作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

【番外】関西・四国・中国大紀行(その6)

0
0
(つづき) その1

尾道の名店でラーメンをいただいたあと、坂の街、尾道を探索しようと思っておりましたところ、道すがら気になるものがありました。最近旅先で見かけると、必ず乗っているロープウェイ。母親に「ロープウェイ、乗ってみるか?」とたずねると、「乗る!」。ということで、ラーメン屋さんの駐車場から車を出し、ロープウェイのサイトで尾道市役所に車を駐車するよう書かれているのを見て、すぐ近くの尾道市役所に向かいます。

IMG_8148.jpg

市役所の脇から海沿いが駐車場になっており、車を停めてから、先程ラーメンを食べる前に通りすぎたロープウェイの発着所あたりを目指して歩きます。このロープウェイ、「千光寺山ロープウェイ」というそう。

尾道市の観光情報:千光寺山ロープウェイ

IMG_8153.jpg

この日は火曜日、平日ゆえ、ロープウェイの駅も人が少なくのんびりした雰囲気。5人分切符を買って乗り場に上がります。ロープウェイは15分間隔で運転。ほどなくロープウェイが降りてきて、我々と数組の乗客が乗り込み、発車を待ちます。時刻少し前にベルでモールス信号のようなやり取りを頂上駅とかわし、制服姿の若いお姉さんが乗り込みいざ出発。

IMG_8155.jpg

他のロープウェイと比べて距離は短いのですが、街中をグイグイと上がっていくのは爽快。特に向かいの向島を眺めながら、これが坂の街の景色かと感慨深いものがあります。

IMG_3435.jpg

ほどなく山頂駅に着き、駅から臨む景色は絶景。先程渡ってきたしまなみ海道も遠望できます。このスペクタクルな景色、このあたりの人にとっては深く心に刻まれた景色になっているのでしょうね。この日は晴天、直射日光が降り注ぎ、かなりの暑さ。駅を出ると円形の展望台があり、まずはそこに登ってみます。

IMG_3436.jpg

展望台からの景色はさらに絶景。街によって景色は様々ですが、尾道のこの景色は独特、他に換え難いものがあります。向島には造船所のドック、遠くはしまなみ海道のドック、そしてなにより海と島が入り組む瀬戸内海でもこれだけ島が間近に迫る眺望。展望台の日陰のベンチに座りしばし風を楽しみます。

ここで嫁さん、叔父、叔母はすこし降りた千光寺に行きます。私は体力が心配ということでこの場にとどまる母親といっしょにのんびりとしました。

IMG_8165.jpg

展望台のまわりに、先程からうろついていた犬の子供。どうやら観光客の食べこぼし狙いでウロウロしているよう。子供2匹に親犬が放し飼いというか、ウロウロしていました。しゃがんで手を差し出すと近くまでよって来ますが、何も餌がないことがわかるとぷいと行ってしまいます(笑)

IMG_3441_2.jpg

こちらは嫁さんがとった千光寺の境内。千光寺は千光寺公園内にある真言宗系の単立寺院。本尊は千手観音。中国三十三観音第十番札所ということですが、ここからみた尾道市街の様子が有名ということで、由来よりも観光地として有名なところでしょう。

私と母親はしばらく、景色を眺めながらのんびりですが、千光寺を見にいった嫁さん、叔父、叔母は急な下り坂、登り坂を短時間で行き来して、息も絶え絶えで戻ってきました。本日はこの先出雲まで行きますので、先を急がねばなりません。13:30頂上駅発のロープウェイに乗って、再び下界に戻ります。

IMG_8171.jpg

降り始めたロープウェイからみた頂上駅。なにやら蛙又のような独特な意匠が面白い造り。

IMG_8172.jpg

これは玉の岩というそう。周囲50m、高さ15mの巨石。この玉の岩には伝説があり、昔は光って海上交通の目印になっていたそうですが、この高さになぜ、この巨石があるのかが不思議。おそらくこの巨石のまわりにあとから寺院をつくったということでしょうが、この巨石、圧倒的な存在感ですね。

IMG_8175.jpg

下ると千光寺も小さくなっていきます。さらば尾道!

