Haydn Disk of the Month - November 2019

あっという間に1年が経ちました。昨年11月に母親が亡くなり、今月無事に一周忌を済ませました。

昨年の秋は、入院していた母親の見舞いに毎日のように病院と家を往復して、落ち着かない日々を送っていたんですね。葬儀を済ませ、色々な手続きを済ませ、家を片付け、そして相続の手続きを済ませたのがつい数ヶ月前。なんだかバタバタしているうちに、1年が経ってしまいました。1年経って何か変わったかといえば、生活のリズムが母親中心だったものが、そうではなくなり、何が変わっていないかといえば、美しい音楽を聴いたり、旅してブログをぼちぼちと書くことで時を忘れられることでしょう。物理的には1年老けてますので、徐々にですが色々衰えてます。最近、CDの解説の小さな字はかなり読みにくくなりました。老眼鏡必須です(笑) 

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写真は本日11月30日の我が家の庭の中心にドーンとそそり立つ櫨(ハゼ)の木。今年は赤く染まるのが遅いです。去年の今頃は、、、

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去年の12月1日は真っ赤に染まっていたんですね。もちろん気候の影響も大きいんですが、去年はなぜか特別に赤が鮮やかでした。この櫨の木、ちょっと住宅の庭の木としては大きくなりすぎてます。毎年葉が落ちると枝先をかなり切って樹高を抑えるようにしているんですが、今年はそれでもぐんぐん伸びてそろそろ手に負えなくなりそう。嫁さんと話して、今年の紅葉が終わったらバッサリ切ることにしました。ということで、来年の秋には櫨の写真は掲載できない予定です。ちなみに櫨の下の木々の日当たりが良くなりますので、次に写真映えするものを手入れしておきます(笑)



枕はこのくらいにして、11月にレビューしたアルバムから今月のベスト盤を選ぶ月末恒例の企画。今月は旅行にかまけておりましたので記事自体は2本しか書いておりませんが、色々なアルバムを入手して聴いた上で取り上げておりますので、ベスト盤の価値は変わりません。

今月はこちらです。大方の予想通りでしょう(笑)

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2019/11/29 : ハイドン–交響曲 : 【新着】バルト・ファン・レイン/ル・コンセール・ダンヴェルの交響曲80、81番(ハイドン)

昨日取り上げたばかりのアルバムですので、内容は記事をご参照ください。選んだ理由はもちろん演奏が素晴らしいからに他なりません。古楽器のハイドンの交響曲の演奏に新風を吹き込むような新鮮さに満ちた演奏なんですね。アントニーニほど自己主張が強くなく、作品がもつ面白さ、美しさを存分に味わえる、極めてレベルの高い洗練された演奏なんですね。ハイドンの交響曲が実に美しく響き渡ります。そればかりでなく、交響曲80番、81番という滅多に録音されない曲を、この曲が作曲された年代に的を絞って、同じ時期に作曲されたピアノ協奏曲と並べることで、この時期のハイドンの作風にスポットライトを当てるという非常にマニアックな企画も見事。これでこそ、当ブログが推薦する価値があろうというもの。素晴らしいアルバムですので、是非多くの方に聴いていただきたいですね。



2019年11月のデータ(2019年11月30日)
登録曲数:1,365曲(前月比±0曲) 登録演奏数:11,734(前月比+44演奏)



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Haydn Disk of the Month - October 2019

いろいろあった10月も今日でおしまい。

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今月は本当にいろいろありました。一見澄み渡った青空が映える普通の景色ですが、よく見ると普通ではないんですね。ここは私の住む多摩川の河川敷。そして撮ったのは10月13日、日曜日の午前中。そう、日本中に大きな被害をもたらした台風19号が関東に上陸した翌日の景色です。場所は小田急線の鉄橋の少し下流にある二ヶ領宿河原堰と言う堰。

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目の前に見える堰がそれですが、ここは、年配の方なら鮮明にご記憶のことだと思いますが、昭和49年(1974年)の台風16号で堤防が決壊し、住宅が川に次々と流されるところが報道され、「岸辺のアルバム」の舞台となった場所。写真を撮るのに立っているところがまさに決壊した場所です。

今年の台風19号は10月12日土曜の夕刻から夜半にかけて関東を直撃し、各地に記録的な雨を降らせ、多くの河川が氾濫し、この多摩川も報道などでご存知のとおり、数キロ下流の二子玉川で氾濫、対岸の武蔵小杉などに大きな被害をもたらしました。台風が過ぎ去った翌日は台風一過で空は抜けるように澄み渡りました。私の住むエリアは多摩川からは2キロほど離れているものの、前日の夜、念のためネットで多摩川の水位を見ていると、ぐんぐん上昇。少し上流の調布あたりのライブカメラでは、実家に行くのによく通る堤防上の道路スレスレまで水位が上がり、あとちょっとで越水というところまで来ました。岸辺のアルバムの時でもここまでの水位にはならなかったと記憶しています。自宅はハザードマップ上では多摩川氾濫時に水をかぶるエリア外ではありましたが、多摩川の堤防が決壊したら大変なことになるということで、張り詰めた一夜を過ごしました。

まさに紙一重のところで狛江あたりでは堤防が耐えたわけです。翌朝は散乱した庭木の葉などを片付けたついでに、車で多摩川沿いがどうなっているか見にいくと、調布との境にある団地は小川が増水して道には泥が10cm以上堆積。近所の人が総出で泥を書き出していました。そして向かったのがこの二ヶ領宿河原堰。車を近くに停めて堤防に出ると、多くの人が見に来ていました。河川敷自体はほとんど水につかったためびちょびちょ。そして川に近づくと轟音と共に濁った水が流れ、欄干には流れて来た草が詰まっていました。水流の激しさと、澄み渡る空の美しさの不思議な景色をしばらく眺めて帰宅した次第。異常気象とは言うものの、来年も同じような規模の台風が来ないとも限りません。なんとなく保っている普段の生活ですが、いつ何時この日常が保てなくなるかもしれないと思わなくてはならないのでしょうね。

全国で多くの方が被災しています。1日も早く日常を取り戻せるよう祈るばかりです。



さて、本題の10月にレビューしたアルバムからベスト盤を選ぶ月末恒例の企画ですが、今月はこちらを選びました!

