっては嫌うかもしれませんが、このような演奏は、元来ウィットを愛するハイドンは許容してくれるものと思います。百聞は一見に如かず。是非聴いてみてください。



今月はこの2組です。他に印象に残ったアルバムをいつものようにあげておきましょう。

2014/10/31 : ハイドン–協奏曲 : 【新着】ジャン=エフラム・バヴゼのピアノ協奏曲集(ハイドン)
2014/10/25 : ハイドン–交響曲 : 【追悼】ホグウッド/AAMのロンドン、軍隊(ハイドン)
2014/10/22 : ハイドン–管弦楽曲 : ノリントン/カメラータ・ザルツブルクの十字架上のキリストの最後の七つの言葉(ハイドン)
2014/10/21 : ハイドン–交響曲 : 【新着】チェリビダッケ/フランス国立放送管の102番ライヴ(ハイドン)
2014/10/19 : ハイドン–室内楽曲 : マイゼン/セベスティアン/オステルタークによるフルート三重奏曲集(ハイドン)
2014/10/16 : ハイドン–ピアノソナタ : 友田恭子のピアノソナタ集(ハイドン)
2014/10/06 : ハイドン–ピアノソナタ : ハンス・リヒター=ハーザーのピアノソナタXVI:49(ハイドン)

なかでも最後まで候補として迷ったのがノリントンと友田恭子。ノリントンは彼のハイドンの中でのベスト。友田恭子さんの演奏はハイドンのソナタの真髄をえぐる魅力があります。よかったら聴いてみてください。

さてさて、秋は深まり、一層音楽を聴くのにふさわしい季節。11月もよろしくお願いいたします。



2014年10月のデータ(2014年10月31日)
登録曲数:1,333曲(前月比±0曲)登録演奏数:8,034件(前々月比+102演奏)

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