作曲家ヨーゼフ・ハイドンの作品のCD、LP、映像などを収集しレビューしています。膨大なハイドンの作品から名盤、名演奏を紹介します。

Haydn Disk of the Month - August 2013

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8月も終わりと言うのに東京はぶり返すように酷暑の日々が続きます。

今月は弦楽四重奏曲を集中的に聴きました。こうして特定のジャンルを集中して聴くと、演奏者ごとの曲の解釈の違いが鮮明にわかり、貴重な感触を得る事ができます。ハイドンといえば交響曲に弦楽四重奏曲ですが、弦楽四重奏曲の素晴しい世界にどっぷりと浸かることができました。今月選んだアルバムはこちらです。

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2013/08/26 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : ヘンシェル四重奏団のひばり、鳥、騎士

まずはこのアルバムでしょう。ヘンシェル四重奏団の設立直後に録音されたアルバム。ストラディヴァイリウスなど素晴しい楽器を使って、ハイドンの弦楽四重奏曲を抜群の立体感で音にしていきます。まさに美音の響宴。このアルバムがあまりに良かったので、同じヘンシェル四重奏団の最近の録音を手に入れてみましたが、このころの覇気は聴かれず、このアルバムの素晴しさが逆に引き立ちました。今となってはなかなか手に入れにくいアルバムですが、その素晴しさは折り紙付きです。

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2013/08/04 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : クァルテット・アルモニコの「冗談」(ハイドン・トータル)

そしてもう一枚。ご存知ハイドン・トータルからの1曲です。ハイドン・トータルは1曲1曲演奏者が異なりますので、聴く方もスリリング。若手がハイドンをどうこなしていくのかを楽しむことができます。そういう意味では聴き手を挑むような迫力があります。このクァルテット・アルモニコの冗談、同クァルテットの演奏はハイドン・トータルに何曲か収められていますが、この演奏が図抜けて素晴しい演奏。単独でアルバムをリリースしてほしいほどの完成度です。演奏者と曲、そして企画がかみ合って希有な演奏が生まれました。レビューに書いた通り、是非実演で聴いてみたいクァルテットです。

今月はこの2組に絞りました。



今月評価が高かったその他のアルバムは以下のとおり。なかでもタートライの演奏はいままでタートライ四重奏団全集のイメージを払拭してくれました。素朴な演奏の中から音楽が溢れ出してくる素晴しい演奏でした。

2013/08/31 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : シャルトル弦楽四重奏団のOp.64のNo.3、Op.42、Op.33のNo.5
2013/08/23 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団のOp.64のNo.6
2013/08/14 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : タートライ四重奏団のOp.77
2013/08/10 : ハイドン–協奏曲 : ヘルムート・シュナイドヴィントのトランペット協奏曲
2013/08/07 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : ケッケルト四重奏団のOp.74のNo.1

しばらく弦楽四重奏曲を集中して聴いてきましたので、9月は特にテーマを設けず、いろいろ気になっているアルバムを取りあげていきたいと思います。

9月になれば、すこし過ごしやすくなりますでしょうかね。



2013年8月のデータ(2013年8月31日)
登録曲数:1,314曲(前月比±0曲)登録演奏数:7,251件(前月比+75演奏)

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