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2019/10/30 : ハイドン–ピアノソナタ : パトリック・ホーキンスのスクエアピアノによるソナタ集(ハイドン)

今月レビューした4枚は奇遇にもいずれも鍵盤楽器によるアルバムで、皆素晴らしい演奏。どのアルバムを選んでもおかしくないものなんですが、最も心に刺さったのは直近でレビューしたこのアルバム。ハイドンと縁があった女性作曲家のマリア・へスター・レイノルズ・パークの作品とハイドンのソナタなどを併録したアルバム。アルバムの企画意図とハイドンの選曲、そして解説、関連して設けられたウェブサイトなど非常に力の入ったプロダクション。この選曲された背景を解説で知った上で聴くとハイドンという作曲家の魅力の真髄に触れられます。特に今まであんまりしっくりと来ていなかったピアノソナタ(Hob.XVI:51)はこの演奏を聴いてどうしてこのような曲となったか非常によくわかりました。演奏は外連味がないどころか、普遍的価値をもつ頭抜けた穏やかさに包まれており、聴くと幸せになれます!

今月レビューしたその他のアルバム。

2019/10/26 : ハイドン–ピアノソナタ : 【新着】ニコラ・スタヴィの「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」(ハイドン)
2019/10/17 : ハイドン–ピアノソナタ : アレクセイ・リュビモフの「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」(ハイドン)
2019/10/09 : ハイドン–ピアノソナタ : 絶美! ヤロスラフ・トゥーマの「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」(ハイドン)

最終的にトゥーマとどちらにしようか迷った末の決断です。書いたように演奏だけ見ればどのアルバムも絶品ですが、スタヴィは再発ものでアルバム以上に再発したBISの酔眼を評価すべき、リュビモフは当ブログが推さなくてもすでに多くの方が評価しているということで選ばなかった次第。

さて、だんだん寒い季節に突入しますが、皆様、風邪など召されぬように、、、 そういえば「岸辺のアルバム」に出演していた八千草薫さんも亡くなってしまいましたね。(合掌)



2019年10月のデータ(2019年10月31日)
登録曲数:1,365曲(前月比±0曲) 登録演奏数:11,690(前月比+26演奏)



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Haydn Disk of the Month - September 2019

空を見上げると、もう秋の空ですね。

うちの庭で地面を見下ろすと、 草ボウボウ(苦笑) ということで、9月は毎週のように週末は草むしりやら、伸びきった庭木の剪定などで汗を流しました。うちの周りでは月曜日が木の枝などのゴミの回収があるので必然的に週末は草むしりなんです。草をむしっていると微笑ましい出会いがあるんですね。

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芋虫君です(笑) それまで一心不乱に葉っぱを食べていたんですが、ちょっと葉っぱをよけて近づいて見ると、動きが止まり、こちらを凝視(しているように見えます)。ちょっかいを出して遊びたいところですが、刈るべき草は大量なので、写真だけ撮って終わり。

夏の間も草むしりはたまにしていたんですが、最近雑草の勢いは凄まじいですね。隅に生えて最初は風流だと思った木賊も知らぬ間に庭中に広がる始末。これ、抜くのになかなか力が要ります。もうすぐ真っ赤に紅葉する櫨の木も樹高が2階の屋根を超えるようになり、もはや枝打ちもままならぬ迫力。庭の中央にズドンと生えていて梅など他の樹の日当たりも悪くなってきましたので、今年の紅葉を楽しんだら伐採しようかなと思ってます。

9月は旅行記にも書いたとおり、静岡まで熊谷守一展を見に行ってきましたが、他にも国立西洋美術館で松方コレクション展を見てきました。

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西洋美術館開館60周年記念ということで、この美術館は川崎造船の社長だった松方幸次郎が英仏で買い集めた松方コレクションを展示するために1959年に建てられたものですが、その松方コレクションの大規模の展示があるということで楽しみにしていたもの。それぞれの作品もともかく、松方幸次郎の行動の足跡に合わせて並べられた作品から伝わる、この人の野望というか夢の大きさに改めて驚いた次第。川崎造船は倒産してしまいましたが、このコレクションの価値は今でも多くの人に伝わっていますね。昔の金持ちはやることがすごいですな。

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最近は記事にはしていませんが、歌舞伎も毎月見に行っています。9月は秀山祭で、吉右衛門の寺子屋、仁左衛門の勧進帳と超豪華演目。この2人もいつまで見られるかわかりませんね。

ということで、暑さも去った9月は文化的に過ごしました。前置きが長くなりましたので本題です。



毎月、その月にレビューしたアルバムからベスト盤を選ぶ月末恒例の企画。9月は新着アルバムを集中的に取り上げました。そしてそのベスト盤はこちら!

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2019/09/20 : ハイドン–協奏曲 : 【新着】アレック・フランク=ゲミルのホルン協奏曲(ハイドン)

いつも通り、厳選したアルバムをレビューしてますので、皆いいんですが、このホルンコンチェルトは久々に目から鱗が落ちるような見事なテクニックです。1楽章は単にキビキビとした演奏のように聴こえますが、カデンツァで本領発揮。そして2楽章に入るとホルンの弱音が透き通るように安定感があり、ハイドンがこの曲で響かせたかったホルンのまろやかな響きを完璧に表現する絶妙な技。孤高の響きを聴かせるカデンツァも抜群の安定感。伴奏のニコラス・マギーガンが振るスウェーデン室内管もキレッキレのサポート。ハイドン以外の4曲も素晴らしい出来でホルン協奏曲の名演盤として皆さんにオススメできるものです。



9月のその他の高評価盤は以下の通り。

2019/09/25 : ハイドン–交響曲 : 【新着】イヴァン・イリッチのピアノによる交響曲集(ハイドン)
2019/09/22 : ハイドン–協奏曲 : 【新着】ファレンティン・ラドゥティウのチェロ協奏曲2番(ハイドン)
2019/09/12 : ハイドン–交響曲 : 【新着】クレンペラー/バイエルン放送響の「時計」正規盤(ハイドン)

さて、明日から10月。消費税増税ですね(苦笑)

1日、2日、3日と3夜連続のコンサートに出かけます! レビューはまとめていたします!



