ホルツマイア/トリオ・ヴァンダラーのスコットランド歌曲

先日素晴らしいピアノ三重奏曲を聴かせたトリオ・ヴァンダラー。別のアルバムが手に入りました。

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ヴォルフガング・ホルツマイア(Wolfgang Holzmair)のバリトンとトリオ・ヴァンダラー(Trio Wanderer)の演奏による、歌曲集。ベートーヴェン12曲、プレイエル3曲、ハイドン11曲の歌曲を収めたアルバム。ハイドンはスコットランド歌曲集からの選曲です。収録は2007年12月18~21日、これまたスイス、シオンのティボール・ヴァルガ・スタジオにて。レーベルはおそらくこのアルバムで初めて目にするcypresというベルギーのブリュッセルに本拠を置く会社。ただし輸入元がマーキュリーですので、丁寧な解説がついて、いつも通りいい仕上がりです。

トリオ・ヴァンダラーのことは前記事を参照いただくことにして、今日は歌手のヴォルフガング・ホルツマイアについて触れておきましょう。当初トリオ・ワンダラーと表記していましたが、濁るようなので過去の記事もトリオ・ヴァンダラーと修正しました。

ハイドン音盤倉庫:トリオ・ヴァンダラーのピアノ三重奏曲集

ヴォルフガング・ホルツマイアはオーストリア西部、ザルツブルクの近くのフェックラブルック郡の生まれ。ウィーン音楽舞台芸術アカデミーで声楽を学び、リートを中心に活動。ピアニストのイモージェン・クーパーと組んでリサイタルを開いたり、オペラでも活躍しているとのこと。

マーキュリーの輸入したアルバムにつけられる帯のキャッチは、いつもながら気が利いてます。ちょっと引用してみましょう。

「(前略)ヨーロッパ大陸から様々な音楽家たちが押し寄せた英国には、音楽都市ウィーンからも多くの大作曲家たちが立ち寄りました。ベートーヴェン、ハイドン、プレイエル・・・それぞれの事情で英国と関係をもった彼ら三人のオーストリア人は、皆一様に英国各地で歌い継がれた民謡を愛し、祖国で鍛えられた室内楽書法を駆使して、ピアノ三重奏という豊かな伴奏をともなう民謡編曲を多数残しました。」

まさに、このアルバムの狙いを見事にとらえたキャッチですね。続きがまたすばらしい文章。

「彼ら随一の室内楽にも劣らない充実度満点の響きが。民謡独特の素朴なメロディ、胸打つハーモニーと重なり合うときの至福・・・ヨーロッパ最前線で活躍する多忙なヴェテラン集団トリオ・ヴァンダラーは、そうした濃やかな音響世界を贅沢すぎるほどの的確さで見事「いま」を息づかせていくのです。」

下手にブログで解説するよりもよほど的を射た素晴らしい文章ですね。アルバム自体の企画も素晴らしい上にこういった丁寧な輸入者の仕事が加わり、我が家に素晴らしいハイドンやベートヴェンの歌曲が届くわけです。

今日はハイドンの曲を取り上げます。トラック番号と曲名は次のとおり。

16「すてきな彼女、とても優しく」Hob.XXXIa:59
17「奴隷の嘆き」Hob.XXXIa:137
18「ダンカン・グレイ」Hob.XXXIa:34
19「グリーンスリーヴス」Hob.XXXIa:112
20「クッションを作れるか」Hob.XXXIa:48
21「スコットランドの青い瞳」Hob. XXXIa:176
22「ビールのつまみにバノックを」Hob.XXXIa:171
23「キリクランキー」Hob. XXXIa:169
24「マギー・ロウダー」Hob.XXXIa:35bis
25「父を見なかったかい」Hob.XXXIa:5bis
26「好きなあの娘はまだ小娘」Hob.XXXIa:-

全部で11曲。すべてBrilliant Classicsのスコットランド歌曲集に含まれる曲ですね。ほとんどが1800年以降に民謡を編曲したもの。ハイドンが最晩年にたどりついた純粋無垢な世界です。シュトルム・ウント・ドラング期のほの暗さとはまた異なる、郷愁を感じる曲やあまりにも純粋なさっぱりと明るさを感じる曲が続き、ハイドンの歌曲のエッセンスを楽しめる選曲。

