作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

【番外】国立西洋美術館でミケランジェロとル・コルビュジエの真髄に触れる

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土曜の東京は雨模様。晴れていれば庭の木の枝きりなどいろいろ計画はあったものの、生憎の雨。ということで上野の国立西洋美術館にて開催されている「ミケランジェロ展」に出かけることに。

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国立西洋美術館:システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展―天才の軌跡

小雨がぱらつく中、上野駅公園口目の前の国立西洋美術館に行ってみると、なんと、ル・コルビュジエ展の看板もかかっているではありませんか。事前にちゃんと調べて行ったわけではないので、ちょっと得した気分です。

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国立西洋美術館常設展:ル・コルビュジエと20世紀美術

ミケランジェロ展は入場者数が15万人を超えたとのことで、混み合うような気がしていたので、天気の悪い日を狙っていました。流石に雨の夕方の上野の西洋美術館は混み合うほどではなく、適度な人ごみ程度。ミケランジェロ展は企画展ということで地下の展示スペース。

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展示はフィレンツェにあるミケランジェロの子孫が受け継ぐ「カーサ・ブオナローティ」の所蔵品が中心。ミケランジェロ15歳の頃の大理石へ浮き彫りを施した「階段の聖母」が目玉の展示のようで、展示の終盤にどんと置かれていました。個人的に感銘を受けたのが素描の数々。空間の中にごく一部が描かれ、闇の中からアルカイックなモデルの表情が浮かび上がるようなデッサン、システィーナ礼拝堂の天上画や正面の天地創造のフレスコ画の元になった生々しい筋骨を描いた独特の素描の数々、そしてそのシスティーナ礼拝堂を最近記録した10分ほどの超鮮明な4K映像など見所は沢山ありました。システィーナ礼拝堂は学生の時と、新婚旅行の時とで2度行っているのですが、学生のときは修復前の鮮明な色彩に蘇る前の姿、そして新婚旅行の時は修復中で足場に囲まれたときだったので、この映像は貴重でした。大きなスクリーンに映された4K映像は流石に迫力が違いました。博物館で流されている映像など通り過ぎることが多いんですが、皆さん圧倒的な映像の迫力に脚を停め、しげしげと見入ってました。終盤にローマやフィレンツェに建つミケランジェロの建築の図面なども展示があり盛りだくさん。絵画、彫刻、建築にいたるミケランジェロの実際の作品はローマやフィレンツェから持ち出せない物ばかりですが、持ち出せるものがかなり来ていたのは企画サイドの努力によるものでしょう。良い展示でした。

けっこうゆっくり見て適度に疲れたんですが、ここまで来てコルビュジエ展を見ない手はありません。続いて常設展も見る事に。企画展のチケットでそのまま入れます。

こちらは、まさにル・コルビュジエの設計した西洋美術館の本館の展示スペースの展示。普段、企画展を見る事が多く、久々に本館の空間を体験。中央の吹き抜けからスロープを上がって2階のメインの展示スペースに至る動線と空間の変化、モデュロールに従っているのか、ときおり狭いスペースや低い天井など、人間の落ち着く空間を配置しているあたり、そしてコルビュジエらしいコンクリートの独特の造形など、やはり世界中に影響を与え、時代を造った人の個性とエネルギーの凄さをあらためて感じました。

展示はコルビュジエの絵画、彫刻作品が中心でしたが、同時代の画家の作品も多数展示があり見応え十分。最初の吹き抜けに置かれた抽象的なのに有機的で、カラフルかつユーモラスな彫刻が置かれ、コルビュジエの造形力の才から見せるあたり、こちらも展示企画の上手さが光ります。この西洋美術館の歴代の展示の中で、もっとも展示された作品と空間がマッチした展示だったことは間違いないでしょう。同時代の画家の作品には親交の深かったレジェなどの作品もありますが、驚いたのはピカソの作品まであったこと。それから有名なロンシャン礼拝堂の模型があったり、チャンディガールの壮大な都市計画のモニュメントの「開いた手」の模型など、こちらも盛りだくさん。見応え十分でした。

国立西洋美術館の常設展示はこれにとどまらず、下記も同時開催。

国立西洋美術館:イタリア版画展―新収作品を中心に(11月17日まで)
国立西洋美術館:ソフィア王妃芸術センター所蔵 内と外―スペイン・アンフォルメル絵画の二つの『顔』(1月5日まで)

なんと、こちらも見てしまいました。両方ともなかなか面白い、最後に本当の常設展示物もあり、今更ながら充実した展示に驚きました。普段企画展を見に行っても常設展はなかなか見ませんので、良い刺激になりました。



この日は有楽町の東京国際フォーラムでインターナショナルオーディオフェアが開催されていて、こちらにも久しぶりに立ち寄ろうかと思っていましたが、西洋美術館のあまりの充実ぶりにフルにつきあったため、時間も体力もなく、こちらはパス。そろそろいいCDプレイヤーがとの邪心もあるのですが、、、

夜は友人と待ち合わせて、嫁さんと合わせて4人で焼肉(笑)

ぴょんぴょん舎:GINZA UNA店

仙台在住時に盛岡の本店もいったことがあるぴょんぴょん舎。ここのコースは量も適度でいろいろ楽しめるので気に入ってます。

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予約してあったので、すんなり入れました。冷えたグラスに完璧な泡の帽子。まずは生ビールで喉を潤します。良く歩いたので沁みます。

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キムチやサンチュのサラダなどとユッケのように見えるのは馬刺のユッケ風。

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タン塩。最初にタン塩のデリケートな旨味が効きます。

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肉はカルビにハラミ、ホルモンなど盛りだくさん。焼肉だけでも結構おなか一杯になります。それぞれ良いお肉ででみんな美味しいです。

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そして名物冷麺。爽やかながらコクも旨味もあり、なかなかです。冷麺か石焼ビビンパなど数種から選べる仕組み。

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そしてデザート。美味しい物が適度にタイミング良く出てくるので、いつも満足度高いですね。

ビールに予約特典のマッコリなどですっかりいい気分。楽しい夜でした。

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