トリオ・シュタットルマンのバリトン三重奏(雑司谷拝鈍亭)

1月19日は、前月に続き雑司ヶ谷の拝鈍亭に行ってきました。

2019/12/23 : コンサートレポート : ハイドン鍵盤音楽の世界14(雑司谷拝鈍亭)

前月はポジティブオルガンによる世にも珍しい音楽時計曲がメインのコンサートでした。今月はハイドンを愛好する方には珍しくもなんともないんですが、世の中的には非常に珍しいバリトントリオのコンサート。しかも、このコンサートは128曲あるハイドンのバリトントリオの全曲演奏を目指す「ニコラウスの館」というコンサートシリーズで、その9回目に当たるもの。私はこのシリーズも初見参です。

バリトントリオをコンサートで聴くのは今回で3回目。最初は2006年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンの東京国際フォーラム地下の相田みつお美術館で開催されたコンサート。この時はバリトンがフィリップ・ピエルロ(Philippe Pierlot)、ヴィオラがフランソワ・フェルナンデス(François Fernandez)、チェロはライナー・ツィパーリング(Rainer Zipperling)と古楽器の重鎮揃い。2度目は昨年、鎌倉の佐助サロンでの、Brilliantからハイドンのバリトントリオ全集をリリースしたエステルハージー・アンサンブルの2019年の来日公演
特に昨年のエステルハージー・アンサンブルの公演で初めてバリトンという楽器の構造をバリトンのミヒャエル・ブリュッシングさんの詳細な解説で知り、独特な楽器の構造から生まれる不可思議な響きや楽器の特徴、そしてバリトンという楽器の面白さをリアルに体験しました。
そしてつい先日、当ブログによくコメントをいただくsifareさんからマッダレーナ・デル・ゴッボのバリトントリオの超絶美演のアルバムの情報をいただき久しぶりにバリトントリオのアルバムをレビューしたばかり。このアルバムでハイドンの時代のトマジーニ、リドル、ハマーのバリトンやガンバの曲を聴いてハイドンを取り巻く人々のことも知ることができました。ということで、前回の音楽時計曲の回に続き、今回も予備知識万全の状態でコンサートに臨むことができました。

IMG_1654.jpeg

このシリーズの演奏はトリオ・シュタットルマン(Trio Stadlmann)で、メンバーは以下のとおり。

バリトン:坂本龍右(Ryusuke Sakamoto)
ヴィオラ:朝吹園子(Sonoko Asabuki)
ウィーン式コントラバス:菅間周子(Shuko Sugama)

この3人、私は初めて聴きますが、ヴィオラの朝吹園子さん(そのーれさん)はTwitterでいつもご活躍を拝見しております! このトリオ・シュタットルマン、バーゼル音楽院で古楽器を学んでいた3人が2010年に結成した団体。シュタットルマンとは、3人がそれぞれバーゼル音楽院から貸与されていた楽器が、エステルハージー家と深い関わりがあったシュタットルマン一族が製作していた楽器だったことによるとのこと。レパートリーはハイドンのバリトントリオや、ハイドンと同時代の作曲家の音楽など。

この日のプログラムはハイドンのバリトントリオ5曲(Hob.XI:9、XI:41、XI:86、XI:52、XI:116)。

img20200119_23225230.jpeg

世の中的には非常にマイナーなプログラムですが、この日は拝鈍亭が8割ほど埋まる流石の集客。やはり9回続いているだけのことはあります。開演前になると坂本さんがステージに現れ、バリトンのチューニングを始めます。弦が多いのでチューニングにも時間がかかります。初めて見るのがチューニングの時に普通は手でまわすペグを木製のベグバサミのようなものを使って回していたこと。おそらくペグが硬いので指だけで回すよりも回しやすいということでしょう。そして驚いたのは多くの録音ではチェロで演奏されることが多い低音部がウィーン式5弦のコントラバスだったこと。チューニングでもチェロとは迫力が違う図太い音がします。

17時ちょうどに2度目の柝が入って開演です。最初はHob.XI:9から。

Hob.XI:9 Divertimento a tre per il pariton, viola e violincello : Baryton Trio [A] (before 1770)
こちらは手元にエステルハージー・アンサンブルの録音しかない初期のマイナー曲。エステルハージー・アンサンブルの演奏では初期の曲はハイドンザールの豊かな残響の中で演奏されただけあって、音域の近い三つの楽器のハーモニーを楽しむゆったり軽やかな癒しの音楽という印象でしたが、眼前で聴くこのトリオ・シュタットルマンの演奏、だいぶ印象が異なりました。バリトンの響きは想像どおりでしたが、やはり低音部チェロではなくコントラバスということで、コントラバスの音が目立ち、三つの楽器の微妙なハーモニーよりも各パートが独立して聴こえる感じ。この楽器の違いが曲の印象を大きく左右するようです。また、バリトンの音程の安定感の問題からか1楽章が終わった後にもすぐにチューニングが入ります。楽章間のつなぎの微妙な間や変化の面白さも私にとってハイドンの曲の面白さなんですが、それがが味わえなかったのがちょっと残念でした。その後のフィナーレにはアタッカで入り、こちらは畳み掛けるように攻めた演奏。まずは1曲目で楽器による響きの違いが印象に残りました。

1曲目が終わったところで、坂本さんのお話が入りました。まずはバリトンの説明ですが、会場でバリトンを初めて聴くという人の人数はかなり少なく、このシリーズ、聴衆もエンスー、もとい、常連さんも多いようですね(笑)。そしてこのシリーズ、お話には毎回テーマがあるようで、今回のテーマは「変奏曲」。ハイドンの曲におけるの変奏曲の重要性などについての説明がありました。バリトントリオでも変奏曲が採用されていますが、1楽章にのみ登場するとのこと。これは多くの曲を演奏していないとわからないことですね。この日の選曲が変奏曲を含む曲を中心に選んだことや、繰り返しを指定通りノーカットで演奏するとのことでした。

Hob.XI:41 Divertimento a tre per il pariton, viola e violincello : Baryton Trio [D] (1776–77)
2曲目も手元にエステルハージー・アンサンブルの録音しかないマイナー曲。1楽章が変奏曲となっいるほか、ニ長調なのでバリトンがよく響く調性で、開放弦を指で弾くところが多数ある曲とのこと。説明を聞いてから実際の曲を聴くと曲の構造がよく理解できますね。1楽章は変奏の面白さを堪能。それを踏まえたようにメヌエットもハイドンらしいアイデアに富んだ展開。コントラバスの響きにもちょっと慣れてきましたが、コントラバスが担当するリズムが腹にずしりと効いてきます。

2曲目が終わると再び坂本さんの話。変奏曲の起源はハイドンの時代から200年ほど遡るイタリアにあるとのことでした。そして、メンバーの朝吹さんの来月リリース予定のアルバムの紹介があり、このアルバム、休憩時間に販売されていました。

Hob.XI:86 Divertimento a tre per il pariton, viola e violincello : Baryton Trio [A] (before 1772?, 1769–71)
前半最後の曲。この曲もエステルハージー・アンサンブルの録音しかないマイナー曲。番号続きのXI:87は録音の多い有名曲ですが、その直前の充実した構成の曲とのこと。そう言われて聴くと、それまでの練習曲的な印象は消え、ハイドンらしいメロディーのアイデアは冴え、陰りを漂わすデリケートなニュアンスが濃く感じられます。そして坂本さんのバリトンですが、開放弦をびりつき気味なほど強く弾くところもあるんですね。これまで聞いたいろいろな演奏では穏やかに鳴らすことが多かったのでちょっとびっくりしました。こちらも新鮮。