2019年9月のデータ(2019年9月30日)
登録曲数:1,365曲(前月比±0曲) 登録演奏数:11,664(前月比+51演奏)



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Haydn Disk of the Month - August 2019

嫁さんから「まとめちゃん」と呼ばれている月末恒例の記事(笑) 色々あって先月7月はお休みしてしまったため、2ヶ月ぶりの記事になります。

今年の夏は変な気象でしたね。梅雨がなかなか終わらず、日照不足が続いたかと思うと、いざあけてみれば酷暑続きに台風連発。このところも九州で大雨による被害が出たりと、異常気象が続いています。なんだか毎年異常気象が続いているようで、これが平年並みになっちゃうのでしょうか。こう色々と極端だと、農家の人も大変です。夏の入りの日照不足でお米や果物への影響が心配ですね。
また、秋刀魚も不漁との情報です。出たては高いものですが、先日新ものの秋刀魚がスーパーで1匹500円! 庶民の秋の味覚が遠のきますね。

色々あって、自分でスーパーなどに買い物に出かける機会も増え、その辺の野菜やお魚の値段の変化に敏感に反応するようになりました。そんな中でも安くて新鮮なものに出会うと創造意欲、もとい食欲をかき立てられます。

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スーパーの魚売り場にあるワタリガニは大抵は中国産かバーレーン産。ワタリガニはパスタにすると美味しいので色々やってみましたが、中国産はいけません。バーレーン産は少しはマシなものの、やはり宮城産が飛び抜けていい出汁が出ます。しかも高くないんですね。たまに出会う宮城産のワタリガニ1尾まるごとを包丁で脳天唐竹割りにしてパスタにすると実に旨いんですね。

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魚も色々ありますが、安くて美味しいものの代表はイワシ! DHAも豊富で言うことなし。新鮮なイワシは焼いて良しにて良し。ただし飽きるので変化が必要です。イワシも粉吹いてこんがり焼いてパスタにするんですが、この前はまるごと塩焼きにしてアサリのトマトソースをかけて変化球。脂がのって美味しいですね。

全く意味不明なマクラはこの辺にして、本題です。



8月のベスト盤はこちら!

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2019/08/31 : ハイドン–交響曲 : 【新着】絶品! エンリコ・オノフリ/セビリア・バロック管の「悲しみ」(ハイドン)

つい先ほど駆け込みで記事をアップしたばかりのものです。このアルバムを聴くまではデルジャヴィナかツァイーデで行こうと決めていたんですが、このアルバムを聴いて心変わりしました。オノフリの振る「悲しみ」ですが、これは文字通り絶品です。古楽器による演奏ですが、これまで聴いたどの古楽器の演奏よりもハイドンの交響曲の核心に迫る素晴らしい演奏です。アンサンブルの一体感、キビキビとしながらも自然なアーティキュレーション、何より心を打つアダージョと荒れ狂うフィナーレ。セッション録音ですが、ライヴのようないきいきとした演奏で、自己の表現意欲ではなくハイドンの音楽自体に込められた創意とエネルギーを発散させるような見事な音楽に仕上がっています。名曲の名演奏ということで多くの人に聴いていただくべき名盤と言っていいでしょう。未聴の方はぜひ聴いてみてください。

8月に高評価だったアルバムは下掲のとおり。両盤ともにオススメです!

2019/08/25 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : 【新着】仏美女4人組ツァイーデ四重奏団のOp.50(ハイドン)
2019/08/12 : ハイドン–ピアノソナタ : 【新着】名盤! エカテリーナ・デルジャヴィナの変奏曲と小品(ハイドン)


なかなか記事を書く時間が取れませんが、9月もそれなりにがんばります!

(業務連絡)
だまてらさんからお声かけいただいたオフ会の件ですが、日程調整に入ります。まずは参加意向のある方は、コメントもしくはメールにておしらせください。これまで参加いただいた、だまてらさん、Haydn2009さん、小鳥遊さん、Skunjpさん、Katsudonさん、ご意向をお知らせください。初参加の方も歓迎です。都内のカジュアルな居酒屋で開催の予定です。

(業務連絡追記)
だまてらさん、Haydn2009さんはそもそも参加表明いただいてますので、ご連絡不要です!

2019年8月のデータ(2019年8月31日)
登録曲数:1,365曲(前月比±0曲) 登録演奏数:11,613(前月比+19演奏)



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Haydn Disk of the Month - June 2019

6月は梅の収穫の季節。

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私の年齢とほぼ同じ、自宅の庭の豊後という種類の梅の木はかなりの老木。根元近くにはサルノコシカケがしょっちゅうつき、枝の一部はだんだん朽ち始めてきているにも関わらず、今年もかなりの実がなりました。ここ数年は見様見真似で花が終わった後に枝先を切り縮める花後の剪定をしていましたが、今年はドタバタしていたので花後も枝が伸び放題。花後の剪定をすると一枝になる実の数が減り、実に養分が行き渡って大きな実になるのですが、今年は剪定をしなかったにも関わらず特大クラスの実が豊作でした。