このアルバムはこうした企画の素晴らしさ以上に、その演奏の仕上がりが絶品。上にリンクを張ったピアノ三重奏曲でトリオ・ヴァンダラーが素晴らしい腕前なのは把握してましたが、バリトンのホルツマイアもリート向きの素晴らしい声。声量はほどほどながら精妙なリズム感、リラックスしたフレージング、端正な声色。シンプルな曲だけにごまかしは一切効かないわけで、力量がきっちり発揮された演奏ということができるでしょう。

演奏はピアノが主導権を握りますが、ピアノ三重奏曲の録音とは異なりバランスがピアノを重視し過ぎることはなく適度な音像。録音自体は新しいもので、収録も響きのよいティヴォール・ヴァルガ・スタジオゆえ音の鮮度は抜群。リヴィングルームにバリトンとピアノトリオが出現したかのようなリアリティ。

このアルバムの歌曲はBrilliant Classicsのスコットランド歌曲集と並んで、歌曲の素晴らしさをつたえる名盤。Brilliant Classicsの方が明るさとノリの良さを感じますが、演奏の精度と律儀さはこちらの方が上と聴きました。よって全曲[+++++]とします。

歌曲の新たな名盤ということで、好きな方は必聴のアルバムですね。おそらくハイドンの時代はこう言った曲の演奏を、我々の時代にダイアナ・クラールを聴くように聴いていたんじゃないかと想像しています。これはこれで深い感動をもたらす音楽。時代を超えて人の声の魅力は尽きないものですね。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : スコットランド歌曲 おすすめ盤

ジェームズ・テイラーの歌曲集

しばらくセルの交響曲が続いたので、今晩は趣向を変えて、テノールによる歌曲集。

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このアルバムは廃盤の模様ですが、ORFEOレーベルはハイドンの歌曲集を何枚か出しています。ハイドンの歌曲をリリースするのは非常にめずらしいことなので、レーベルにはハイドンもしくは、ハイドンの歌曲に造詣の深い方がいるのではないでしょうか。

演奏はテノールがジェームズ・テイラー、伴奏がミュンヘンピアノトリオです。録音は2002年6月と比較的新しいもの。収録曲目はスコットランド/ウェールズ歌曲が12曲、英語によるオリジナルカンツォネッタ集から6曲、そしてピアノトリオから2曲(XV:35、XV:36)という組み合わせ。

ジェームズ・テイラーはポピュラー界の有名な人とはもちろん別人。例によってネットで調べてみました。

バッハ・カンタータ・ウェブサイト:ジェームズ・テイラー略歴(英文)

テイラーは1966年アメリカのダラス生まれのテノール。テキサスで音楽教育の勉強をした後、92年以降バイエルン国立歌劇場やシュトゥットガルト歌劇場などで活動、ルネサンスから現代音楽まで幅広いレパートリーを持っているそうです。中でもヘルムート・リリングとの共演が多いようですね。
声質は若々しく張りのある細身ながら透明感のあるもの。男性ですが清純派といった感じでしょう。容姿のことではありませんので誤解なきよう(笑)

アルバムへの収録順で、まずはスコットランド/ウェールズ歌曲から6曲。鮮明かつ端正なピアノ、ヴァイオリン、チェロの伴奏に乗ってテイラーの柔らかい声の魅力が十分でた歌唱。高音のキリッとした感じが特徴でしょう。テンポは比較的速めで、練らず。深みや味わいは薄めですが、模範的な演奏ですね。曲の良さを素直に味わえる佳演という感じです。録音は流石ORFEOレーベル、歌曲を楽しむツボ押さえて、歌とピアノ、ヴァイオリン、チェロの実体感に溢れた素晴らしい録音。

続いてピアノトリオのXV:36。ミュンヘンピアノトリオは現代楽器の極めてオーソドックスな演奏。ただし無味乾燥というわけでなく、生気もあり、適度なメリハリに、室内楽の悦びも感じられる堅実な演奏。ピアノの堅固な安定感に支えられてヴァイオリンとチェロがきっちり詰めていくという感じでしょうか。こちらも曲の良さを楽しむツボが押さえられていますね。