休憩を挟んで後半に入ります。

Hob.XI:52 Divertimento a tre per il pariton, viola e violincello : Baryton Trio [D] (1767–68)
この曲はハイドンが自信作として大変気に入っていた曲とのことで、短い短調の序奏がおかれています。3楽章は交響曲58番の3楽章に転用され、交響曲から他に転用される例は多いものの、バリトントリオから交響曲に転用されるというのはめずらしとのこと。序奏の陰りから長調に転じるところのデリケートなニュアンスが美しい曲。三つのパートの絡み合う面白さは前2曲と比べて一段レベルが上がります。ヴィオラの奏でるメロディーがクッキリと浮かび上がり、そして1楽章終わりのバリトンの開放弦のソロが不思議な雰囲気を醸し出す聴きどころの多い曲。2楽章は軽快な展開し、そして3楽章は確かに聞き覚えのあるメロディー。一度聴くと忘れないメロディーですね。コントラバスの図太い音にもだいぶ慣れアンサンブルの面白さを純粋に楽しめるようになってきました。

Hob.XI:116 Divertimento a tre per il pariton, viola e violincello : Baryton Trio [G] (before 1778, 1772–78)
最後は、バリトントリオの中でも終盤の曲。なんとこの曲もエステルハージー・アンサンブルの録音しかないマイナー曲。この頃になると、各パートが対等にアンサンブルを構成するよう成熟してきます。バリトンパートの難易度も上がりニコラウス侯が実際の演奏に加わっていたのかはわからないとのことでした。番号の近い有名曲のXI:113などは優雅な曲想ですが、こちらはアンサンブルの緊密さを感じる曲。1楽章は変奏がどんどん展開する面白さを味わえ、続くメヌエットもハイドンらしい構成、そしてフィナーレも同様、バリトンという楽器固有の特徴をあえて強調しなくても坂本さんの説明のとおり構成の面白さで聴かせる曲でした。

もちろんバリトン好きな方が集まった会場からは拍手喝采。アンコールは交響曲81番のアンダンテをバリトントリオに編曲したオリジナルの曲でした。

トリオ・シュタットルマンのバリトントリオですが、冒頭に触れた通り、テンポも速めで、これまでバリトントリオから感じていた癒しの音楽的というニュアンスではなく攻めた音楽に聴こえました。あまり触れませんでしたがヴィオラの朝吹さんは淡々とメロディーを置いていく感じで素晴らしい安定感。コントラバスの菅間さんは小さな体で大きなコントラバスを操りアンサンブルに図太いキレを効かせていました(笑) 何より録音でもエステルハージー・アンサンブルの全集でしか聴くことができないマイナーな曲を実演で聴くことができる貴重な機会でした。

今回も奏者の方の説明があったことによって、新たにわかったことや、バリトントリオの認識を改めたことが多数あり、とても楽しむことができました。次回は同じメンバーによるコンサートが11月22日に予定されているとのことで、ご興味ある方は是非、聴きに行ってみてください。

今回も、本浄寺の住職さんがコンサート前はお客さん一人一人を出迎え、コンサート終了後も見送ってくれました。些細なことですが、こうしたことがこのコンサートが長く続いている理由なのかもしれませんね。



(追記)
ちなみに私は休憩時間に朝吹さんのアルバムを入手。

Viviani.jpeg
TOWER RECORDS / HMV&BOOKS onlineicon

これが素晴らしいアルバムでした。フィレンツェ生まれで17世期後半のハプスブルク家の宮廷楽長ジョヴァンニ・ブオナベントゥーラ・ヴィヴィアーニ(Giovanni Buonaventura Viviani)の教会と室内のためのカプリッチョ・アルモニコ(作品4)。ハイドン以外に明るいわけでもなく、ヴィヴィアーニ自体私にとって未知の作曲家ですが、朝吹さんの説明で世界初録音のめったに演奏機会のない曲と聞いて、ビビッときて食指が動いた次第。このアルバム、ライナーノーツに朝吹さん自身によるヴィヴィアーニとこの曲に関する詳細な記述があり、ヴィヴィアーニという作曲家についてよくまとめられていて、一層興味が湧いてきました。演奏はこの日の落ち着いたヴィオラ捌きとは打って変わって、情感迸るキレキレのバロックヴァイオリンに惹きつけられます。CDをかけると部屋がヴィヴィアーニの音楽で満たされます。いやいや、新しいドアが開いた感じです。これはおすすめです!



にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : バリトン三重奏曲 ヴィヴィアーニ

朝比奈隆/大阪フィルのオラトリオ「四季」1982年ライヴ(ハイドン)

日本のオケの素晴らしさを堪能できるアルバムが続きます。

IMG_1643.jpeg

朝比奈隆指揮の大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー合唱団の演奏で、ハイドンのオラトリオ「四季」を収めたLP。収録はハイドンの生誕250年のアニヴァーサリーの1982年12月4日、大阪のザ・シンフォニーホールでのライヴ。レーベルはVictor。

ブルックナーの演奏で神格化されている朝比奈隆ですが、ブルックナー自体は嫌いではないものの朝比奈隆のブルックナーはあまり聴いていません。その朝比奈隆、意外にもハイドンはコンサートでよく取り上げていたらしく、私は朝比奈隆のハイドンファン。その印象を決定的にしたのが次の記事で聴いたアルバム。

2010/04/03 : ハイドン–交響曲 : 朝比奈隆のオックスフォード、99番(ハイドン)

初めは律儀な演奏と思いつつ聴いていると、オックスフォードの4楽章の入りが今までに聴いたとがないように弾みます。有名なメロディーですが、ここまで本質を捉えた演奏は今までに聴いたことがないほど。楽譜から曲の本質的な面白さを見抜く酔眼。このオックスフォードを聴いてから、朝比奈隆のハイドンは見かけるたびに手に入れています。今回手に入れたのは「四季」のLP。しかも極上のコンディションのもの。

ジャケットの写真は観客を入れない状態で正装のオケと合唱団が大阪ザ・シンフォニーホールのステージに並ぶモノクロ写真。そして裏面には観客が入った状態での同様のカラー写真があしらわれており、なんとなく祝祭感があると思って調べてみると、この年1982年はハイドン生誕250年であると同時にザ・シンフォニーホールのオープンした年なんですね。柿落とし公演は10月14日、同じく朝比奈隆指揮の大阪フィルの演奏で「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲等だったとのこと。このアルバムの演奏はオープニングシーズン飾る大規模なオーケストラと合唱の演奏ということで、このようなジャケットになったものと思われます。

歌手は以下のとおり。

ハンネ:樋本栄(Sakae Himoto)
ルーカス:林誠(Makoto Hayashi)
シモン:湯浅富士郎(Fujiro Yuasa)

合唱指揮は木村四郎。驚くのはライナーノーツに合唱団の団員全員の名前が掲載されていること。数えてみたら総勢228名。オケの奏者の名前はありません。このコンサート、大阪フィルハーモニー合唱団にとっても記念碑的なものだったと思われます。

Hob.XXI:3 "Die Jahreszeiten" 「四季」 (1799–1801)
録音はホールの残響をうまく取り入れながらも雑音も気にならず、適度に鮮明な聴きやすいもの。LPならではのリアルな迫力が素晴らしいですね。冒頭からオーケストラは厳かさに満ちた演奏。テンポは遅めではありますが落ち着き払って悠然とした風格がありながらキビキビとして緊張感に満ちた入り。第1曲のレチタティーヴォで3人の歌手の声を確認。シモンの湯浅さんは少しこもり気味の声ながら安定感があり悪くありません。ルーカスの林さんは非常に伸びやかでよく通るテノール、そしてハンネの樋本さん、艶やかな美声ですね。第2曲の村人たちの合唱は流石に人数が多いだけに大河のような雄大さ。オーソドックスな入りですが、朝比奈隆のコントロールは揺るぎなく、入りからオケ、歌手、コーラス皆見事。第3曲のレチタティーヴォに入るところで、いきなり第4曲に飛びますが、このアルバム、レチタティーヴォの多くが省略されています。録音だけでなく実演で省略されたのかどうかはわかりません。コミカルに転じる第4曲のシモンのアリアの入りは見事に音楽が弾みシモンの歌も表情豊か。レチタティーヴォが省略されたことで、物語としては中途半端なになりますが、音楽的は緊密さが増しより祝祭感が高まります。春のクライマックスである第8曲を速めのテンポでグイグイと煽り、ここに至る構築感の演出の狙いがわかった気がします。やはり大局をしっかり押さえたコントロールは只者ではありませんね。