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父が元気だった頃は梅の実取りは父の仕事でしたが、今は私が引き継ぎ梅雨入り前は梅仕事が毎年の行事となっています。樹高は6メートル以上になり、高い枝の実を取るのはなかなか大変です。何年か前にAmazonで業務用の3mのアルミ製梯子を手に入れ、その一番てっぺんに立ち、高い枝先を手繰り寄せての収穫はスリル満点(笑) ただ、ツヤツヤの大きな実が取れる喜びには代え難く、今年もほぼ完全に収穫することができました。収穫後は身体中傷だらけ。枝の間に体を通して遠くの枝と格闘するので身体中に枝による引っかき傷がつき、鞭打ちの刑に処せられたように赤い引っかき傷だらけになりますが、だんだん収穫の喜びが勝り気にならなくなるのが不思議なところ。

豊作の今年は梅酒を大量仕込み。その他甘露煮や梅酢、最近はらっきょう酢漬けにして楽しみます。自宅だけで捌ける量ではないので親戚、ご近所、友人に配達してなんとか今年の収穫を捌き終えました。



そんなこんなの6月でしたが、肝心のレビューは思ったほど進まず3件のみでした。それでも所有盤リストに6月に登録した演奏は34件ですので、一応厳選したアルバムを選んで記事にしています。ということで今月のベスト盤はこちら!

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2019/06/21 : ハイドン–交響曲 : 【新着】飯森範親/日本センチュリー響の交響曲集第8巻(ハイドン)

いや〜、これは良かった。ハイドンの交響曲の中ではマイナーな2曲、しかもほぼ同時期に作曲した曲をセレクトしたものですが、特に54番はハイドンのシュトルム・ウント・ドラング期からの作風の変化を踏まえて、堂々としたスケール感と気高さを感じさせる見事な演奏。そして鮮明な録音でオーケストラの美しい響きをライヴさながらに体験できる素晴らしいプロダクションです。このシリーズも8巻までリリースされましたが、依然パッケージには全集とは表記されていないのが不思議なところ(笑) 途中でやめちゃうんでしょうか、、、 Octavia Recordsもそろそろ腹を括った方が良いんじゃないでしょうか。

その他、今月レビューしたアルバムは以下の通り。

2019/06/28 : ハイドン–ピアノソナタ : グレン・グールド1958年ストックホルムでのXVI:49(ハイドン)
2019/06/16 : ハイドン–声楽曲 : アウグスト・ランゲンべック/シュツットガルトカンタータ合唱団のネルソンミサ(ハイドン)

グールドの透徹したピアノも、ランゲンべックの誠実な合唱も心に残る演奏でした。

気づいてみると季節は夏に。皆様も良い思い出づくりを!



2019年6月のデータ(2019年6月30日)
登録曲数:1,365曲(前月比±0曲) 登録演奏数:11,594(前月比+34演奏)



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Haydn Disk of the Month - May 2019

今月5月1日からは時代が変わり、令和になりました。世の中改元でちょっと新時代のお祝いムードです。約30年続いた平成の時代で世の中いろいろなことが大きく変わりましたね。そして月末の今日5月31日はハイドンの命日。1809年5月31日にハイドンが亡くなってから2世紀以上経って210年目になります。存命時はヨーロッパの楽壇の頂点に君臨するような存在だったハイドンの音楽は、2世紀以上経ってもその魅力は色褪せることなく、わかる人にはわかる歴史的な価値を伴って聴き続けられております。

さて、4月は義理の父の葬儀などでドタバタとしておりましたが、それもひと段落。5月は在職中はなかなか手をつけられなかった自分の母親の遺品整理や相続の手続きなどを進めておりました。今月は相続の関係で自宅から2駅隣の成城の街に行くことがあり、これまで行ったことがなかった隠れた名店に行ってきました。

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食べログ:そば処増田屋

成城学園前駅北口からすぐのところにある、ぱっと見ごく普通の街のお蕎麦やさんなんですが、さにあらず。私はテレビで知ったんですが、このお店成城在住の小澤征爾さんが常連の店。テレビのインタビューの場所をこのお店に指定するほどの気に入りようということで、嫁さんと一度行ってみようと話していたお店。

平日散歩がてらに自宅から成城まで歩いて、ちょうど昼時にお店に着きましたが、店内は妙齢の成城マダムを中心に満席。お客あしらいはごく普通のお店と変わらず、多忙な時はかなりぞんざいな感じでもありましたが、生ビールに穴子天せいろ、親子丼などを頼んで、お蕎麦が出てくると、これが普通のお店とは一味違いました。

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この透き通るような白いさらしな蕎麦。ちょっと街のお蕎麦やさん離れしています。それもそのはず。この近くに昔あった「諏訪陶右衛門」という老舗のお蕎麦やさんと同じ経営だったとのこと。今は陶右衛門はなくなり、この増田屋が味を引き継いでいるとのこと。実は陶右衛門はだいぶまえに何度か両親を連れて行ったことがあります。その陶右衛門の看板が店内に飾ってあり、無性に懐かしくなった次第。蕎麦は街の蕎麦やさんとは格が違う風流さが漂うものの、お値段はリーズナブル。歩きで来たのと、蕎麦の旨さも手伝って、昼から生ビールお代わりしちゃいました。小澤征爾さんも度々顔を出すらしく、カレンダーに書き込みがあったりしてなかなか侮れないお店です。成城に用がある際にはまた立ち寄りたいと思います。



さて、前置きが長くなりましたが、細々と続けているその月のベスト盤を選ぶ企画ですが、今月は演奏といい巡り合わせといい、このLPを選ばないわけにはいかなくなりました。

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2019/05/11 : ハイドン–ピアノソナタ : ジャン=ベルナール・ポミエのXVI:37(ハイドン)

フランスのピアニスト、ジャン=ベルナール・ポミエのデビュー盤。ハイドンは1曲だけなんですが、冒頭に置かれたハイドンは穏やかな入りから、展開のひらめきと、終盤のタッチのキレなどポミエの非凡さがよくわかる演奏。何よりライナーノーツをジャン・コクトーに求婚されるなどした伝説の女流作家、ルイーズ・ド・ヴィルモランが書いていることからも、注目度がわかろうというもの。55年も前の録音ですが、エスプリがほとばしる名演奏ということで、選んだ次第。なかなか入手は難しいとは思いますが、出会ったら是非手に入れて聴いてみてください。

今月レビューしたアルバムは3枚に留まりました。アルバムを登録した数も少なく、6月は少しペースアップしたいですね。コンサートの方はブラウティハムの素晴らしい演奏を堪能しましたし、ハイドンは聴いていないので記事にはしませんでしたが、ラフォルジュルネも楽しみました。明日6月1日は鎌倉にハイドンのバリトン曲全集を録音したエステルハージー・アンサンブルのバリトントリオを聴きに行きます。楽しみです!