6曲のオリジナルカンツォネッタ(XXVIa:31-36)はハイドンの歌曲の中では最も録音が多い曲の一つでしょう。こちらはアメリングをはじめとしてソプラノで歌われることに慣れているせいか、新鮮な印象が強いですね。特に印象深いのはトラック11のThe Wanderer(さすらい人)。ピアノのテンポが落ちて、つぶやくような伴奏に弛緩しきったテノールの美声。途中のオクターヴ上昇の力の抜け方も印象的。それからトラック13のShe Never Told Her Love(彼女は決して愛を語らない)、トラック15のTransport of Pleasure(満足)など非常にいいですね。このアルバムの白眉。

後半はピアノトリオのXV:35と最後にスコットランド/ウェールズ歌曲から6曲は、前半と同様堅実な演奏。ピアノトリオもそれだけで聴く価値のあるいい演奏です。

最初聴いた時には少々固い印象を感じたんですが、レビューを書くためにいろいろ繰り返し聴いているうちにすっかりテイラーの張りのある声と堅実な伴奏の魅力にハマりました。

このアルバムはおそらく商業的に売上げに貢献するアルバムではないかもしれませんが(現に廃盤ですので、、、)手に入れた人の心に届く音楽がありますね。いいアルバムだと思います。流石ORFEOというべき玄人好みの1枚です。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : スコットランド歌曲 英語カンツォネッタ集 ピアノ三重奏曲 おすすめ盤

スコットランド歌曲集などのページを新設

暑いですね。今日は明日からの旅行に備えて、家でのんびり。
懸案中の懸案である、膨大なスコットランド歌曲集のリスト作りに着手。

ブリリアントの全集の曲目をコピーして、それをリストの土台にしました。
今所有している歌曲をその曲目に書き込み始めました。まだまだ、お見せするのには忍びないですが、最近入手した素晴らしい歌曲のアルバムの評価も公開できないでいるのも忍びないので、まだ工事中にも関わらず公開することにしました。PC版のブログの右ペインの所有盤リストの末尾に「Opera & Vocal 4」として追記。

大項目はまだ、ブリリアント盤のCD番号にしてあります。昨日取り上げた「メリーの夢」の含まれるCD15についてはブリリアント盤の演奏も登録しました。
ハイドンのスコットランド歌曲集のアルバムには曲名のみの表記の盤も多いので、曲名で検索していただければ、ブリリアント盤に収録されている曲は引っかかると思います。

残りの演奏も徐々に登録していきますのでよろしくお願いいたします。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : スコットランド歌曲

スコットランド歌曲集、マリーの夢

今日は、最近手に入れたスコットランド歌曲集のお気に入り盤を紹介しましょう。

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TOWER RECORDS

レーベルはハイドンのバリトントリオをリリースリリースしているフローラレーベル。

FLORA(英文)

収録曲はバリトントリオ3曲と、スコットランド歌曲から6曲、そして過去ハイドンの作曲とされていた曲、「プロシアのフリードリヒ大王の死に寄せるドイツの嘆き」が収められています。

演奏はソプラノがスーザン・ハミルトン、バリトンがフィリップ・ピエルロ、ヴィオラがフランソワ・フェルナンデス、チェロがライナー・ツィパーリング。ソプラノ以外のこのメンバーは、ラ・フォルジュネ・オ・ジャポンでモーツァルトを特集した年、東京国際フォーラムのなかの相田みつお美術館でハイドンのバリトントリオの演奏を生で聴いています。バリトンという不思議な楽器のときおり鳴らされる解放弦の繊細で不思議な響きを生で聴き、膨大なバリトン曲の作曲を求めたニコラウス候の気持ちが理解できた気がします。