レコードの面を変えて夏。一転して陰りを丹念に描く描写の巧みさが印象的。ホルンのソロも抜群の安定感。前半のクライマックスである三重唱と合唱による「陽はのぼり」では、やはりテンポを一段上げて畳み掛けるように盛り上がります。これがただ雄大さを表現するだけでなく引き締まった印象を与えます。またハンネのアリアのコミカルなところのクッキリした表情づけは朝比奈隆ならでは。後半の「嵐は近づき」の激しさから「黒い雲は切れ」で穏やかさを取り戻すところの描写も劇的。ディティールをクッキリと仕上げながらも全体を見通したコントロールがしっかりと効いているところは流石です。

IMG_1651.jpeg

秋に入ると美しい重唱が一際映えます。第20曲の「自然は勤労に報いてくれた」ではダイナミクスを圧縮してメロディーを際立たせる見事な演出にうっとり。これがその後のコーラスの圧倒的な迫力をも浮かび上がらせます。曲想が目眩く変わっていく秋の一曲一曲のドラマをクッキリと描き分けていく緻密さはまさに朝比奈マジック! ホルンが大活躍する第26曲「聴け、この大きなざわめきを」ではホルンをバリバリ鳴らすのではなく、クッキリとしたメロディーの美しさを浮かび上がらせるようバランスを慎重に保ち、この曲のメロディーラインの美しさに改めて気づかされます。

最後の冬。序奏は省略されていますが、入りの沈んだ表情の深さ、音楽の深さは見事。前半の第35曲ルーカスのレチタティーヴォまではオケのいきいきとした伴奏に乗った3人の歌手の見事な歌唱の連続。3人とも抜群に上手い。そして「くるくる回れ」のジプシー風のメロディーが分厚いコーラスで押し寄せ雰囲気が一変します。曲の描き分けはさらに鮮明になっていきます。この演奏白眉が第38曲のシモンのアリア。コントロールが行き渡ったオーケストラから生み出される表情のなんと豊かなこと。あまりの素晴らしさに惚れ惚れします。そして最後の第38曲「大いなる朝がやってきた」の軽やかながらなんと神々しい響き。歌手とコーラスが重なっていき最後のクライマックスを迎えます。見栄を切るような最後がなんとも素晴らしい終結。最後は拍手も収録されています。

ハイドン生誕250年と大阪ザ・シンフォニーホールのオープンを記念して行われたコンサート。大編成のオケとコーラスの迫力で聴かせるのではなく、ハイドンの音楽のいきいきとした素晴らしさで聴かせる匠の技。やはり朝比奈隆の音楽を表現するコントロール力は別格です。オックスフォードで聴かれたあのヒラメキがこの四季の随所に散りばめれています。一曲一曲の描き分けの見事さ、オケと歌手、コーラスを一体としてコントロールする統率力、全体を見通した確かな構築力、どれをとっても素晴らしいもの。歌手、コーラス、そしてオケの大阪フィルもそれに見事に応える素晴らしい演奏でした。このアルバム、全曲ではなく一部省略されているのが惜しいところですが、長大な四季を聴きやすくまとめたという意味では価値のあるものでしょう。おそらくCD化はされていないと思いますが、これは多くの人に聴かれるべき記念碑的な演奏でしょう。朝比奈隆、ブルックナーだけでなくハイドンにおいても素晴らしい演奏を残されましたね。評価は[+++++]といたします。



にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : 四季 ライヴ録音

チャールズ・グローヴズ/日本フィルの1991年ロンドンライヴ(ハイドン)

素晴らしいアルバムをまた発掘!

CharlesGrovesNPO.jpeg

サー・チャールズ・グローブズ(Sir Charles Groves)指揮の日本フィルハーモニー交響楽団の演奏で、ベートーヴェンの「エグモント」序曲、ハイドンの交響曲104番「ロンドン」、ブリテンのシンフォニア・ダ・レクイエムの3曲を収めたアルバム。ハイドンの収録は1991年1月17日、サントリーホールでの第427回定期演奏会のライヴ。日本フィルの自主制作盤。

このアルバム、最近オークションで手に入れたもの。チャールズ・グローヴズが日本で振っていたとは全く知らず、しかも、ハイドンのロンドンのライヴがあったということで聴いてみたくなり落札した次第。

チャールズ・グローヴズのハイドンの録音は手元にオックスフォードとロンドンの1988年のイングリッシュ・シンフォニアとのなかなかいい演奏の録音があり、ブログ初期に記事にもしています。

2010/11/17 : ハイドン–交響曲 : チャールズ・グローヴズのオックスフォードとロンドン(ハイドン)

イングリッシュ・シンフォニア盤は1988年の録音で、オーソドックスな現代楽器のハイドンの秀演。オケは荒削りながら確かなフォルムを構築し、ライヴではないかと思わせる勢いを感じる演奏です。チャールズ・グローヴズは日本では今ひとつ知名度が高くありませんが、この演奏を聴いて確かな腕の持ち主というしっかりとした印象が残っておりました。

その、チャールズ・グローヴズの日本でのライヴということで興味津々。アルバムを所有盤リストに登録すべく聴き始めたところ、最初のエグモント序曲からやられました。まるでベルリンフィルの演奏のように鋼のような力強い弦。そして引き締まりまくったオケのタイトな響き。もちろん音楽のフォルムの端正さはグローヴズならでは。1991年当時、これほど素晴らしい演奏が日本のオケから聴けたと思うと実に感慨深いものがあります。
※1曲目のエグモント序曲は1991年の1月12日東京芸術劇場での収録

Hob.I:104 Symphony No.104 "London" 「ロンドン」 [D] (1795)
イングリッシュ・シンフォニアと録音よりもオケは端正で精度は格段に上がっています。序奏は端正と言うより精緻。セッション録音と言ってもおかしくない素晴らしいオーケストラコントロール。主題に入るとこの曲の覇気あふれるメロディーが実に気持ちよく吹き上がります。リズムの鮮やかさ、力強さ、陰りの表情、いずれをとっても見事な演奏。このロンドン、力みや過剰な表現が少しでも垣間見えると単調に聴こえてしまう難曲ゆえ、ライヴでのこのキレ味鋭く堂々と引き締まったフォルムは見事。このバランス感覚こそハイドン演奏の肝でしょう。1楽章はグローヴズの見事なオーケストラコントロールを堪能。
続くアンダンテは曲の美しさを知り尽くしているようで、少し彩度とトーンを落としながらも淡々とオケをコントロールしてゆったりとした大きな波を描いていきます。大局をしっかり押さえています。
メヌエットではオケのキレと吹け上がりの良さを存分に発揮。フレーズごとの表情付が見事でくっきりとした起伏の変化が楽しめます。
そしてフィナーレも前のめりになることなく、構造を見通せるようにクッキリと描いていくアプローチ。引き締まったオケが音楽を解像させていく面白さで聴かせるような演奏。ハイドン最後の交響曲の古典の大伽藍を見事に描き切りました。

最後のブリテンもオケ炸裂です。
※ブリテンは1987年2月7日東京文化会館での収録

チャールズ・グローヴズの力強くも気品あふれるロンドン。やはり驚くのは精緻なオーケストラコントロール。もともと現代音楽を得意とするだけあって、全体を俯瞰した見通しの良さと、デュナーミクの丁寧なコントロール、そしてハイドンらしい古典的なバランスの良さは見事。流麗と言うよりは端正実直な音楽。日本フィルもグローヴズに鍛え上げられたのでしょう、揺るぎない構築感を伴う見事な演奏で応えました。1991年にこれだけ素晴らしいハイドンが日本のオケで演奏されたこと自体素晴らしいことだと思います。評価は[+++++]といたします。



にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : ロンドン

【新着】マッダレーナ・デル・ゴッボのバリトン三重奏曲集(ハイドン)

今日はなんとアイドル系のバリトントリオです!