IMG_8176.jpg

車窓から見えた巨木。ロープウェイの山麓駅の近くにある艮(うしとら)神社のご神木の楠。ロープウェイのガイドのお姉さんによると樹齢900年とのこと。

IMG_8169.jpg

無事帰着して安堵の表情の同行者(笑)

IMG_3443.jpg

先程の巨木が気になり、ロープウェイの山麓駅の横の艮神社に入ろうかと思いましたが、母親は結構な距離を歩いて疲れているようでしたので断念。またの機会にということにしました。

IMG_8179.jpg

そして、歩いて5分ほどの市役所の駐車場に戻る途中に発見した石碑。出雲大社道ときざまれております。我々もこの日は尾道から出雲を目指して北上するところ。交通の要衝として栄えた尾道から、昔の人も出雲大社を目指したということを知り、ちょっと感慨深いですね。石は書体から見るかぎりかなり古いもの。

IMG_8180.jpg

その横にあった解説。平成2年にクラブ尾道創立35周年記念事業として、旧出雲街道に立っていたものをここに移築したもということです。尾道でこれから向かう出雲の存在感を意外なものから感じ取りました。



さて、ロープウェイに乗って尾道観光を済ませたところで、これから出雲に向かいます。まずは先程きた道を戻ってまずは尾道バイパスに入り、先程降りてきた西瀬戸尾道インターをやり過ごし、山陽自動車道福山西インターから高速に乗り、しばらくで尾道自動車道に折れ、北上。世羅というところで高速は終了。そこから国道184号で三次まで北上。途中吉舎というところで、高速道路の入口があり、新規開通との看板がありましたが、カーナビが対応しておらず、知らずに地球の裏側に出てしまうリスクもあるため、乗らず、三次の三次東インターまで進みます。あとで調べたら、吉舎から三次東インターまではこの3月につながり、地球の裏側ではなく、目的地まで行く正しい道だったことがわかりました(笑) 尾道から出雲まで、というか世羅から吉舎までは今年度中に高速でつながる予定とのこと。

ということで、三次東インターから松江自動車道に乗ります。1車線のところが大部分ですが、新しく出来た道路ということで、道も綺麗、景色も良い道路。ただしパーキングエリアがぜんぜんなく、道の駅の看板はありますが、高速を降りたところのよう。あとで松江自動車道は現在無料とのことで、降りても良かったと気づきますが、これには参りました。尾道から走りっぱなしでそろそろ疲れてきたなと思っても休むところもなく、延々走らされました。高速道路にはある程度の距離にパーキングエリアは整備すべきでしょうね。やむなく寄ったのはもう、出雲も目の前の、加茂岩倉パーキングエリア。

IMG_3445.jpg

道が良かったとはいえ、2時間以上の運転でくたくた(笑) ということで少し休んで、あとは玉造温泉の宿に向かうだけ。時刻は4時を過ぎたころ。予定ではこのちょっと手前の奥出雲ワイナリーに寄る予定だったんですが、よく調べたところ火曜定休。この日がちょうど火曜だったため、訪問を断念しましたが、尾道で予想外にのんびりしたため、予定もだいぶ押していたというのが正直なところ。最後のドライブに出発です。

松江自動車道を少し進むともう宍道ジャンクション。晴天の彼方に宍道湖、出雲平野、八雲山などが見え、再び車内にどよめきが起こります。ようやく今回の旅の目的地、出雲です。松江自動車道をすこし東に進むと松江玉造インターにさしかかります。インターを降りて、すこし西にもどって、玉造温泉の温泉街に入ります。

玉造温泉は私は3度目の訪問。昔から思い出の多い温泉です。

その7へ)

にほんブログ村 クラシックブログ クラシックCD鑑賞へ
関連記事

0 Comments

There are no comments yet.