作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

Haydn Disk of the Month - Decmber 2013

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毎年ですが、気づいてみれば大晦日。慌ただしい毎日を一日一日過ごしているうちに一年も終わります。今年は日の並びがよく、丸一週間お休みですので、9連休。年末は大掃除などをしながら、所有盤リストのメンテナンスもすこし進んで、ピアノトリオなども、主要な団体はメンバーを追記しました。久しぶりに取り出すアルバムをいろいろ聴いて楽しんでいます。やはり時間に余裕があるのはいいですね。

さて、12月に聴いたアルバムからベスト盤を選ぶ当ブログ恒例の企画、今月も素晴しいアルバムが目白押しでした。なんとなくこの表彰の意義をおさらいしておくべきかと思い、創設時の記事のリンクを置いておきましょう。

2010/09/30 : Haydn Disk of the Month : 創設! Haydn Disk of the Month

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2013/12/21 : ハイドン–協奏曲 : エアリング・ブロンダル・ベンクトソンのチェロ協奏曲集

おそらく日本で知っている方は少ないのではないかと思いますが、エアリング・ブロンダル・ベンクトソンといチェリストの渾身の名演。いろいろなチェリストのハイドンのコンチェルトを聴いていますが、ベンクトソンのチェロは静かな魂の叫びのような素晴しさ。これ以上味わい深いチェロはそう聴けるものではありません。イリア・ストゥペル指揮のポーランドのアルトゥール・ルービンシュタイン・フィルハーモニー管弦楽団も小細工なしの堂々とした正統派の演奏。ポーランドもののハイドンの素晴らしさが良く出ています。演奏スタイルはオーソドックスなものですが、流行を超えた説得力があります。今月最も心を打たれた演奏です。今年の6月ベンクトソンは亡くなられたとのこと。ご冥福をお祈りします。

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2013/12/30 : ハイドン–ピアノソナタ : 【新着】ダリア・グロウホヴァのハイドンのピアノソナタ集新盤

そして、昨日取りあげたばかりのグロウホヴァのピアノソナタ集。グロウホヴァのハイドンは今月2枚取りあげたことになりますが、おすすめはこちらの2枚目。短調の印象的な曲を集めて、グロウホヴァらしく、リズムよりもメロディーの重なりをしなやかに描く名演奏。ハイドンのソナタの演奏の新境地と言っていいでしょう。カッチリとかガッチリという印象はなく、テンポをかなり動かして溢れんばかりに詩情を表現。この若さでこの音楽性は見事と言う他ありません。このアルバムのラーナーノーツでは早くも3枚目のアルバムに言及しているところを見ると、ハイドンは彼女のお気に入りなんでしょう。将来が楽しみなピアニストです。



この他、今月高評価だったアルバムをリストアップしておきましょう。ピアノトリオの3組は何れも素晴しい演奏。中でもグリフォン三重奏団は、最後まで表彰の候補として迷いました。ヴァン・スヴィーテン三重奏団は、取りあげたアルバムのメンバーでの演奏の出来が素晴しいのを再発見。そしてハイドン・トリオ・アイゼンシュタットのピアノトリオ全集はすでに決定盤として評価されているでしょうから選外としました。意外に良かったのがパユのスケルツァンド集。パユの素晴しいキレ味をこちらも再認識。流石に人気者だけあるとあらためて納得した次第。最後のファイの軍隊はもう当ブログで表彰する必要はないでしょう。ファイならではの弾ける軍隊と、意外に99番が素晴しい出来でした。

2013/12/29 : ハイドン–室内楽曲 : ヴァン・スヴィーテン三重奏団のピアノ三重奏曲集
2013/12/28 : ハイドン–室内楽曲 : ハイドン・トリオ・アイゼンシュタットの三重奏曲集
2013/12/24 : ハイドン–室内楽曲 : グリフォン三重奏団のピアノトリオ集
2013/12/23 : ハイドン–オペラ : 【新着】リサ・ラーションのアリア集
2013/12/13 : ハイドン–協奏曲 : シェレンベルガー/パユのスケルツァンド集
2013/12/01 : ハイドン–交響曲 : 【新着】トーマス・ファイの99番,軍隊

今月も素晴しい演奏との出会いに感謝。そしてニッチな当ブログを愛読いただく皆様にも感謝。来年も皆様にとって良い一年でありますように!



2013年12月のデータ(2013年12月31日)
登録曲数:1,321曲(前月比+8曲)登録演奏数:7,551(前月比+132演奏)

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