MaddalenaDelGobbo.jpg
TOWER RECORDS / amazon / HMV&BOOKS online

マッダレーナ・デル・ゴッボ(Maddalena del Gobbo)のバリトン、ロベルト・バウアーシュタッター(Robert Bauerstatter)のヴィオラ、ダヴィド・ペネッツドルファー(David Pennetzdorfer)のチェロで、ハイドンのバリトン三重奏曲3曲(Hob.XI:113、XI:27、XI:97)など収めたアルバム。収録は2018年9月、アイゼンシュタットのエステルハージ宮殿ハイドンザールでのセッション録音。レーベルは名門DG。

このアルバム、最近リリースされたアルバムですが、完全に見逃していました。先日よく激励コメントをいただくsifareさんのコメントでその存在を知り、即座に発注して手元に着いたもの。このアルバムの存在を知ってすぐにマッダレーナ・デル・ゴッボのウェブサイトを見てびっくり。

Maddalena del Gobbo:Home

このウェブサイト、真っ赤なドレスでエステルハージー宮殿を優雅に歩き回る動画をふんだんに使ったサイトデザインは看板スター扱いで完全にアイドル路線。DGが総力を投じて作っていますね。名門DGの看板スターが激マイナーなハイドンのバリトントリオのアルバムをリリースしているというインパクトは絶大です! ついに大手もニッチな領域に踏み込んできました(笑)

アルバムタイトルは”Maddalena and the Prince”。ライナーノーツを紐解いてみると、プリンスとはもちろんハイドンのパトロンでバリトンという楽器をこよなく愛したニコラウス・エステルハージ侯を指しているんですが、素晴らしい響きを作り出すバリトンと言う楽器自体も指しているとのこと。と言うことでアルバムタイトルは、「マッダレーナとエステルハージ侯の愛したバリトン」とでも意訳すのでしょうか。

収録されている曲はハイドンのバリトントリオの他、ハイドンと同時期にバリトンやガンバ奏者としてエステルハージ家に仕え、ハイドンから作曲を学んだ可能性のあるアンドレアス・リドル(Andreas Lidl)の曲、ハイドンの創設したアンサンブルでチェロを弾き、ハイドンのチェロ協奏曲は彼のために書かれたとされるフランツ・クサヴァー・ハマー(Franz Xaver Hammer)の曲、そしてエステルハージ家のオーケストラでハイドンのもとリーダーを務めたヴァイオリニストのアロイジオ・ルイジ・トマジーニ(Aloisio Luigi Tomasini)の曲と企画構成は完璧にニコラウス侯時代のエステルハージ家にフォーカスしています。

肝心のマッダレーナ・デル・ゴッボですが、私はもちろんはじめて聴く人。イタリア生まれのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。幼少期から音楽に親しみ、13歳からウィーンの私立音楽大学で本格的にチェロを学んでいましたが、ウィーンのレコードショップで初めて聴いたヴィオラ・ダ・ガンバの音色が忘れられず、ガンバ奏者に転身したとのこと。デビュー盤はArchiveからで2枚目はDGデビュー。このアルバムが彼女の3枚目のアルバムとなります。

ちなみにバリトントリオのヴィオラとチェロはウィーンフィルのメンバーということで、このアルバム、アイドル仕立ての美人奏者に、時代背景やハイドンザールでの録音セッションなどを含めて完璧な企画を立て、脇を一流奏者で固めるという、バリバリに力の入ったアルバム。しかも、このアルバム、演奏が群を抜いて素晴らしい。演奏を聴いてDGが本腰を入れる理由がわかった気がしました。

Hob.XI:113 Divertimento a tre per il pariton, viola e violincello : Baryton Trio [D] (before 1778, 1772–78)
開放弦をつまびくところから始まるバリトントリオの中でも録音の多い有名曲。手元にはこの演奏を含めて9種の演奏があります。入りのアダージョは静けさに包まれた中にゆったりと流れる音楽。これまでの演奏の中で最も響きのニュアンスがデリケート。ゴッボのバリトンは弱音のコントロールと音楽の大きな波の表現が秀逸。そしてヴィオラとチェロの美しくしなやかな音色が花を添えます。バリトントリオの演奏が新次元に突入した感じ。2楽章のアレグロ・ディ・モルトで緊密なアンサンブルを聴かせ、そして3楽章のメヌエットでは中間部でバリトンの開放弦の魅力を振りまく見事な演奏。それにしてもヴィオラとチェロの雄弁なサポートが絶品です。流石に一流どころ。

この後のリドルの曲はハイドン同様バリトン、ヴィオラ、チェロのための3楽章のディヴェルティメント。ハイドンに負けず劣らずの素晴らしい曲。ハイドンの曲のバリトンパートはプリンスエステルハージが弾きやすいように書かれているのに対し、自身がバリトン奏者だっただけにリドルの曲はかなりテクニックを要する曲のよう。

続くハマーの曲はゴッボはガンバに持ち替え、ハープシコードとの二重奏の5楽章の曲。こちらもハマーがチェロ奏者だっただけに重音を多用したテクニカルなバロック調の曲。ハープシコードはかなり音量が控えめに録られていていて、ゴッボのガンバが明らかに主役。ガンバ奏者だけあってキレのいいガンバの響きが心地よい音楽です。

Hob.XI:27 Divertimento a tre per il pariton, viola e violincello : Baryton Trio [D] (1776–77)
ハイドンのバリトントリオの2曲目は滅多に演奏されない曲を選んできました。1楽章は慈愛に満ちた非常に優しい曲調。シンプルながらバリトンとヴィオラとチェロと音域の非常に近い楽器のハーモニーの重なりの美しさが素晴らしいですね。2楽章は穏やかな中に弾むような推進力が楽しげな印象を与える曲。そして最後のメヌエットも穏やか。実に楽しげに演奏している様子が伝わってきます。相変わらずヴィオラとチェロの表情の豊かさが素晴らしい。

続く曲はヴァイオリンの名手トマジーニの曲。リドル同様ハイドンのバリトントリオと同じ楽器構成で3楽章の曲。軽快で明るいメロディーが乱舞しますが、メロディーと伴奏が完全に別れるなど構成はやや単調さが伴います。しかしながら演奏はここでも絶品。バリトンのキリッとした音色とヴィオラ、チェロの豊かな音色のハーモニーの美しさで聴かせます。

Hob.XI:97 Divertimento a tre per il pariton, viola e violincello : Baryton Trio [D] (before 1778, 66?)
最後はハイドンのバリトントリオの中で最も演奏される曲。ニコラウス・エステルハージ侯の命名祝日のために書かれた曲でバリトントリオで唯一7楽章構成の曲。手元には14種の演奏がありますが、どの演奏よりも弱音のコントロールが精緻で3人のアンサンブルの緊密さが見事。演奏はもはやいうことなし。録音会場はアイゼンシュタットのハイドンザールですが、静けさが際立ち適度な残響を伴って三つの楽器が鮮明に録られている絶品の録音。ハイドンザールに響き渡る図太く実体感あるチェロの響きが素晴らしいですね。

ハイドンのエステルハージ侯爵時代のバリトン曲を集めたDG激推しのガンバ奏者、マッダレーナ・デル・ゴッボの3枚目のアルバムでしたが、これはバリトントリオの新たな地平を開く快演と言っていいでしょう。演奏、録音、企画共にずば抜けて素晴らしい! 主役のゴッボに加えて脇の2人も絶品の演奏で支える名演奏。これまでハイドンのバリトントリオはバリトンという特殊な楽器のためのちょっと特殊な存在とおもわれていた節がありましたが、このアルバムで聴くバリトントリオは、バリトンという楽器がいかに素晴らしい楽器で、ハイドンのバリトントリオが、アンサンブルとしての弦楽四重奏やピアノトリオに負けない素晴らしい曲であることをはっきりと示した意義があります。これは必聴のアルバムでしょう。もちろん評価は3曲とも[+++++]とします。



にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : バリトン三重奏曲

【番外】2020新春伊豆紀行(その2)

その1へ)

このところ毎年訪れている伊豆下田の爪木崎。今年も水仙のいい香りを楽しむことができました。

ここ爪木崎から宿のある弓ヶ浜までは車で30分もかかりませんので、もう1箇所立ち寄ってみることにします。

IMG_1340.jpeg
伊豆半島ジオパーク:龍宮窟

伊豆下田には良く来ている私も最近まで知らなかった観光スポットである龍宮窟。吉永小百合さんが出演したJRの大人の休日倶楽部のCMで有名になり、人気スポットになったようです。