2019年5月のデータ(2019年5月31日)
登録曲数:1,365曲(前月比±0曲) 登録演奏数:11,560(前月比+8演奏)



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Haydn Disk of the Month - April 2019

本日は、世の中的には平成最後の日ということで、時代の変わる節目の日。テレビでは平成を振り返る番組や皇居の中継などお祭り気分。もちろん、昨日嫁さんのお父さんの葬儀を終えたばかりの当家はあまりお祭り気分にはなれませんが、自分的には本日は私の誕生日でありまして、57歳になりました。いよいよ前期高齢者も目の前(笑)。ということでいろいろあった4月を振り返ってひと段落しております。

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本日もいろいろと片付けをして、最近ちょっと間が空いていたスポーツクラブに行って泳いで体はスッキリ。スポーツクラブには大抵嫁さんと一緒に行くのですが、風呂から上がるのが早い私が買い物をしておくのがしきたり。本日は誕生日なので、嫁さんからはいい食材を買って、いいワインを開けようとのありがたいお導きがありましたので、プチ贅沢。ということで、ステーキ肉もいつもはモモ肉なのをヒレ肉にグレードアップ。そして明太子があったので明太子スパゲティにしましたが、上にイクラを乗せるといういつになくラグジュアリーな仕様にして楽しみました(笑)

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自分で買った誕生日プレゼントはツチノコの貯金箱。なかなかリアルな姿でしょう?



前置きはこのくらいにして、4月にレビューしたアルバムからベスト盤を選ぶ月末恒例の企画。今月はこのアルバムです。

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2019/04/16 : ハイドン–ピアノソナタ : 【新着】井上裕子のフォルテピアノによるXVI:46(ハイドン)

全く未知だった井上裕子という人のデビュー盤。フォルテピアノでハイドンの初期の傑作ソナタであるHob.XVI:46を弾いています。詳しくは記事を参照して欲しいのですが、このアルバム、演奏の素晴らしさはもちろん、アルバムの企画、楽器の選定、調律から、解説に到るまで非常に丁寧につくられたもので、デビュー盤にしてすでに抜群の存在感を発揮しております。千変万化する曲調のC.P.E.バッハを得意とするだけに、ハイドンの演奏も非常に彫りの深い演奏で、この名曲の美しさを際立たせるもの。この演奏の真価は当ブログの影のご意見番、Skunjpさんのお墨付きです。未聴の方は是非聴いてみてください。

今月は井上裕子さんとマクスウェル四重奏団のどちらにしようか迷いましたが、マクスウェル四重奏団のアルバムもデビュー盤。この演奏、一聴してさりげないものなんですが、聴き込むと類い稀な音楽性を感じる素晴らしいもの。曲間に置かれたスコットランドの曲も非常に興味深いもので、こちらもデビュー盤らしからぬ完成度です。また、シレーネサクソフォン四重奏団のサクソフォンによる弦楽四重奏曲の演奏も一聴の価値ありです。イタリア四重奏団はすでに名盤の誉れ高いということで選外としていますが、これまた見事なものです。

2019/04/13 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : イタリア四重奏団の皇帝、日の出(ハイドン)
2019/04/07 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : 【新着】マクスウェル四重奏団のOp.71(ハイドン)
2019/04/05 : ハイドン–交響曲 : ローター・ツァグロゼク/ベルリン・コンツェルトハウス管の88番(ハイドン)
2019/04/01 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : シレーネ・サクソフォン四重奏団によるOp.20のNo.1(ハイドン)

さて、明日から令和。平穏な時代が続くことを祈ります。

2019年4月のデータ(2019年4月30日)
登録曲数:1,365曲(前月比±0曲) 登録演奏数:11,552(前月比+23演奏)



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Haydn Disk of the Month - March 2019

いよいよ平成の時代も幕切れ近くなってきました。明日4月1日には新元号が発表されるということで、世の中が大きく変わろうとしています。私自身も3月末で現在勤めている会社を早期退職して、しばらく次の仕事の準備に入るという決断をしました。働き始めてから30年以上たち、昨年母親が亡くなり少々身軽になったのを機にこの先のことを考えての決断です。ということで、3月まで勤めていた会社でも私が中心になって進めていたことも色々あり、仕事に区切りをつけるのは大変でした。奇遇にも以前からチケットを取ってあったコンサートも3月に集中しており、3月は夜遅い帰宅が続きクタクタ。コンサートレポート以外の記事を書く余裕がほとんどありませんでした。4月に入ったら、身の回りの整理と、新たな仕事の準備などに入ります。

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写真は3月23日に墓参りに行った時の世田谷のお寺の桜。まだ開花したばかり。東京の靖国神社の標準木による開花宣言が2日前の3月21日、平年より5日早い開花だったということで、今年は早めに開花です。月末の今週末が見頃ではありますが、あいにく東京は晴天に恵まれず、ドライブがてら曇天の桜並木の道をを通ったくらいで、ちゃんとした花見はしていません。花が持ては4月の1週目にどこかで桜吹雪を楽しみたいと思います。



さて、3月にレビューしたハイドンのアルバムは2種だけ。しかも3月に新規登録したアルバムも数える程ゆえベスト盤選びをするのはどうかと思いましたが、このアルバムの出来は見事ということで、今月も無理やり選定です!