バリトントリオについては、また別の機会に取り上げることとして、今日の目玉はスコットランド歌曲の方です。

ソプラノのスーザン・ハミルトン、声質、発音ともに曲にぴったり合ってます。調べたところスコットランド出身とのことで、合点がいきました。
なんと言っても素晴らしいのがトラック5におかれた「マリーの夢」と言う曲。短調の切ないメロディーで始まるこの曲、ハミルトンの透明なソプラノの声が心にぐさりと刺さります。なんと美しい曲でしょう。この曲は名曲ですね。たった5分のこの小曲一曲だけのために、このアルバムを買う価値があると断じます。

スーザン・ハミルトンはこのアルバムではじめて聴く人ですが(たしか、、)、私の一押しのヤノヴィッツより好きな声かも知れません。

スーザン・ハミルトンの略歴(英文)

フローラのアルバムはプロダクトとしても非常に凝っていて、このアルバムもセピア調の写真をあしらったデジパック仕様の品のいい仕立てで、プロダクションとしての完成度も非常に高い、いいアルバムになっています。

明日から1週間仕事は夏休みをとっています。
今日は昨日まで連夜のスターウォーズ鑑賞でちと寝不足気味ゆえ、スターウォーズは見ず。明日の昼にでもレコーダーで見ます。土曜から東北温泉三昧旅行に出かけますので、レビューがすこし留守になりますが、ご容赦のほどを。
そのかわり、東北の温泉と旨いもの情報を書いてみたいと思ってます。

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tag : スコットランド歌曲 バリトン三重奏曲 おすすめ盤 古楽器 ハイドン入門者向け

絶唱、魂の歌

今日は超マイナー盤を。オークションなどでハイドンの歌曲のCDを少しずつあつめていますが、その中で気になる盤がありました。

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http://www.amazon.co.jp/Spirits-Song-Hayden/dp/B0000E1WNS/ref=sr_1_8?ie=UTF8&s=music&qid=1279032262&sr=1-8

Newport Classicというアメリカのレーベルからでているハイドンの歌曲集。
ソプラノはジーン・ダントン、そしてフォルテピアノはイゴール・キプニス、そしていくつかの曲にはメゾソプラノ、ヴァイオリン、チェロが加わります。

曲目は、英語のカンツォネッタ集から数曲と、スコットランド歌曲、ウェールズ歌曲から数曲、それとキプニスのソロでアンダンテと変奏曲Hob.XVII:6などです。

美麗な女性とフォルテピアノの前でたたずむ笑顔のフォルテピアノ奏者。二人の信頼関係がにじみ出るようないい表情の写真ですね。
ライナーノーツをみると、このアルバムはフォルテピアノのキプニスの最後の録音とのこと。解説には2002年1月23日にがんのため死去との記載がありました。録音年は記載されていませんが、2000年から2001年くらいの録音なのではないかと想像できます。

ダントンのソプラノは良く通る高音の美しいものですが、発声と音量のコントロールの具合からみて、一流どころとは少し差のある感じですが、なぜか妙に心に響きます。まるで知り合いの女性が歌っているような身近な雰囲気があって気になります。心に刺さる声と言うことでしょう。
このアルバムの聴き所はやはり、キプニスのフォルテピアノの演奏。すべてを知り尽くし、死を前にした澄み切った心境というというか、何か不思議なものを感じます。ソロで弾いているアンダンテと変奏曲も素晴らしい。フォルテピアノとは思えない表現の幅と溢れる詩情。素晴らしいです。

アルバムの題名にもなっているThe Spirit's Song「魂の歌」、ダントン絶唱です。技術的なことはさておき、この歌とこの伴奏、何かが乗り移ったような絶妙の声と間。音楽は技術ではないですね。

このような演奏者の魂の吐露のようなアルバムには滅多にお目にかかれません。「魂の歌」というアルバムタイトルに偽りなしです。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : 歌曲 英語カンツォネッタ集 スコットランド歌曲 おすすめ盤 古楽器 魂の歌 アンダンテと変奏曲XVII:6

至福の歌曲18枚! 昇天!

もう我慢できません!