車を停めた駐車スペースのすぐ横に階段があり、降りてみます。

IMG_1511.jpeg

降りたところはこんな感じ。海に向かってトンネルがあり、上部は大きく開けています。この龍宮窟、海沿いの崖に波の侵食でくぼみが出来、その後天井が崩落したことで出来たものとのこと。普通にみると観光スポットですが、ここに吉永小百合さんが立つと、幻想的な風景に一変するわけです(笑) CMプランナーの腕の見せ所ですね。

よくみると右上に手すりが見えますので、この上にも登れるようです。

IMG_1343.jpeg

自然に崩落したとのことですが、壁面は斜行する地層と菱形をした造形が不思議な模様を形成していて、実に興味深いですね。この洞窟ですが、水際は落石の危険があると言うことで、柵が張られ近づくことが出来ないようになっています。

IMG_1513.jpeg

先ほど降りてきた階段を登って、外に戻ります。すると、先ほどは気付きませんでしたが、上に登る階段があるので登ってみることにしました。どうやら先ほど下から見た手すりのところ、つまり洞窟の先の端まで行けるようです。

IMG_1516.jpeg

自然に崩落して出来たものだけあって、地盤は岩というよりも崩れやすい土のよう。海沿いに手すりがつけられていますが、これから徐々に崩落していきそうな感じがあり、少々スリリング。

IMG_1517.jpeg

海を見渡すと先ほどの爪木崎灯台と同様、広い大海原が広がり実に気持ち良い景色。左下の岩場で釣りをしている人がいますが、これはいい釣り場ですね。

IMG_1344.jpeg

しばらく行くと、先ほど下から見上げた手すりのところに着きます。上から下をみると、侵食された穴がハート型に見えるとのことで、これが恋人たちのパワースポットとして人気になるなど観光ネタになってます。どうもこのようなノリについていける年代ではありませんので、自然の神秘として記憶にとどめることにします(笑)
 
IMG_1345.jpeg

そろそろ陽が傾いてきました。この岬の向こう側がこの日の宿がある弓ヶ浜。

IMG_1346.jpeg

ぐるっと回って降りて行こうとすると、サンドスキー場に降りられる分岐があります。ここは田牛(とうじ)サンドスキー場。上からプラスティックのソリで滑り降りて遊ぶことができます。ちょうど家族づれがサンドスキーを楽しんでいました。サンドスキー場には降りずに、車を停めたところまで降りて、龍宮窟観光はオシマイ。

まだ15時はんくらいですが、とりあえず弓ヶ浜まで向かいます。調べてみると、ここ田牛から弓ヶ浜まで山越えの細道があるようなので、怖いもの見たさで行ってみることにします。田牛海水浴場の民宿街は両側のミラーを擦りかねないほどの細道。恐る恐る進むと少し道幅が広がり、先に進むことができました。無事山を超え、5分ほどで弓ヶ浜の入り口の勝手知ったる道に合流。

まだ少し早いので、宿の前を通り過ぎたところで、そういえば弓ヶ浜には温泉施設があったことを思い出して、行ってみることにします。弓ヶ浜に入ってすぐ右にある「みなとの湯」ですが、どうもこの日は営業していなかったよう。ということで、前を素通りして、弓ヶ浜に出てみます。

IMG_1521.jpeg

弓ヶ浜は父が元気だった時に最後に旅行に一緒に行った思い出の場所。夕方港で魚釣りを一緒にした時と同じような空模様が懐かしさを誘います。



さて、もう宿はすぐそこ。いつものように宿の前の細道に入ろうとすると、一台の魚屋さんのトラックが出てきます。この先にある宿は1軒のみですので、我々の夕食用の納品だろうと話しながら、魚屋さんが出た後に細道に入って宿に到着。

IMG_1534.jpeg
南伊豆弓ヶ浜温泉 くつろぎの御宿花さと

ここはもう3度目。玄関前で荷物を下ろして急勾配の上の駐車場に車を停めて、宿に入ると、嫁さんと女将さんが何やら話していますが、先ほどすれ違った魚屋さんの車が動けなくなり、別の車で牽引してもらってようやく出たところだったとのこと。この宿の入り口の道も狭いんですが、勾配も急。立ち往生中だったら、宿に入れないところで、まさに救出終了直後のタイミングで我々が到着したとのこと。しかもこの日は休み明けということでお客さんは我々夫婦のみとのこと。

部屋に案内されて、荷物を片付けて、まずは風呂です。

IMG_1347.jpeg

弓ヶ浜温泉は塩化物泉で、源泉はお隣の下賀茂温泉からパイプで引いているそう。昨年の台風の時の停電の影響がまだ残っていてお湯が少し細っているそうです。ザブザブと掛け湯をして体を沈めるとじわりと暖かい。ぺろっと舐めてみると塩っぱいですね。塩化物泉はあったまるんですね。夕食前なので軽くあったまって上がります。

部屋にもどって冷蔵庫のビールに行こうかと思いましたが、もうすぐ夕食なのでグッと我慢(笑)



のんびりとしている間に18時になり、食事処に向かいます。

IMG_1523.jpeg

いつもは他のお客さんで賑やかな食事処もこの日は貸切なので静か。

IMG_1348.jpeg

献立はいつもどおりのコース。女将さんの手料理で穏やかな味付けで実に美味しいのでこのお料理がこの宿に通う理由です。メインは伊勢海老、アワビ、伊豆牛から一品選ぶのですが、せっかくの海ですので伊勢海老とアワビを選ぶのも前回と同じ。宿に入った時に伊勢海老は刺身、アワビは姿焼きと注文済みです。

IMG_1349.jpeg

テーブルにつくとまずは食前酒の梅酒。写真には写ってませんがもちろんその後生ビールをグビリといきました(笑)

IMG_1350.jpeg

最初は左からカブと生ハムのサンド、まぐろのしぐれ煮、胡麻豆腐百合根のあんかけ。カブと生ハムのサンドはカブのシャキシャキ感、まぐろで旨味を感じさせ、餡掛けでほっとする流れ。どれも穏やかな味付けでいいですね。

IMG_1352.jpeg

お椀はれんこん餅の椀。こちらも柔らかな旨味でほっとする穏やかな味。

IMG_1354.jpeg

続いてお造りが来るので冷酒を注文。地酒の下田美人が切れていたので、静岡は清水の銘酒臥龍梅を注文。ちょうど家にも戴ものの臥龍梅の純米吟醸の一升瓶があり、楽しんでいたところなので、味は保証付き(笑)

IMG_1356.jpeg

そしてお造り。白身の魚は自家製のポン酢でとの案内があり、脂の乗った白身からいくことに。確かにポン酢との相性の方がいいですね。

IMG_1358.jpeg

そうこうしているうちに、メインのアワビが運ばれてきました。まずアワビにお酒を振りかけてから、火にかけます。しばらくで身悶えしてくるんですね。以前はちょっと残酷な気がしていましたが、慣れてくると料理の1プロセスと感じてきます(笑) 

IMG_1359.jpeg

そしてメインのもう一方の伊勢海老ですが、見事な姿造り。まだヒゲと脚が動いてます。ヒゲを触ると抵抗して反発してくるくらい元気。こちらは宿に入る時にすれ違った魚屋さんが納品してきたばかりのもの故元気なんでしょう。もちろん身はプリプリで美味。

IMG_1361.jpeg

伊勢海老を味わっている間にアワビが焼けて、スタッフの方が殻から外してくれました。ナイフを入れると柔らかくてサクサク切れます。アワビのステーキの美味しさはこの宿で教わったようなものなので、今回もアワビを堪能。

IMG_1364.jpeg

こちらは金目鯛と冬野菜のせいろ蒸し。ここで臥龍梅がきれたので前回こちらで教わった伊豆大島の御神火という麦焼酎を発注!