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2019/03/12 : ハイドン–交響曲 : 【新着】ジョヴァンニ・アントニーニの交響曲全集第7巻(ハイドン)

ジョヴァンニ・アントニーニによるハイドンの交響曲全集の第7巻。もう、完全にゾーンに入ってます。比較的地味な選曲ながら、アントニーニの才気炸裂! ハイドンの曲に仕込まれた創意をアントニーニが汲み取りまくって、これらの曲の面白さを際立たせる見事な演奏。血湧き肉躍るようなスリリングな演奏にグイグイ引き込まれます。プロダクションも丁寧な造りのジャケットにアートワークも垢抜けていて所有欲を満たします。このレベルの高さが続けば素晴らしい全集になるでしょう。13年後の完結を祈るばかりです。



さて、4月も色々とばたつく予定ではありますが、少しはレビューを増やせるよう精進いたします。

2019年3月のデータ(2019年3月31日)
登録曲数:1,365曲(前月比±0曲) 登録演奏数:11,529(前月比+11演奏)



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Haydn Disk of the Month - February 2019

2月は日が少ないんですね。すぐ月末です(笑)

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相変わらずドタバタと日を送っております。仕事での出張も多く、家にいる日は毎晩眠気と戦いながら手に入れたアルバムを聴きながら所有盤リストに登録し、これぞというアルバムがあれば記事にするというのがルーティーン(笑)。2月は大物メルツェンドルファーや地道に収集中のLPも色々ありましたので、登録作業も大変。登録演奏数も178と非常に多かったので、ちょい聴きしながら登録に明け暮れていた感じです。

忙しい時のストレス発散はハイドンはもちろん料理とお酒も重要です(笑) 写真はカサゴのアクアパッツァ。久々に近所のスーパーでカサゴを見かけたので、すかさずゲット。ニンニクと玉ねぎをオリーブオイルで炒めてカサゴをとアサリを投入。白ワインと水、唐辛子を加えてワイン蒸しにして半分蒸しあがったところで最後にイカを投入。コク出しにイタリアの魚醤、コラトゥーラをちょっと加えて塩分を調整。最後にイタリアンパセリをたっぷり振りかけて完成です。身の旨味とプリプリ感はやはりカサゴならでは。辛口の白ワインを飲みながらバケットを汁に浸ていただくと最高です。

ただしストレスは発散するもののワインが進みいい気分になりすぎて、レビューが進まなくなるという構造的問題も残るんですね〜(笑)



さて、その月にレビューしたアルバムからベスト盤を選ぶ月末恒例の企画。2月のベスト盤はこちらです。

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2019/02/24 : ハイドン–ピアノソナタ : 【新着】クリスティアン・ベズイデンホウトのソナタ集(ハイドン)

クリスティアン・ベズイデンホウトのフォルテピアノによるハイドンのソナタ集ですが、記事にも書いたように、選曲、演奏、録音ともに群を抜く素晴らしさで、フォルテピアノによるソナタ集としては一押しのアルバム。フォルテピアノの音は楽器により様々ですが、響きの純粋さとニュアンスの豊かさは好きなインマゼールに近いもの。インマゼールよりも表現力は豊かで実にデリカシーに富みながら、現代ピアノの印象と比べて非力な印象も全くない見事な演奏。harmonia mundiではベズイデンホウトのモーツァルトのソナタ集が全集として完成していますので、ハイドンの方も是非全集となることを期待しています。



その他はこちら。

2019/02/26 : ハイドン–交響曲 : 【新着】飯森範親/日本センチュリー響の交響曲集第6巻(ハイドン)
2019/02/11 : ハイドン–交響曲 : 【新着】エルンスト・メルツェンドルファーの交響曲全集(ハイドン)

メルツェンドルファーがハイドンの交響曲全集の金字塔、ドラティの全集の前にハイドンの交響曲全集を完成させていたのは事実でした。演奏ななかなかいいものでしたが、リリースされたCDは板起こし。板起こしとしては聴きやすいものの、ドラティがDECCAによる素晴らしい録音であることを踏まえると、ドラティ盤を脅かす存在となるほどではありませんでした。当ブログのハイドンの交響曲全集のおすすめ盤は、ファーストチョイスはドラティ、セカンドチョイスはアダム・フィッシャーに変わりありません。
飯森さんのハイドンマラソンは6巻目まできました。こちらもここにきて磨きがかかってきました。特に61番、39番は非常に完成度が高く聴きごたえ十分です。

3月も年度末でドタバタしながら少しずつレビューしていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。



2019年2月のデータ(2019年2月28日)
登録曲数:1,365曲(前月比±0曲) 登録演奏数:11,518(前月比+178演奏)



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Haydn Disk of the Month - January 2019

今年のお正月は、母親のいないお正月。昨年中に葬儀や四十九日を済ませてバタバタしているうちに年が明けました。

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普段の年は、年末から嫁さんが母親に色々聞きながら御節料理などを作ったりするんですが、もちろん御節料理を作るめでたい気分であるはずもなく、また、年末に無理やり旅行に行って、ちょっと気晴らしをしたりしているうちに年が明けたという感じ。ということで、お正月はあり合わせのものでちびちびやっていました。写真は年末の伊豆旅行のお土産のイナゴ(笑)と塩辛。いただきものの日本酒と肴でちびちびやりながら正月を過ごしました。

1月はブログの方も旅行記を書いているうちに半ば過ぎて、仕事も出張が多かったり、色々飲み会があったり、仕事以外でも寒中見舞いを作ったり、香典返しの手配をしたり、相続の整理などバタバタしているうちに月末になってしまいました。バタバタしているうちに月末になるのはいつものことですね(笑)



レビューもはかどらず、月末記事をどうしようかと思ってはみましたが、幸い素晴らしいアルバムにも出会いましたので、書くことにしました。今月のベスト盤はこちら!