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歌曲の整理をしていますが、まだ未整理(所有盤リストに未登録)のBRILLIANT CLASSICのスコットランド歌曲集を取り上げてしまいます。ハイドンの歌曲のというより、音楽の最上の悦びが存分に味わえます。

私が手に入れたのは分売の方ですが、これから手に入れられるのであれば、最近リリースされた上記の全集の方をお勧めします。18枚もの宝物が1セットにまとまっていとも簡単に手に入れられてしまいます。

私が初めて手に入れた分売の方の第1巻。衝撃の出会いでした。

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いまでもよく聴きますが、このアルバムに含まれているスコットランド民謡をもとにハイドンが編曲した美しいメロディー。
ピアノとヴァイオリン、チェロの伴奏で聴くソプラノとテノールによる民謡の数々。何度聴いても昇天寸前です。
こんなに素朴で、こんなに美しい音楽があるんでしょうか。
技巧とも創意とも挑戦とも無縁の歌の数々。ハイドンが四季を作曲したあとの最晩年にたどりついた、純粋無垢の音楽。
わたしは、この歌曲集が天地創造や数多の交響曲、室内楽曲、ピアノ曲に並ぶハイドンの代表作として揺るぎない価値があると思ってます。これぞハイドンの真価なんじゃないでしょうか。
エステルハージ宮での録音で、演奏、録音、プロダクションともに最高です。
いま、ハイドンの録音でどのアルバムが好きかと言われたら、間違いなくこの歌曲集です。

このアルバムとの出会い以来、第6巻がリーリースされるまで、リリースの度に各巻を手に入れ、昇天してきました。

勢いに乗って、分売の各巻も紹介してしまいます!

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HMV ONLINEicon

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演奏者の気持ちが乗った演奏は、やはり人の心を打つものですね。
これからのいい季節、新緑を眺めながら、極上の歌曲を楽しむのもいいものですね。

しばらくの間で、ゆっくりリストに登録していきたいと思います。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : スコットランド歌曲 おすすめ盤

今最も重要なレーベルは?

ハイドンの録音をリリースするレーベルの中で、今最も重要なレーベルはどこでしょう?

それはもちろんBRILLIANT CLASSICSです。

他のレーベルの録音を再リリースしたり、もちろん独自の新録音も多くリリースしてますが、特徴はなんといっても激安価格。そして、ハイドンについては安かろう悪かろうということはなく、むしろ、安いのに良い録音が目白押しです。

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HMV ONLINEicon / amazon / TOWER RECORDS

なんといっても最近の目玉はバリトントリオをはじめとするバリトン曲集21枚組。
おそらくハイドンの膨大なバリトントリオが全曲録音されるとは誰も思わなかったでしょう。これまでもバリトントリオは様々なレーベルから数枚リリースされていましたが、断片まで含めての完璧な録音。そして演奏も極上。文句なしにおすすめ盤です。一枚一枚に室内楽の悦びが溢れています。

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HMV ONLINEicon / amazon / TOWER RECORDS

そしてスコットランド歌曲全集。こちらも今まで録音が一部しかなかったスコットランド歌曲の全集。わたしは分売もので集めましたが全曲そろったものがリリースされてます。こちらも素朴な民謡をベースとしたハイドンの歌曲が存分に楽しめます。Vol.1の一枚目をかけた瞬間しびれました。18枚すべて濃いです。

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HMV ONLINEicon / amazon / TOWER RECORDS

それからピアノ小品集。ピアノソナタ以外の小品などの5枚組。こちらもあまり録音のない曲までふくめてきちんと録音されており、演奏もフォルテピアノの古雅な響きを楽しめます。

これらの他にも先日紹介したアダム・フィッシャーの交響曲全集など、資料的価値の高い、きちんとしたプロダクツとして仕上がってます。このようなすばらしいCDが昔では考えられない価格で手に入ります。
これからもBRILLIANT CLASSICSからは目が離せません!

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : バリトン三重奏曲 スコットランド歌曲 ピアノ小品 おすすめ盤

プロフィール

Daisy


Author:Daisy

ハイドン(Franz Joseph Haydn)の膨大な録音をコツコツ集めてレビューしております。好きなものはお酒全般(ワイン、日本酒、モルトなど)、美味しいものを食べること、料理、鄙びた温泉めぐり、歌舞伎見物、スポーツクラブで泳ぐこと(美味しいお酒を呑むため!)などなど。私はなぜハイドンにはまったのか?

