作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

Haydn Disk of the Month - April 2014

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いやいや、あっという間に月末です。まあ、最近はこんなテンポが続いていて、月初だと思ったらまさにあっという間に月末になっていたということも度々あります。年をとればとるほどこう言った心境が濃くなってくるのでしょう。また、これまでぐっとマイナーなアルバムを取りあげることが多くなっていて、読者層もマニアックな人が多くなってきていたのかもしれません。と言う事で今月は少しメジャーなアルバムを多く取りあげるよう意図してやってきましたが、やなりそこは個人のブログ、メジャー盤だけではなかなか興味をもち続けるのが難しいということも感じつつある今日この頃であります。

そのような中でも容赦なく襲ってくる月末ということで、今月も皆様に紹介すべき名盤を選びました(笑)



今月、私が虚心坦懐に素晴しいと思ったアルバムは、意外にもこちらです。

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2014/04/25 : ハイドン–交響曲 : オイゲン・ヨッフム/ベルリンフィルの88番、98番(ハイドン)

ハイドンでは定番とも言えるヨッフムの演奏ですが、このベルリンフィルとの演奏は別格でした。ヨッフムのハイドンはDGのロンドンフィルとのザロモンセットが有名ですが、その影に隠れてベルリンフィルやバイエルン放送響との録音がありました。ロンドンフィルとの演奏の影にかくれてその存在が広く知られているわけではありませんでした。手元にあったのはLPですが、この演奏、現行盤のボックスセットにさりげなく含まれている演奏。この演奏、聴いてビックリ、あまりの素晴しさに脱帽でした。ハイドンの交響曲の演奏の理想の姿がここにありました。特に88番の演奏は神がかっています。88番が古くから多くの指揮者に取りあげられてきた理由がこの演奏を聴いてわかりました。最新のヨッフムのボックスセットをお持ちでない方はゲットする甲斐ありです! 皆さんも是非聴いてみてください。



いつものように今月取りあげた演奏の中で高評価だった演奏は以下のとおり。

2014/04/27 : ハイドン–交響曲 : ハンス=マルティン・リンデ/カペラ・コロニエンシスの交響曲36番(ハイドン)
2014/04/16 : ハイドン–協奏曲 : アイフォー・ジェームスのホルン協奏曲集(ハイドン)
2014/04/14 : ハイドン–ピアノソナタ : シューラ・チェルカススキーのウィグモアホールライヴ
2014/04/13 : ハイドン–協奏曲 : シュタルケル/ジュリーニ/フィルハーモニア管のチェロ協奏曲2番(ハイドン)
2014/04/12 : ハイドン–ピアノソナタ : 【新着】ダリア・グロウホヴァのハイドンのピアノソナタ集第3巻(ハイドン)
2014/04/08 : ハイドン–交響曲 : ショルティ/ロンドンフィルの「奇跡」、「時計」(ハイドン)
2014/04/06 : ハイドン–交響曲 : アンタル・ドラティ/フィルハーモニア・フンガリカの84番(ハイドン)

グロウホヴァはあれよあれよと言う間に3枚目がリリースされましたね。是非全集に挑んでほしいものです。そしてチェルカススキーはその素晴らしさをはじめて知った演奏。その他の演奏は既に定番として認められた演奏故、多くの人が愛聴している演奏でしょう。

明日から5月。東京は欅の新緑の色も濃くなり、音楽を聴くのにふさわしいいい季節になってきました。来月も淡々と進めていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。



2014年4月のデータ(2014年4月30日)
登録曲数:1,322曲(前月比±0曲)登録演奏数:7,741(前月比+43演奏)

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2 Comments

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だまてら

No title

パリとロンドン(ザロモン)の狭間に有って、ひっそりと野に咲くすみれ草・・・という先入観を持っていましたが、なかなかどうして「トスト」というシリーズ名も実は付いていて侮れませんんね、「V字」こと第88番は!
まず思い浮かぶのがワルターかクレンペラー、デイヴィスもあるかな・・・というところにヨッフム/BPOとはまた泣かせます。

  • 2014/05/03 (Sat) 21:12
  • REPLY

Daisy

Re: No title

だまてらさん、いつもコメントありがとうございます。
このヨッフムは必聴です。ロンドンフィルとの演奏が霞むような入魂の名演です。特に88番ははカルロス・クライバーのベートーヴェンの運命、7番、4番、フルトヴェングラー/バイロイトの第九と同列の演奏だと私は確信しております。是非ご一聴を。

  • 2014/05/05 (Mon) 21:44
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