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2019/01/21 : ハイドン–ピアノソナタ : 【新着】ロマン・ラビノヴィチのピアノソナタ全集第1巻(ハイドン)

このところハイドンのピアノソナタの注目すべき録音が色々リリースされる中、全集を謳ってリリースされたもの。記事にも書きましたが、定番のオルベルツの全集を過去のものにするような、ハイドンのソナタの決定盤的素晴らしさ。ハイドンのソナタの魅力を全て含んだような見事な演奏で、今後のリリースが楽しみです。未聴の方は是非聴いてみてください。記事のコメントで、当ブログの影のご意見番、Skunjpさんも激賞の名盤です!




実は1月はコンサートにも2つ出かけていたんですが、それも記事にしていませんでしたので、最後にちょっと触れておきます。

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読売日本交響楽団:第213回土曜マチネーシリーズ

一つは読響(1月12日東京芸術劇場)ですが、お目当てはホアキン・アチュカロというスペインのピアニストのラヴェルのピアノ協奏曲。これは絶品でした。86歳と高齢にも関わらず輝かしい音色に含蓄に富んだリズム感と深い陰影。アンコールは左手だけで弾くスクリャービンの「左手のための2つの小品〜ノクターン」も左手だけから実に深い音楽を紡ぎ出します。86歳とは思えぬ素晴らしいテクニックとあふれんばかりの音楽に感激。この日の指揮は山田和樹で、初めて聴きましたが、後半のシェエラザードはアニメ音楽のような語り口で、深みに欠けた感じ。伝統的なクラシックとは違う感性の持ち主のようですが、新たなファン層の拡大にもなっているのでしょうね。ライヴ収録されていたようですので、アルバムがリリースされるかもしれません。皆さんの耳で確かめてみてください。

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東京オペラシティコンサートホール:バッハ・コレギウム・ジャパンベートーヴェン《第九》

もう一つはバッハ・コレギウム・ジャパンの第九(1月24日東京オペラシティ)。バッハ・コレギウム・ジャパンは何度か聴いていますが、宗教音楽以外をやるというイメージを持っていなかったのでチケットを取った次第。前半3楽章はちょっとせかせかとした印象で、オケの精度もちょっと荒いところもありましたが、圧巻だったのは4楽章。特にコーラスの透き通るようなハーモニーと声量は圧倒的。第九はコンサートも録音も色々聴いてはいますが、これほど素晴らしいコーラスは初めてでした。オケも最後は静謐なバッハを奏でるバッハ・コレギウム・ジャパンらしからぬ怒涛の迫力で締める見事な演奏でした。



さて、これから年度末に向けてどうも仕事はバタバタしそうですので、記事を書くペースは上がりそうにありませんが、無理せずやっていこうと思います。引き続きよろしくお願いいたします。



2019年1月のデータ(2019年1月31日)
登録曲数:1,365曲(前月比+1曲) 登録演奏数:11,340(前月比+85演奏)



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tag : ラヴェル リムスキー・コルサコフ ベートーヴェン

プロフィール

Daisy


Author:Daisy

ハイドン(Franz Joseph Haydn)の膨大な録音をコツコツ集めてレビューしております。好きなものはお酒全般(ワイン、日本酒、モルトなど)、美味しいものを食べること、料理、鄙びた温泉めぐり、歌舞伎見物、スポーツクラブで泳ぐこと(美味しいお酒を呑むため!)などなど。私はなぜハイドンにはまったのか?

最新記事
カテゴリ
ハイドン所有盤リスト
Joseph Haydn Discography
所有盤をジャンル別にリスト化しています。基本的に録音年順とし、録音年不明のものはリスト冒頭に記載。演奏者名はジャケットなどの表記に合わせています。