IMG_1365.jpeg

蒸し物は百合根のかぶら蒸し。だんだんお腹が満ちてきたところに優しい味の一皿。焼酎にも合いますな。

IMG_1366.jpeg

ようやくご飯なんですが、金目鯛の土鍋仕立て炊き込みご飯。普通は一口分盛っていただくだけなんですが、ここのご飯は美味しいので土鍋ごと頂いちゃいました。

IMG_1369.jpeg

お味噌汁は先ほどいただいた伊勢海老の刺身の上半身(笑) 出汁がよく出て美味しゅうございました。

IMG_1372.jpeg

最後のデザートは栗のアイスクリーム。いつもながら調和の取れたコースに舌鼓。女将さんの手慣れた技を楽しませてもらいました。

もちろんお腹いっぱい。部屋に戻ると睡魔でうとうと。一休みして、温泉で体を清めてこの日は休みました。



翌朝、目が覚め、外の天気を確認すると幸いこの日も天気が持ちそうです。もちろん、温泉でシャキッとして、荷造りなどをしているうちに朝食の時間です。

IMG_1533 (1)

前夜と同じ食事処に向かうと、窓が開け放たれ朝日が射して実に気持ち良い。朝食も、金目鯛の刺身に金目鯛のアラの味噌汁など豪華。特に金目鯛のアラの味噌汁がいい出汁が出て絶品。アジの干物も流石に伊豆だけあって美味しいんですね。皆ペロリといただいちゃいました。

IMG_1578.jpeg

前回来た時に見つけた食事処の前のレモンの木。先日こちらに倣って、自宅の庭にもレモンの苗を植えたんですね。大きくなるのが楽しみです。

IMG_1537.jpeg

さて、部屋に戻って荷物をまとめて出発です。今回が3回目の南伊豆弓ヶ浜温泉の花さとでしたが、今回も言うことなし。いつもながら美味しい料理を堪能。今回は我々だけの貸切状態でのんびり寛ぐことができました。



宿の前の細道をするすると降りていき、まずは弓ヶ浜に今一度行ってみることにします。

前回来た時に、弓ヶ浜の石廊崎寄りの駐車場に主のような猫がいたんですが、まだいるか見にいこうと言うことに。そう、目的は猫です(笑)

IMG_4631.jpeg

ちなみに、前回来たときのぐうたら猫の写真。今回同じ駐車場に行ってみると、、、

IMG_1539.jpeg

ん、、、猫はいました。しかも2匹で前回のとは違いますね〜。しかし、毛繕いをしたり伸びをしたりとぐうたら度合いは全く一緒。こちらが近寄って行っても我関せず。

IMG_1545.jpeg

仕方なく、車に戻って、トランクを開けて荷物をちょっと積み替えていると、ビニール袋の擦れる音に反応して餌をくれると思ったのか2匹とも近寄ってきました(笑)

IMG_1548.jpeg

そして、こちらにきて、足に体を擦り付けてきます(笑) 薄汚れた猫なのであんまり構いませんでしたが、普段猫は飼ってませんので、猫の行動の意図は不明です。猫の心理状況がわかる方、これはどう言うことかわかったら教えてください!

IMG_1589.jpeg

せっかくなので砂浜に降りてみます。美しく弧を描く弓ヶ浜の砂浜。

IMG_1588.jpeg

陽が昇り暖かくなってきました。この日も天気は良さそうですね。駐車場に戻ると猫は相変わらず毛繕い中(笑) この日の旅に出発です。

天気が良さそうなので、この日は西伊豆側に行ってみようと言うことにしました。すぐ先の石廊崎には昨年も行っていますのでスルーして、その先に進みます。しばらく走ると眺望の良い駐車場がありましたので、車を停めてみます。ここはあいあい岬というところ。

IMG_1549.jpeg

西の方を見ると奥石廊の険しい断崖がそびえています。

IMG_1593.jpeg

南西方向には大根島。以前、島との間の狭いところを石廊崎の遊覧船に乗った時に通った記憶があります。この影にダイビングスポットのヒリゾ浜という砂浜があります。

IMG_1595.jpeg

そして南東の方向を見ると、、、先ほど通ってきた道の横の丘に上がっていく歩道が見えるではありませんか。嫁さんに「登ってみる?」と聞くと「いいわよ」ということで、車で少し戻って登ってみることにしました。

IMG_1551.jpeg
伊豆半島ジオパーク:ユウスゲ公園

車が数台停められるようになっていて、降りてみます。調べてみるとここは「ユウスゲ公園」というところ。ユウスゲ(夕菅)は別名キスゲで。夏に黄色い花を咲かせ、夕方に咲き、翌日午前中に花がしぼむことから名がついたそう。この丘がユウスゲの自生地なのでユウスゲ公園というわけです。ちなみに周りは荒々しい地形なのにここだけなだらかな丘なのは40万年前の火山の噴火に伴うスコリアだからとのこと。そう、前日行った小室山、大室山と同じ構造なんですね。周りは溶岩が侵食されているので岩場なんですね。

歩きやすいように整備された階段を登ると丘の上に出ました。

IMG_1552.jpeg

すると観光スポットらしく、鐘と撮影スポットがあり、この丸い中にカップルで入って撮影するようにスマホ置き台まであります。もちろん嫁さんには決して鐘は鳴らさないよう忠告済み(笑)

IMG_1553.jpeg

先ほどあいあい岬の駐車場で眺めた景色を上から再度眺めます。左手前に大根島が見えます。

IMG_1599.jpeg

先ほどの撮影スポットからなだらかに登ったところにも展望スペースがあります。夏にはここにユウスゲの黄色い花が咲くのでしょう。こちらも前は何度か通ってましたが、登ったのははじめて。登った甲斐がありました。

車に戻って先に進みます。これから西伊豆方面に向かおうとすると、宿の女将さんが河津桜が既に開花していると話していたのを思い出して河津桜を見に行こうということになり、西伊豆と下田方面の分岐がある差田交差点で下田方面に向かうことにします。

しばらくいくと下賀茂温泉です。

IMG_1556 (1)
下賀茂温泉銀の湯会館

すると、大きな日帰り温泉施設があるではありませんか。入り口の周りには湯気が立ち上り、温泉気分を盛り上げます(笑) もちろん入っていくことにして駐車場に車を停めます。前夜泊まった弓ヶ浜の温泉もここ下賀茂温泉から引いているということで、違いを確認する意味もありますね。泉質はナトリウム-カルシウム塩化物温泉。入ってみるとなかなかの広さ。まず内湯に入るとこれが熱めでいい温度。43度くらいでしょうか。そして露天には浴槽が三つもあるではありませんか。循環の浴槽と、変わり湯の浴槽、そして源泉掛け流しの寝湯。それぞれザブンと入って中に戻ると、サウナと水風呂まであります。これはとばかりにサウナに入ろうとすると満席です(笑) 仕方なく内湯と水風呂を3往復。水風呂も冷たくてグー。もちろん整いました(笑)

ここは町民以外は1000円とこの辺にしてはちょっと高めですが、なかなかいい温泉です。

さて、すっきりしたところで、肝心の河津桜をみる目的に戻ります。そう、ここ下賀茂温泉は、御本家河津に負けず劣らずの河津桜の名所なんですね。すぐ近くの道の駅に車を移動させます。

IMG_1601.jpeg
南伊豆町観光協会:道の駅下賀茂温泉湯の花

この道の駅の横を流れる青野川の両岸に河津桜が並び、2月になるとみなみの桜と菜の花祭りが開催されます。今は菜の花が咲き始めています。

IMG_1559.jpeg

川沿いを歩いてみると、桜もちらほら咲き始めていました。まだほんのちらほらですが(笑) 調べてみると今年の祭りは2月10日からとのことでした。

軽く川沿いを歩いた後、直売所に入ってみます。この道の駅には何度かきたことがありますが、直売所に寄るのははじめて。すると地物の野菜や干物を中心にかなりの品揃え。ということで、野菜や水仙の花などを見繕っていると、奥の方に鮮魚もあるではありませんか! しかも好物のメジナが並んでいます!