最新記事
カテゴリ
ハイドン所有盤リスト
Joseph Haydn Discography
所有盤をジャンル別にリスト化しています。基本的に録音年順とし、録音年不明のものはリスト冒頭に記載。演奏者名はジャケットなどの表記に合わせています。

登録曲数:1,365
登録演奏数:11,529
(2019年3月31日)
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交響曲4番モーツァルトヨハン・クリスチャン・バッハオックスフォードロンドン豚の去勢にゃ8人がかりピアノソナタXVI:51ピアノ三重奏曲十字架上のキリストの最後の七つの言葉ヘンデルラモースカルラッティバッハ驚愕ショスタコーヴィチシェーンベルク交響曲75番悲しみチェロ協奏曲古楽器ホルン協奏曲時計弦楽四重奏曲Op.50アンダンテと変奏曲XVIII:6弦楽四重奏曲Op.64弦楽四重奏曲Op.20弦楽四重奏曲Op.54天地創造ヴォルフレスピーギヨハン・シュトラウスリヒャルト・シュトラウスタリスリゲティ交響曲10番軍隊ピアノソナタXVI:49迂闊者交響曲54番ネルソンミサバリトン三重奏曲ベートーヴェンピアノソナタXVI:52交響曲2番ピアノソナタXVI:37ピアノソナタXVI:46日の出皇帝弦楽四重奏曲Op.71交響曲88番ブルックナーベルリオーズウェーベルンベンジャミンナッセングリゼーメシアンヴァレーズシェルシOp.20弦楽四重奏曲交響曲67番交響曲65番交響曲9番弦楽四重奏曲Op.76狩り交響曲39番交響曲73番交響曲61番リームピアノソナタXVI:6アンダンテと変奏曲XVII:6ピアノソナタXVI:20ピアノソナタXVI:48四季交響曲全集リムスキー・コルサコフラヴェルピアノソナタXVI:45ピアノソナタXVI:44ピアノソナタXVI:21第九太鼓連打ヒストリカルボッケリーニ交響曲99番シューベルト交響曲5番ストラヴィンスキーチャイコフスキーライヴピアノ協奏曲XVIII:11弦楽四重奏曲Op.2序曲ヴィヴァルディオペラ序曲パイジェッロアリア集ピアノとヴァイオリンのための協奏曲XVIII:6すみだトリフォニーホールピアノソナタXVI:34ブーレーズサントリーホール弦楽四重奏曲Op.74哲学者の魂、またはオルフェオとエウリディーチェ変わらぬまこと無人島アルミーダ騎士オルランドチマローザ英語カンツォネッタ集ピアノ協奏曲XVIII:4ピアノ協奏曲XVIII:3ピアノ協奏曲XVIII:1ラメンタチオーネアレルヤ交響曲79番交響曲3番チェロ協奏曲1番交響曲27番交響曲58番交響曲19番紀尾井ホールドビュッシーミューザ川崎LPオーボエ協奏曲協奏交響曲ヴァイオリンとヴィオラのためのソナタピアノソナタXVI:50ピアノソナタXVI:40ピアノソナタXVI:32ピアノソナタXVI:38ピアノソナタXVI:29スタバト・マーテルピアノソナタXVI:39マーラー告別交響曲97番交響曲90番交響曲18番奇跡ひばりフルート三重奏曲交響曲102番交響曲86番ヴァイオリン協奏曲哲学者小オルガンミサミサブレヴィスニコライミサ交響曲95番交響曲93番交響曲78番ピアノソナタXVI:23王妃武満徹SACDライヴ録音交響曲81番交響曲80番マリア・テレジア交響曲21番クラヴィコードBlu-ray東京オペラシティ交響曲11番交響曲12番交響曲15番交響曲37番交響曲1番ピアノソナタXVI:2ピアノソナタXVI:42ピアノソナタXVI:14ピアノソナタXVI:8ピアノソナタXVI:12ピアノソナタXVI:25ピアノソナタXVI:3ピアノソナタXVI:5ピアノソナタXVI:4ピアノソナタXVI:1ディヴェルティメント東京芸術劇場交響曲98番ピアノソナタXVI:7ピアノソナタXVI:36ピアノソナタXVI:35ロッシーニライヒャドニぜッティ弦楽三重奏曲東京文化会館フルート協奏曲弦楽四重奏曲Op.9弦楽四重奏曲Op.17剃刀弦楽四重奏曲Op.77弦楽四重奏曲Op.103ピアノソナタXVI:31ピアノソナタXVI:26ファンタジアXVII:4アレグリパレストリーナバードモンテヴェルディ美人奏者交響曲70番ピアノ協奏曲XVIII:7アコーディオンスコットランド歌曲ヴェルナーガスマンピアノソナタXVI:24交響曲35番交響曲46番交響曲51番DVD交響曲47番テレジアミサピアノソナタXVI:28アリエッタと12の変奏XVII:3帝国ラ・ロクスラーヌハイドンのセレナードラルゴ五度ラウドン将軍弦楽四重奏曲Op.1弦楽四重奏曲Op.33騎士交響曲17番ピアノソナタXVI:27シベリウス時の移ろい交響曲42番ベルリンフィルホルン信号弦楽四重奏曲Op.55交響曲87番トランペット協奏曲リュートピアノソナタXVI:10ピアノ五重奏曲チェチーリアミサ東京国際フォーラムラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン雌鶏冗談ナクソスのアリアンナピアノ協奏曲XVIII:9ピアノ協奏曲XVIII:5ヴァイオリンソナタ交響曲52番ピアノ協奏曲XVIII:2ロンドン・トリオドイツ国歌カノンモテットオフェトリウムよみうり大手町ホールパッヘルベルアダージョXVII:9受難交響曲84番パリセットベルク主題と6つの変奏オペラアリアスクエアピアノピアノソナタXVI:41交響曲57番交響曲68番リラ・オルガニザータ協奏曲交響曲50番交響曲89番CD-R偽作トビアの帰還ホルン三重奏曲薬剤師オルガン協奏曲交響曲38番火事リベラ・メピアノ協奏曲XVIII:10交響曲34番交響曲77番温泉フルートソナタドイツ舞曲誕生日校長先生音楽時計曲ピアノソナタXVI:47bisピアノソナタXVI:11ピアノ小品カートリッジ雅楽プロコフィエフサン=サーンス交響曲36番リストオーディオバリトン二重奏曲交響曲66番交響曲91番長岡鉄男歌舞伎おすすめ盤ピアノソナタXVI:47読売日響オペラ歌舞伎座スケルツァンド弦楽四重奏曲op.33ザルツブルク音楽祭ピアノソナタXVI:22変奏曲XVII:7天地創造ミサジャズ弦楽四重奏曲Op.42交響曲76番ピアノソナタXVI:43古楽器風東急文化村ノットゥルノヴェーベルン府中の森芸術劇場裏切られた誠実バリトン五重奏曲ハイドン入門者向け歌曲ピアノソナタXVI:G1ウィーンフィル月の世界交響曲72番建築ファリャ交響曲56番マリアテレジア2つのホルンのための協奏曲展覧会ピアノソナタXVI:19弦楽四重奏曲全集シャンゼリゼ劇場皇帝讃歌交響曲24番大オルガンミサ新橋演舞場テ・デウムサルヴェ・レジーナカッサシオン室内楽曲ベトナム料理国立新美術館高音質CD交響曲28番交響曲13番交響曲62番交響曲107番交響曲108番ジプシー・ロンドチェンバロ四重奏曲カンタータ声楽曲戦時のミサ珍盤ザロモンセットN響ハルモニーミサミサ曲全集NHKホールハインリッヒミサピアノソナタ全集ジュピターレコードマーキュリー管弦楽曲室内楽変奏曲XVII:5交響曲41番ギターピアノソナタXVI:33府中ピアノソナタXVI:30カラヤンスウェーリンク書籍交響曲71番アプラウスピアノソナタXVI:13魂の歌仙台ヤナーチェク現代音楽ピアノソナタ

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