登録曲数:1,365
登録演奏数:11,529
(2019年3月31日)
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ピアノ協奏曲XVIII:4軍隊ヒストリカル交響曲93番交響曲70番ピアノ協奏曲XVIII:11交響曲80番交響曲81番トランペット協奏曲ヴァイオリンとピアノのための協奏曲XVIII:6悲しみロンドンオックスフォードモーツァルト交響曲4番ヨハン・クリスチャン・バッハピアノソナタXVI:51豚の去勢にゃ8人がかりピアノ三重奏曲十字架上のキリストの最後の七つの言葉スカルラッティヘンデルラモーバッハ驚愕ショスタコーヴィチシェーンベルク弦楽四重奏曲Op.76ドヴォルザークベートーヴェン交響曲75番チェロ協奏曲ホルン協奏曲古楽器時計弦楽四重奏曲Op.50アンダンテと変奏曲XVIII:6弦楽四重奏曲Op.54弦楽四重奏曲Op.64弦楽四重奏曲Op.20天地創造ヴォルフレスピーギヨハン・シュトラウスリヒャルト・シュトラウスタリスリゲティ交響曲10番ピアノソナタXVI:49迂闊者交響曲54番ネルソンミサバリトン三重奏曲トマジーニピアノソナタXVI:52交響曲2番ピアノソナタXVI:37ピアノソナタXVI:46日の出皇帝弦楽四重奏曲Op.71交響曲88番ブルックナーベルリオーズナッセンベンジャミンウェーベルンメシアンシェルシグリゼーヴァレーズOp.20弦楽四重奏曲交響曲67番交響曲65番交響曲9番交響曲39番狩り交響曲73番交響曲61番リームピアノソナタXVI:6ピアノソナタXVI:20ピアノソナタXVI:48アンダンテと変奏曲XVII:6四季交響曲全集ラヴェルリムスキー・コルサコフピアノソナタXVI:21ピアノソナタXVI:44ピアノソナタXVI:45第九太鼓連打交響曲99番ボッケリーニシューベルト交響曲5番ストラヴィンスキーチャイコフスキーライヴ弦楽四重奏曲Op.2序曲ヴィヴァルディオペラ序曲パイジェッロアリア集ピアノとヴァイオリンのための協奏曲XVIII:6すみだトリフォニーホールピアノソナタXVI:34ブーレーズサントリーホール弦楽四重奏曲Op.74騎士オルランド無人島哲学者の魂、またはオルフェオとエウリディーチェ変わらぬまことアルミーダチマローザ英語カンツォネッタ集ピアノ協奏曲XVIII:1ピアノ協奏曲XVIII:3交響曲3番ラメンタチオーネアレルヤ交響曲79番チェロ協奏曲1番交響曲27番交響曲19番交響曲58番紀尾井ホールドビュッシーミューザ川崎協奏交響曲オーボエ協奏曲LPヴァイオリンとヴィオラのためのソナタピアノソナタXVI:40ピアノソナタXVI:50ピアノソナタXVI:32ピアノソナタXVI:38ピアノソナタXVI:29スタバト・マーテルピアノソナタXVI:39マーラー告別交響曲90番交響曲97番交響曲18番奇跡ひばりフルート三重奏曲交響曲102番交響曲86番ヴァイオリン協奏曲哲学者ミサブレヴィスニコライミサ小オルガンミサ交響曲95番交響曲78番ピアノソナタXVI:23王妃武満徹ライヴ録音SACDマリア・テレジア交響曲21番クラヴィコードBlu-ray東京オペラシティ交響曲11番交響曲12番交響曲15番交響曲37番交響曲1番ピアノソナタXVI:8ピアノソナタXVI:42ピアノソナタXVI:25ピアノソナタXVI:14ピアノソナタXVI:2ピアノソナタXVI:12ピアノソナタXVI:4ピアノソナタXVI:1ピアノソナタXVI:5ピアノソナタXVI:3ディヴェルティメント東京芸術劇場交響曲98番ピアノソナタXVI:7ピアノソナタXVI:36ピアノソナタXVI:35ロッシーニドニぜッティライヒャ弦楽三重奏曲東京文化会館フルート協奏曲弦楽四重奏曲Op.9弦楽四重奏曲Op.17剃刀弦楽四重奏曲Op.103弦楽四重奏曲Op.77ピアノソナタXVI:26ファンタジアXVII:4ピアノソナタXVI:31アレグリバードモンテヴェルディパレストリーナ美人奏者ピアノ協奏曲XVIII:7アコーディオンスコットランド歌曲ヴェルナーガスマンピアノソナタXVI:24交響曲51番交響曲35番交響曲46番DVD交響曲47番テレジアミサピアノソナタXVI:28アリエッタと12の変奏XVII:3ラ・ロクスラーヌ帝国ハイドンのセレナード五度ラルゴラウドン将軍弦楽四重奏曲Op.33弦楽四重奏曲Op.1騎士交響曲17番ピアノソナタXVI:27シベリウス時の移ろい交響曲42番ベルリンフィルホルン信号弦楽四重奏曲Op.55交響曲87番リュートピアノソナタXVI:10ピアノ五重奏曲チェチーリアミサラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン東京国際フォーラム雌鶏冗談ナクソスのアリアンナピアノ協奏曲XVIII:5ピアノ協奏曲XVIII:9ヴァイオリンソナタ交響曲52番ピアノ協奏曲XVIII:2ロンドン・トリオモテットドイツ国歌カノンオフェトリウムよみうり大手町ホールパッヘルベルアダージョXVII:9受難パリセット交響曲84番ベルク主題と6つの変奏オペラアリアピアノソナタXVI:41スクエアピアノ交響曲57番交響曲68番リラ・オルガニザータ協奏曲交響曲50番交響曲89番CD-R偽作トビアの帰還ホルン三重奏曲薬剤師オルガン協奏曲火事交響曲38番リベラ・メピアノ協奏曲XVIII:10交響曲34番交響曲77番温泉フルートソナタドイツ舞曲誕生日校長先生ピアノソナタXVI:47bisピアノ小品音楽時計曲ピアノソナタXVI:11カートリッジ雅楽プロコフィエフサン=サーンス交響曲36番リストオーディオバリトン二重奏曲交響曲91番交響曲66番長岡鉄男歌舞伎おすすめ盤ピアノソナタXVI:47読売日響オペラ歌舞伎座スケルツァンド弦楽四重奏曲op.33ザルツブルク音楽祭変奏曲XVII:7ピアノソナタXVI:22天地創造ミサジャズ弦楽四重奏曲Op.42交響曲76番ピアノソナタXVI:43古楽器風東急文化村ノットゥルノヴェーベルン府中の森芸術劇場裏切られた誠実バリトン五重奏曲ハイドン入門者向け歌曲ピアノソナタXVI:G1ウィーンフィル月の世界交響曲72番建築ファリャマリアテレジア交響曲56番2つのホルンのための協奏曲展覧会ピアノソナタXVI:19弦楽四重奏曲全集シャンゼリゼ劇場皇帝讃歌交響曲24番大オルガンミサ新橋演舞場サルヴェ・レジーナテ・デウムカッサシオン室内楽曲ベトナム料理国立新美術館高音質CD交響曲28番交響曲13番交響曲62番交響曲108番交響曲107番ジプシー・ロンドチェンバロ四重奏曲声楽曲カンタータ戦時のミサ珍盤ザロモンセットN響ハルモニーミサミサ曲全集NHKホールハインリッヒミサピアノソナタ全集ジュピターレコードマーキュリー管弦楽曲室内楽変奏曲XVII:5交響曲41番ギターピアノソナタXVI:33府中ピアノソナタXVI:30カラヤンスウェーリンク書籍交響曲71番アプラウスピアノソナタXVI:13魂の歌仙台ヤナーチェク現代音楽ピアノソナタ

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