IMG_1571.jpeg

もちろん、メジナをゲットしたことは言うまでもありません。帰っていっぱいやりながらメジナをつまむイメージが脳内に充満してアドレナリン噴出です(笑)

結構な買い物を済ませて先に進みます。この先は、まっすぐいくと泊まった弓ヶ浜の入り口をへて下田市街です。そろそろお腹が減ってきましたので、お昼をいただくスポットを探します。

IMG_1619.jpeg

前日下田バーガーを食べたお店でいただいたフリーペーパーになかなか美味しそうなお店が並んでいましたが、この日の火曜にランチ営業しているお店が少なく、目指していた外浦の入り口にある中華のお店も行ってみると正月休み中で空いていませんでした。このお店に来るまでにラーメンのイメージが脳内に充満していたので、いつものように食べログで検索して見つけた伊豆急下田駅のすぐ近くのラーメン屋さんに行ってみることにしました。

IMG_1561.jpeg
伊豆下田天然塩ラーメン一品香

ちょっと構えは古びているんですが、食べログ評価は非常に高いので期待して入店。塩ラーメンがおすすめということで、嫁さんは塩ラーメンを注文。

IMG_1560.jpeg

私はネギ・ニラ・ショウガラーメンを注文。ついでに餃子も頼みましたが写真撮り損ないました(笑)

両方とも麺はストレート麺。どちらもスープにじわりと来る旨味があって実に旨い。塩ラーメンのチャーシューはトロトロに柔らか。流石に高評価のお店だけありました。ちなみに帰ってからこの記事を書くために食べログではなくお店のウェブサイトを見てびっくり! なんとこのお店のマスター、私たちのお気に入りの横浜中華街の翠香園で修行したとのこと。あの翠香園の穏やかな旨味がこのラーメンのスープにも受け継がれているんですね。特にネギ・ニラ・ショウガラーメンのあのスープの香り! どおりで旨いわけです。

IMG_1607.jpeg

お腹も満ちて車を停めた稲生沢川沿いのお店の駐車場に戻ると、目の前は寝姿山に向かって登るロープウェイ。このロープウェイも以前母親を連れて登りましたね。

さて、時刻は1時くらい。そろそろ帰りのことを考える時刻です。ここ下田からは中伊豆経由か前日来た東伊豆経由かどちらかです。Google Mapsで検索すると中伊豆経由の方が早く帰れるということで、中伊豆経由で帰ることにして出発。下田の町を抜けて北上すると、すぐに蓮台寺です。むむ、蓮台寺と言えば千人風呂、千人風呂と言えば、玄関にいる主のような鯉。その鯉がまだ元気かどうか見に行こうということで、向かうことにしました。

IMG_1567.jpeg
金谷旅館 -自家源泉掛け流し 千人風呂-

いやー、宿のサイトも進化していますね。この宿のサイト、見るだけで千人風呂に入った気分になれます(笑)

IMG_1565 (1)

こちらも、ずいぶんな回数来ていますので見慣れた玄関。うっすらと中に水槽があるのがわかり一安心。

IMG_1564.jpeg

入り口で入浴料を払い、水槽の前にいくと、元気でした、、、というか以前は結構泳ぎ回っていたんですが静かに佇んでます。だいぶ年老いましたね。

IMG_0538 (1)

ちなみにこちらは2015年の1月の写真です。

ちなみに、千人風呂の方はいつもどおり。先客も10人ほど。ぬるめの大きな浴槽に皆さんのんびりとつかってお湯を楽しんでいらっしゃいました。私は、手前の湯が注ぐところが温度が高いのを知っていますのでそちらでビシッと暖まりました。ここのお風呂は上がってもポカポカが長続きするんですね。何度入っても素晴らしいお湯を楽しめる名湯です。

上がって嫁さんを待つ間にわをひとまわり。

IMG_1568.jpeg

以前は蝋梅が咲いていたんですが、今年は蝋梅は見当たらず。水仙は爪木崎同様いい香りを放っていました。

IMG_1569.jpeg

駐車場に戻ると、裏山でこそこそ音がします。目をやると上から猫が降りてきました(笑) こちらとちょっと距離をとって、とぼとぼと歩いて反対側の竹藪に消えて行きました。いつもながら何を考えているのやら、、、(笑)

さてさて、この辺りで観光はオシマイ。あとは帰るだけです。蓮台寺からはしばらく山の中の細道ですが、途中、伊豆縦貫道の工事をしているところがありましたので、しばらくすると下田まで高速で来られるようになるのでしょう。この山越えが一番道が悪いので、ここがスムーズになればだいぶ交通の便が良くなりますね。山を越えると天城越え。天城トンネルを抜けてしばらくで浄蓮の滝があります。

IMG_1570_20200111130921a2c.jpeg

この旅でまだソフトクリームを食べていなかったので、一休みをかねて浄蓮の滝名物ワサビソフトをゲット(笑) 昔は別のお店で辛さを選べたんですが、今は選べませんね。

あとは帰るだけ。ちなみに、伊豆縦貫道ですが、以前は修禅寺のちょっと南の大平まででしたが、その南の月ヶ瀬まで開通していました。ここまで高速で来れると西伊豆へのアクセスも良くなりますね。早速月ヶ瀬から真新しい道路に入って北上。新東名との合流地点の長泉沼津まで全く渋滞なくスムーズに進み、その先も東名川崎までスイスイ。空いていたので浄蓮の滝から自宅まで休まず2時間ちょっとで帰着できました。空いていれば速いですね。

IMG_1573.jpeg

もちろん帰ってから下賀茂温泉の直売所でゲットしたメジナの鱗とハラワタを落として、、、

IMG_1574.jpeg

ビシッと塩焼きにしてメジナのいい香りを楽しんだのは言うまでもありません。いや〜やはりメジナは旨いです。

お正月明けの伊豆の旅、お馴染みのところも、はじめて訪れたところもそれなりに楽しめました。景色も温泉も食事もお土産も最高。都内からアクセスしやすく手軽に色々楽しめて、伊豆は何度行ってもいいですね。

旅行中に発注したアルバムが順次届いておりますので、次記事から正常化いたします、はい。



にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

プロフィール

Daisy


Author:Daisy

ハイドン(Franz Joseph Haydn)の膨大な録音をコツコツ集めてレビューしております。好きなものはお酒全般(ワイン、日本酒、モルトなど)、美味しいものを食べること、料理、鄙びた温泉めぐり、歌舞伎見物、スポーツクラブで泳ぐこと(美味しいお酒を呑むため!)などなど。私はなぜハイドンにはまったのか?

最新記事
カテゴリ
ハイドンディスコグラフィ
Joseph Haydn Discography
所有盤をジャンル別にリスト化しています。基本的に録音年順とし、録音年不明のものはリスト冒頭に記載。演奏者名はジャケットなどの表記に合わせています。

登録曲数:1,368
登録演奏数:11,793
(2019年12月31日)
タグリスト
クリックするとそのタグに関する記事が表示されます。特定の曲に関する記事の表示ができます。

ヴィヴィアーニバリトン三重奏曲四季ライヴ録音ロンドンピアノソナタXVI:39ピアノソナタXVI:25ピアノソナタXVI:21ピアノソナタXVI:37ベートーヴェンピアノソナタXVI:19ピアノソナタXVI:23先生と生徒古楽器音楽時計曲ピアノ四重奏曲ヴァイオリン協奏曲協奏交響曲オルガン協奏曲XVII1:1ピアノ協奏曲XVIII:4軍隊交響曲70番ヒストリカル交響曲93番交響曲81番ピアノ協奏曲XVIII:11交響曲80番トランペット協奏曲ヴァイオリンとピアノのための協奏曲XVIII:6悲しみモーツァルト交響曲4番ヨハン・クリスチャン・バッハオックスフォード豚の去勢にゃ8人がかりピアノ三重奏曲ピアノソナタXVI:51十字架上のキリストの最後の七つの言葉ラモースカルラッティヘンデルバッハショスタコーヴィチ驚愕シェーンベルク弦楽四重奏曲Op.76ドヴォルザーク交響曲75番チェロ協奏曲ホルン協奏曲時計弦楽四重奏曲Op.50アンダンテと変奏曲XVIII:6弦楽四重奏曲Op.20弦楽四重奏曲Op.64弦楽四重奏曲Op.54天地創造レスピーギヴォルフヨハン・シュトラウスリゲティタリスリヒャルト・シュトラウス交響曲10番ピアノソナタXVI:49迂闊者交響曲54番ネルソンミサトマジーニピアノソナタXVI:52交響曲2番ピアノソナタXVI:46皇帝日の出弦楽四重奏曲Op.71交響曲88番ブルックナーベルリオーズウェーベルンナッセンベンジャミングリゼーメシアンヴァレーズシェルシOp.20弦楽四重奏曲交響曲65番交響曲9番交響曲67番交響曲39番交響曲73番交響曲61番狩りリームピアノソナタXVI:48ピアノソナタXVI:6アンダンテと変奏曲XVII:6ピアノソナタXVI:20交響曲全集リムスキー・コルサコフラヴェルピアノソナタXVI:44ピアノソナタXVI:45第九太鼓連打交響曲99番ボッケリーニシューベルト交響曲5番チャイコフスキーストラヴィンスキーライヴ弦楽四重奏曲Op.2序曲ヴィヴァルディオペラ序曲パイジェッロアリア集ピアノとヴァイオリンのための協奏曲XVIII:6すみだトリフォニーホールピアノソナタXVI:34ブーレーズサントリーホール弦楽四重奏曲Op.74アルミーダチマローザ無人島変わらぬまこと哲学者の魂、またはオルフェオとエウリディーチェ騎士オルランド英語カンツォネッタ集ピアノ協奏曲XVIII:1ピアノ協奏曲XVIII:3ラメンタチオーネアレルヤ交響曲79番交響曲3番チェロ協奏曲1番交響曲19番交響曲58番交響曲27番紀尾井ホールドビュッシーミューザ川崎LPオーボエ協奏曲ヴァイオリンとヴィオラのためのソナタピアノソナタXVI:32ピアノソナタXVI:50ピアノソナタXVI:40ピアノソナタXVI:38ピアノソナタXVI:29スタバト・マーテルマーラー告別交響曲90番交響曲97番奇跡交響曲18番ひばりフルート三重奏曲交響曲102番交響曲86番哲学者ニコライミサ小オルガンミサミサブレヴィス交響曲95番交響曲78番王妃SACD武満徹交響曲21番マリア・テレジアクラヴィコードBlu-ray東京オペラシティ交響曲11番交響曲12番交響曲15番交響曲37番交響曲1番ピアノソナタXVI:12ピアノソナタXVI:14ピアノソナタXVI:8ピアノソナタXVI:42ピアノソナタXVI:2ピアノソナタXVI:5ピアノソナタXVI:1ピアノソナタXVI:4ピアノソナタXVI:3ディヴェルティメント東京芸術劇場交響曲98番ピアノソナタXVI:35ピアノソナタXVI:36ピアノソナタXVI:7ライヒャロッシーニドニぜッティ弦楽三重奏曲東京文化会館フルート協奏曲弦楽四重奏曲Op.17弦楽四重奏曲Op.9剃刀弦楽四重奏曲Op.103弦楽四重奏曲Op.77ピアノソナタXVI:31ファンタジアXVII:4ピアノソナタXVI:26バードアレグリパレストリーナモンテヴェルディ美人奏者ピアノ協奏曲XVIII:7アコーディオンスコットランド歌曲ヴェルナーガスマンピアノソナタXVI:24交響曲51番交響曲46番交響曲35番DVD交響曲47番テレジアミサピアノソナタXVI:28アリエッタと12の変奏XVII:3ラ・ロクスラーヌ帝国ハイドンのセレナードラルゴ五度ラウドン将軍弦楽四重奏曲Op.33弦楽四重奏曲Op.1騎士交響曲17番ピアノソナタXVI:27シベリウス時の移ろい交響曲42番ベルリンフィルホルン信号弦楽四重奏曲Op.55交響曲87番ピアノソナタXVI:10リュートピアノ五重奏曲チェチーリアミサ東京国際フォーラムラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン雌鶏冗談ナクソスのアリアンナピアノ協奏曲XVIII:9ピアノ協奏曲XVIII:5ヴァイオリンソナタ交響曲52番ピアノ協奏曲XVIII:2ロンドン・トリオモテットドイツ国歌オフェトリウムカノンよみうり大手町ホールパッヘルベルアダージョXVII:9受難パリセット交響曲84番ベルク主題と6つの変奏オペラアリアピアノソナタXVI:41スクエアピアノ交響曲57番交響曲68番リラ・オルガニザータ協奏曲交響曲50番交響曲89番偽作CD-Rトビアの帰還ホルン三重奏曲薬剤師オルガン協奏曲交響曲38番火事リベラ・メピアノ協奏曲XVIII:10交響曲77番交響曲34番温泉フルートソナタドイツ舞曲誕生日校長先生ピアノソナタXVI:11ピアノ小品ピアノソナタXVI:47bisカートリッジ雅楽プロコフィエフサン=サーンス交響曲36番リストオーディオバリトン二重奏曲交響曲91番交響曲66番長岡鉄男歌舞伎おすすめ盤ピアノソナタXVI:47読売日響オペラ歌舞伎座スケルツァンド弦楽四重奏曲op.33ザルツブルク音楽祭変奏曲XVII:7ピアノソナタXVI:22天地創造ミサジャズ弦楽四重奏曲Op.42交響曲76番ピアノソナタXVI:43古楽器風東急文化村ノットゥルノヴェーベルン府中の森芸術劇場裏切られた誠実バリトン五重奏曲ハイドン入門者向け歌曲ピアノソナタXVI:G1ウィーンフィル月の世界交響曲72番建築ファリャ交響曲56番マリアテレジア2つのホルンのための協奏曲展覧会弦楽四重奏曲全集シャンゼリゼ劇場皇帝讃歌交響曲24番大オルガンミサ新橋演舞場テ・デウムサルヴェ・レジーナカッサシオン室内楽曲ベトナム料理国立新美術館高音質CD交響曲28番交響曲13番交響曲108番交響曲107番交響曲62番ジプシー・ロンドチェンバロ四重奏曲声楽曲カンタータ戦時のミサ珍盤ザロモンセットN響ハルモニーミサミサ曲全集NHKホールハインリッヒミサピアノソナタ全集ジュピターレコードマーキュリー管弦楽曲室内楽変奏曲XVII:5交響曲41番ギターピアノソナタXVI:33府中ピアノソナタXVI:30カラヤンスウェーリンク書籍交響曲71番アプラウスピアノソナタXVI:13魂の歌仙台ヤナーチェク現代音楽ピアノソナタ

タグリスト
クリックするとそのタグに関する記事が表示されます。特定の曲に関する記事の表示ができます。

月別(表示数指定)
リンク
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カウンター
カレンダー
12 | 2020/01 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
ブログ内検索
Translation(自動翻訳)
アクセスランキング(FC2)
[ジャンルランキング]
音楽
52位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
クラシック
7位
アクセスランキングを見る>>
ブログランキング等
当Blogへお越しの際は、下のバナーをクリックの上お仲間のBlogも是非お楽しみください。
クラシック音楽鑑賞の情報満載。
にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

クラシックの膨大なブログランキング。更新もクイック。
人気ブログランキングへ

大家さんFC2のクラシックブログランキング。

おすすめ(音楽)
当ブログが発掘した超名演盤
ViventeR.jpg
衝撃の爆演(記事1 記事2

PetersenQ.jpg
Op.1の超名演(記事

Destrube.jpg
美音の饗宴(記事

書籍もCDも送料1点から無料。配送クイック


クラシックの独自企画・復刻盤は要注目


クラシックのアルバム・日本語解説が一番充実
HMVジャパン
HMV & BOOKS ONLINEでハイドンのアルバムを検索icon
HMV & BOOKS ONLINEでハイドン関係書籍・楽譜を検索 icon

おすすめ(音楽以外)






twitter
ブログの更新情報などをつぶやいています。
最新コメント
最新トラックバック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